背景画 NO.26  掲載 2003. 1.26〜
『ななか6/17』 より 嵐山 五月


2002年末から2003年始にかけて、身体的精神的にもかなり追いこまれ、
その最中で灰羽連盟にいたく感銘をうけ、さらに色んな意味で追いこまれ(笑)、
主人公ラッカをTOP絵に、と何度も描き続けたものの全く上手く描けず、
さらに年賀状も描けぬまま新年を過ごす、という状態が続いてましたが…
ここでTOP絵を更新する事と相成りました。まだ忙しいんですけど(笑)

「だぁ!だぁ!だぁ!」で少女漫画とコメディを見事に融合させ、
「パラッパラッパー」では新感覚デタラメコメディをぶちあげた、
飄々とウクレレをかき鳴らすメンドク星人こと桜井弘明監督。
電波コメディ時々ハートフルな作風ですっかりお気に入りになりまして。
2003年1月スタートの「ななか6/17」も勿論楽しませてもらってます。

そんなわけで「ななか6/17」から嵐山道場の木刀少女、嵐山五月です。
不良になってしまいふぬけた兄を嵐山道場の跡継に相応しい男子にすべく、
自ら木刀を振り回し兄の性根を叩き直し続ける、実に健気な大和撫子。
(偶然)木刀を受けとめたななか6才をおねえさまと慕う思い込みの強さ、
凛とした立居振る舞いに強気な言動がかなり素敵。名塚圭織万歳な風情。
黒や灰色を軸にして落ち付いた雰囲気でまとめたデザインも秀逸です。

シンプルなので描くに当たってはさほど困らなかったんですけど、
普段より絶対的に描く量が少なかったので…微妙な違和感は御勘弁を。
もう少し顔に丸みが欲しい、絵に動きが欲しい、とかは言わない約束。
横向きに相手と正対する、という状態を描きたかったんですけど…
構え途中に横を向いてるように見えてしまうのは僕の力量不足です。
肩や腕そして足の描き方がまだまだなってません。精進せねば。

とはいえ。個人的にはまあまあ描けたと思うので満足してます。
しばらくTOP絵を飾ってもらいまする。




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