ま行

マイア・スアル・オンタネラ まいあ・すある・おんたねら 人名

伝説の兵法者トゥバン・サノオを従者に、カガクを求めて大魔道師イルアンジャを探す西方の小国オンタナの王族の娘。名言はされていないがおそらく王の娘…王女だと思われる。

自らの国オンタナを西方の大国ロナルディアによって攻め落とされ、王宮魔道師ベリアナスと共に落ち延びた所に、変を聞いて駆けつけたトゥバン・サノオと行動を共にする。彼女はオンタナ復興のために大いなる力であるカガクを求め、大魔道師イルアンジャを探していたのだった。

金色の髪に強気な態度…マイアはその悲劇的な身の上からか、カガクへの執着心が非常に強い。常に気持ちを張り詰めており、祖国の為に自らの身をいとわないその姿には悲壮感すら漂う。

ヴェダイも「べっぴん」と評していたように、この作品の紅一点。その張り詰めた気持ちはキオカの葉によって戒められ、自らの思いを吐露するに至るのだが…どうもファンは彼女が姫である事を知っていたようで、「身体で払う」という条件は彼女の立場を使わせてもらう…そういう意味だと思われる。もしカガクを手に入れたらオンタナの為に単身ロナルディアと戦うのだろうか?

魔人衆 まじんしゅう 一般

闇の魔人衆、詳しくはイベルグエン参照。

魔道 まどう 一般

魔道師の持つ力。オンタナの魔道師ベリアナスの言葉から推察すると、おそらく魔道はカガクの業では無いかと思われる。(詳しくはカガク参照)

魔道師 まどうし 一般

トゥバンがオンタナの魔道師ベリアナスに聞いた話では、本来魔道師は医をつかさどり卜占を生業とする者だが…その本質は古の技の番人であったという。そして、カガクの尻尾が魔道師の力だとも…しかし実際は超常現象の力を見せる者はイカサマか、それが出来たからなんだ、というものがほとんど。

魔道の力(詳しくはカガク参照)を操る魔道師のうち幾らかは、今の時代でいう所の科学者のような存在だと思われる。一握りの魔道師が何らかの不思議な力を持っているというのもあながち嘘では無いようだ。

一般的には千年生きたとされる伝説の大魔道師イルアンジャと魔道師アナハラムがその筆頭。

剣と魔法…使い古された設定だが、今作品では少々魔道師の存在が普通のそれとは違っている。魔道師は…人を焼き地を裂き雷を走らせ…人を蘇生し一瞬で違う場所へ飛ぶ…このような力を持っているのだろうか?

マヤノ まやの 人名

東方辺境の小国ウォルハン国の長老。前ロンが死んでからは長老衆を率い、ロン派とウズキ派の中立を保っていたが、カザル・シェイ・ロンの胸のアザに興武王の再来を確信、ロンのために尽力する。

ミズンスパンカー みずんすぱんかー 船舶

おそらく影船のような縦帆船の帆だと思われる、詳しくはまた今度。

ミッツォ みっつぉ 人名

カロの港、若きオリカを頭とする口入れ屋クルボア一家の一員。イナガ一家と市場でもめてしまい争う事になってしまう。

メインスパンカー めいんすぱんかー 船舶

おそらく影船のような縦帆船の帆だと思われる。

メルダーザ めるだーざ 人名

魔道師アナハラムの娘。彼女はアナハラムがグリハラを去る際、まだ幼かったためグリハラに残された。このメルダーザの護衛役だったイベルグエンの下人、カストとルグスがグリハラの支配に邪魔な彼女を遠ざけていたため、彼女は自由な行動を取れなかったという。

自分を遠ざけたカストとルグスの死、帰ってこないアナハラム…そして彼女は聖地エル・グリハラへの案内人として、ファン・ガンマ・ビゼンと行動を共にすることになる。

歳はおそらく10代後半。

カガクに1番近い位置にいると思われる魔道師アナハラム…その実の娘メルダーザ。アナハラムやイベルグエンと再会した時、彼らは一体どのような態度を示すのだろうか?しかし10代後半の娘って…アナハラムは一体幾つなんでしょうか?

森守 もりもり 一般

基本的な語句の意味としては「森を守るもの」という意味だが、この物語ではテラトーの森守をさす。詳しくはテラトーの森守または土武者参照。

モンジュの扉 もんじゅのとびら 一般

聖地エル・グリハラでイルアンジャと呼ばれていた老人が土武者を前に口走った言葉。「これ(土武者)があればイルアンジャの…モンジュの扉を壊す事が出来るのだからな!」

結構重要な単語だと思う。もう少し時が経てば明らかになるはず…

 

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