第14話 「龍ちゃん、いばる」
カスミンハイライト
第14話感想 |
両親の都合で霞家に泊まることになったヘナモン園児、必死に園児達の面倒を見るカスミン、いつもの様に相手をしてくれないカスミンにやきもちを焼く龍之介。前回の霞:霧のシリアスな話から一転、ヘナモン幼稚園の園児達が登場する賑やかな第14話。大筋としては地味であっても実際に見ると面白い、今回のような話はやっぱりセンスの成せる技だと思います。 確かにわがままな上に威張りんぼな龍之介にも非はあるんですけど、そもそも龍之介が置かれた立場はかなり厳しいわけで。幼い頃から「将来の為に見聞を広める」という名目で両親から離れて暮らしている龍之介にとっては、ソケット(遂に名前判明)ちゃんの弱さが気に食わないのもある意味仕方が無いかな、と。しかしソケットちゃんが大泣きした時に出すカミナリ、あのカスミンでさえ気絶してしまう程とは…くわばらくわばら。 普段弱い面を見せないカスミンとしては、今回の様にほんの少しでも弱さが見えるというのはある意味貴重でもあります。それにしても頬を赤らめたり、母親の様に優しく龍ちゃんをうしろから抱きしめたり…今回のカスミンはかなりの勢いで激萌え。作画レベルが高かったのでいつもより余計に。いやホントに。ここで書いていて少々狼狽するくらい(笑) 何だかんだ言ってカスミンを心配する霞家の皆様。仙左右衛門さんは相変わらずですが、蘭子さんが積極的にそれと判る気遣いをするとは驚きです。ここまでカスミンに気を使って挙げられるのなら、どうして蘭子さんは離婚したんでしょうか…(笑)まあ、そもそも恋愛結婚だったのかどうかも明らかにされていないので、完全に蘭子さんが悪い訳では無いとは思いますが。 園児達が暴れ回って被害を受ける仙太郎さん。来週はマサエ先生に呼ばれて小学校で美術の授業をするわけですし、彼にスポットライトが当たるのはタイミング的にピッタリかと。とはいえ暴れ回る園児が明確な破壊活動(笑)を行なう上で、「オブジェが壊れる」というインパクト&「怒るのはカスミン」という役回りを考えると、やっぱり仙太郎さんに白羽の矢が立ちますね。 |