第10話 「カスミ、ヘナヘナ祭へ行く」
カスミンハイライト
第10話感想 |
最初から最後まで、不思議な踊りを不思議なテンションで踊り続ける不思議な番組。かなりの勢いで脱力…でしたが、本当にヘナモン〜な感じが僕的には嫌いじゃなかったり。第7話の親子話、第8話のヘナモン界話、第9話の色恋(?)話、第10話こと今回はヘナヘナな話。毎回色んな魅力があって嗚呼よろしきことかな。 何だか突然キャラが変わってしまった仙左右衛門さん。何かと思ったら「7年に一度のヘナヘナ祭」だそうな。そりゃあもうおいしい名物にとんでもない行事とくれば、仙左右衛門さんが指折り数えて踊りを練習するのも当然かと。ただ行っていない割には設定が細かかった…ナス寿司ってのが絵的に微妙にリアルで。 キャラが変わってしまったのは仙左右衛門さん…だけかと思えば、仙太郎さんも元気に踊ってました。ただあの神輿はいいのか悪いのか、浅草寺の境内でピカソの彫刻を掲げているようなものでは…?ちなみに仙左右衛門さんの次に気合が入っていたのは蘭子さん、やっぱり似た者親子ってことですね(笑) 今回のひとつの見所は浴衣姿のカスミンですが…第10話が放送された今日は2001年12月15日。「再放送のことを考えて、あまり季節感のある話は出来ない」とはいっても…どうなんでしょう?ただ人間界とヘナモン界では季節そのものに対する感覚が全く違う、といえばそうなのかもしれません。 やっぱり優しいカスミン、政府調査の“老人が夢見る素敵な孫ランキング”ダントツトップはほぼ間違い無いでしょう。色々酷い事を言った自分を気にかけてくれて、一緒にご飯を食べてお話という名の愚痴を嫌々ながらも聞いてくれる…親子で見る番組は数あれど、老人が孫と見る番組ってのは中々斬新な切り口です。そこまで考えているかは疑問ですが(笑) 「カスミ、メールを送る」の時も最後はメール送らなかったんですけど、「カスミ、ヘナヘナ祭へ行く」と銘打った今回も結局祭には行きませんでした。あまりタイトルは信用しない方がいいってことでしょうか、次回の「シカオ、ハワイへ行く」とか… |