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★は一般的評価、☆は個人的すぎるプラス評価
  ★★★★★:最高、何度でも見返す価値のある傑作
  ★★★★★:面白い、申し分ないクオリティで魅力を存分に発揮している秀作
  ★★★★:いい感じ、キャスト・脚本・演出・作画のどれかに光るものがある良作
  ★★★:普通、見所があまりない凡作(視聴継続可能な限界)
  ★★:厳しい、正直言って駄作(一般的には)
  ★:これをアニメと呼べるのか

 10月10日 火曜日  
  新番組感想をアップしてみました…が、深夜帯や地方局の萌えアニメやライトノベルアニメを取り除いていったら空っぽでした。原作物が多いのは、原作既読者としての責任感と捉えていただければ幸いです。たまたま見てみたらとんでもなくぶっ飛んだアニメが1本ありましたが、これについては#1が最高傑作っぽいので継続するかは微妙な所です。それよりポケモンが忙しいのですよ。


史上最強の弟子ケンイチ   #1    ★★
  いまどきヘッポコ努力型主人公を関智一が演じるのはどうかなーと思ってたんですが、そんなこと気にならないくらいアレでした。OPの使い回しっぷりとか、ヒロインである風林寺美羽@川上とも子の唐突な好意の寄せ方とか、強いやつに一方的に虐げられるシーンが延々と続くとか、そこはかとなく漂う安っぽさとか…色々辛かったです。“努力で強くなって弱者を守る”というのが本作のテーマなので、虐げられる部分に関しては仕方がないんですけども。まあ、はっきり言ってしまえば美羽さんをどれだけカッコよく、かつエロく描けるかが全てなのでもっともっとサービスして下さい。しかしこういう環境だと関智一のヘッポコ芝居っぷりが映えますね(笑)。


天保異聞 妖奇士   #1    ★★★
  こりゃまた土臭い。キャラデザの濃さもさることながら、主役が藤原啓治ってどういうことだと(笑)。さらに小山力也に三木眞一郎、はては若本規夫と次々出てくる男性声優たちの声を聞いていると、この枠のプロデューサーって男色なんじゃないの?…というデタラメな推測(ホントにでたらめです、勢いで書いただけ)はさておいて。時代や世界観を説明しているものの、#1にしては淡々とし過ぎていたかなあと。一応クライマックスに見せ場があったんですけど、そこに“この時代らしさ”が欠けていたので、まだ何とも言えません。少年少女は付いて来てますか?。


しずくの森のしずくちゃん   #1    ★★★☆☆(笑いの神が降りてきた!)
  うわー凄い。どこからツッコんでいいのかサッパリ解りませんわ。えーと、しずくちゃん@伊藤みやこってのは雨粒の妖精でよろしいんでしょうか?。カミナリがビカビカ鳴りまくる空を舞いながら「カミナリさんたらくすぐったいよー」という冒頭で説明してるつもりなんでしょうけど、シュールすぎて笑いしか取れませんって。その後も「パパ何してるの?」「さあー何してるんだろー」「どこ行くの?」「さあーどこ行くのかなー、いいんじゃないー幸せならー」で、空から落ちる雨粒を説明したいんでしょうけど、こっちもシュールすぎて笑いしか取れませんって。しかもそんな適当なやり取りの後に「よーし大冒険の始まりだ!」って(笑)、面白いのは良いんですけど何の説明にもなってませんよ。

  そんなこんなで始まった大冒険。地上に落ちるや否や化粧水の妖精うるおいちゃん@柚木涼香から激しく求愛されて、「言い伝えを信じてたの!」byうるおいちゃん「僕がここに来ることを知ってたの?」byしずくちゃんという、まるで噛み合ってないやり取りがもう面白くて面白くて。っつーか化粧水の妖精と雨粒の妖精で、見た目が全く変わらないのは問題だと思いますよ?。あと、カタツムリが殻を変えるのはどうかと思いますよ。

  たまたま行った町でしずくちゃんパパ&しずくちゃんママとたまたま出会い、結局一緒に住むことになり、「この森の自然を守るお仕事をするんだ」とパパは言うのですが。しずくちゃんの「どうやって?」という率直な質問に対し、「さあ、どうやるのかなあ。君達知ってる?」とか言いやがるパパが、「いいじゃない幸せならー」とか言いやがるパパが、もう面白すぎて頭がおかしくなりそうです。天真爛漫(というかおバカ)なしずくちゃんをフォローするのがパパの役目だろ!、アンタがそれじゃこの番組無法地帯じゃねえかよ!。あー面白い。

  で、後半。えええ!あれだけツッコんだのにまだ半分なんですか!?。ええその通り、後半も初っ端からぶっ飛ばしてますよ!。雨粒のくせにルームランナーでシェイプアップするしずくちゃんママ、そして期待の星しずくちゃんパパは「ぼちぼち勉強でも始めるかな、大切な自然を守るのが僕たちの役目だからね」と意気込んだと思ったら、「…と思ったけど、ま、いっか」とか言って辞めちゃいましたよ。おい!アンタどうせ出番ないんだから、カッコだけでも勉強したままにしておけよ!。てなわけで後半もツッコミ不在のまま物語が展開してしまいました。なーんだこりゃ。

  以下は僕の妄想なので読まないで下さい。企業のイメージアップやキャラクター商売をするつもりなんでしょうけど、こういう番組を作るときはもう少し真剣に視聴者のことを考えた方がいいと思います。自然と笑顔と綺麗ごとで誤魔化せると思ったら大間違い、僕みたいな駄目人間が腹抱えて大笑いしているという事実を受け止めて欲しいです(笑)。つむりん@矢部雅史の「仲良くねーよ」「それで良いのかよ」というツッコミが、全てスタッフの本音に聞こえてしまいますよ?。


コードギアス 反逆のルルーシュ   #1    ★★★☆☆(笑いの神が降りてきた!)
  #1開始数秒からのナレーションに一気に暗鬱とした気持ちになりました。が、ナレーションが語った世界観は僕の想像もつかないぶっ飛んだもので、これはむしろアリなんじゃないかと(笑)。世界唯一の超大国ブリタニアってのは明らかにイギリス+アメリカで、そのブリタニアが日本(これは本物らしい)に宣戦布告した…ってのはまだ解ります。日本がブリタニアになり11という番号で管理されるのも、設定なので別に構いません。でもブリタニアが日本を侵略したその理由が「日本の地下資源」って、ちゃんとあとで説明が入るんですよね?。

  しかしまあ“反逆”と銘打つだけあって、反逆心を煽る要素が満載ですな。ブリタニアのトップが“テロへの戦い”を喧伝し、ブリタニアと11(日本)の間に階級があり、日の丸が舞う中で敗戦を悔やみ、日本万歳と自爆する。これだけでも腹抱えるくらい面白いんですけど、緊急事態だからってブリタニアの方々が11の人々を殺す殺す。この辺の思想表現が猛烈に冗長なんですけど、まさか話の中身までぶっ飛んでるとは思いませんでした。ロボットに乗り込むのかと思ったらそうでもないし、#1のラスト(相手を倒す方法)は無茶苦茶だし、挙句の果てに皇帝@若本規夫って何だそりゃ(笑)。このまま突っ走るならある意味伝説です、全力でやっちゃって下さい!。

  ちなみに。こう言うとファンの方々から殺されるかもしれませんが、僕はCLAMPが絡む番組のストーリーをあんまり信用していません。ここでいうストーリーは“設定や展開に筋が通っている”という意味であり、キャラクターを活かすための世界観作りや、キャラクターの魅力を描写するためのストーリーについては素晴らしいと思っていますので、どうか勘弁してください。なのでなるべく主人公ルルーシュ@福山潤の魅力を引き出して欲しいなーと。福山くんには是非こういう環境でのびのびとぶっ壊れて欲しいですね。あと…できれば新井里美にも面白い役を与えてください、それが目的で視聴してみたんですから(笑)。しかしまさかこんな凄い番組だとはなー。

  あ、番組は全般的にクオリティが高くて眼福でございました。特に有り余るパワーを生かしたロボット描写なんか、これからもっと凄くなりそうでワクワクします。


ポケットモンスター ダイヤモンド&パール   #4    ★★★★
  ヒカリ@豊口めぐみ&ポッチャマの初バトル。相手はポケモン吟遊詩人(何だそれ)のナオシ@中井和哉のスボミーで、ヒカリにバトルのイロハを教えようとするお話。ヒカリが初心者なので必然的にサトシ@松本梨香が上級者という位置づけになり、「みずタイプのポッチャマはくさタイプのスボミーに不利」とか言ってました、愛情と根性だけで戦うくせに(笑)。それを除けば、タイプの相性や、“にほんばれ”による迅速な“ソーラービーム”の発射、そしてポケモンの進化など、ホントにイロハを教えてました。そういえばアニメで天候を使ったのっていつ以来だろ、絵的に難しいから使わないと思ってたのになー。

  さらにイロハはバトルに留まらず、全国のポケモンセンターにいるジョーイさん@山口由里子は全て親戚だとか、タケシ@うえだゆうじのラブコール病とか…はまあいいとして(笑)。冒険の目的であるホウエンリーグとグランドフェスティバルについて、サトシとヒカリを対立させて良い所を洗い出すという、お手本のような構成でした。やっぱりこの辺は手堅いですね。


武装錬金   #1    ★★★★
  キャラや世界観を説明しつつ、クライマックスには見せ場を用意して、主人公の主人公たる姿勢までしっかり描写して。#1として十分な出来だったと思います。何で今頃アニメ化したのかは解りませんが、綺麗に決着させるための絶好の機会として期待させていただきます。何つっても武藤カズキ@福山潤の馬鹿っぷりが大好きなので、是非ガンガン突っ走って欲しいのです。武藤まひろ@平野綾については別にいいです(笑)、妙に手厚く描かれてましたけど。1つ文句をつけるとすれば、津村斗貴子@柚木涼香のバルキリースカートが絵的に地味だったことでしょうか。立ったままはなしですよ、スカートがひらめかないじゃないですか!。


DEATH NOTE   #1    ★★★★★
  日本テレビ火曜深夜の名に恥じない素晴らしいクオリティでした。どれくらいかというと、ノートに字を書く動きに躍動感をつけまくるぐらい(笑)、それくらいパワーが有り余ってました。原作既読者以外にもアピールできるよう、漫画よりもリアルでシビアな雰囲気にしているのも好感触。題材が題材だけに、中途半端にするよりは徹底的にシビアにするべきだと思います。夜神月(ライト)@宮野真守についても、最初の殿(ホスト部)っぽい雰囲気から段々とイカれていく様がしっかり表現されてました。あとは次回がどうなるか、ですよね。ここさえクリアできれば最後まで一気にいけるかも。


D-Grayman   #1    ★★★★
  画面が暗いわ話が辛気臭いわ人が死にまくるわ、気が滅入るような#1でしたが…キャラ紹介や戦うべき相手の存在など、必要な要素は描けていたと思います。とにかく甘さを見せないシビアな世界観が原作の魅力の1つなので、変に媚びることなくこのまま頑張って欲しいです。アレン・ウォーカー@小林早苗、千年伯爵@滝口順平とメインキャストのキャスティングはバッチリですし、モア・ヘッセ@雪野五月も頑張ってました。名言「なによこれ」もしっかり溜めてましたし(笑)。彼女が#1にしか出てこないって…やっぱり問題ですよねえ。

  ただし。僕は制作会社のトムス・エンタティンメントをあんまり信じていません。確かに無難にこなしてましたけど、#1は描くべき内容が決まっているし制作側のリソースも十分なので、評価の対象にはならないと思います。むしろ独特な世界観を持つ原作を、無難に仕上げてしまったことが心配でなりません。そういう意味ではキャストがしっかりしているのは好材料なので、最悪の場合はキャラ+声優だけでも手厚くお願いします。



  10月9日 月曜日  
  "ポケットモンスター パール"のメインシナリオをクリアしました。諸般の事情により、レベル50以下でのクリアを目論んでいたんですが…クリア後に無意味であることが判明しました!。“じゅうでん”や“のろい”や“どろかけ”を駆使して何とか勝利した僕の時間を返せ!、という密かなアドバイスはさておいて。今回の目玉であるWi-Fiによるポケモン交換、はっきり言って凄いです。交換でしか入手できない最初の3匹(うち1匹だけもらえる)を運よく全種ゲットできました。まあ交渉というものを理解していないお子様が多い&通信エラーも多いので、早々上手くはいきませんけども。

  で、シンオウ図鑑も埋まりました。これから前作のポケモンを移行して育ててバトルして…の無間地獄に入ります。ちなみにともだちコードは"0730-9378-7471"なので、お暇な方は登録してやってください。で、新番組も何とか見てるんですけど、ケンイチを見る時間がなくて感想がアップできませんでした。明日には何とか…GBAからメタモンを連れてくるぞ!(駄目だこりゃ)。





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