第25話 「カスミ、扉を閉める」


カスミンハイライト

 


第25話感想
霧の者に奪われてしまった“開くもの”鍵。そしてついに開いてはいけない扉が開かれる。扉の奥底に封じられていた“世にも恐ろしいあやかし”とは?そしてそれがもたらす災いとは…?カスミと霧彦はそれを止めることが出来るのか?と、いうことで第25話は鍵を巡る戦い第1ステージのクライマックス。ヘナモン世界の一大事だけあって、今回はいつにも増して不思議な雰囲気満載です。

何といっても今回は“世にも恐ろしいあやかし”こと三つ編み様に尽きます。一見すると非常にやる気の無い姿なんですが、見開いた緑の目は不気味さ満点。ほんのわずかな時間とはいえ、これだけで大体どんな存在か判るんですから…動物の姿というのは便利なものです。富永み〜な氏の落ち着いた演技もあいまって、不思議な存在感と威圧感に溢れたいい感じのキャラクターに仕上がってます。

さて。結局この騒動を解決したのはカスミなんですが…“開くもの”鍵は役目を終えたと思えばその形を変化させ、「また会えるような気がするよ」とは三つ編み様。考えてみれば霧:霞の大きな戦いにも発展せず、龍王様も出てきていません。カスミが鍵を持つ者として、ヘナモン:人間そして霧:霞の間に立つ存在であることには変わりが無いようです。さてさて、これから先一体どんな騒動が起こるやら。次の事件を待つことにしましょう。

カスミン的な見所は「こんじょだ、こんじょ!」でしょう。これまでも番組で繰り返し使われてきた言葉ですが、龍ちゃんと一緒に言うだけでここまで新鮮になるとは。しかし相変わらず龍ちゃんとのコンビネーションは抜群です(笑)しかし龍ちゃんって一応次期王位継承者なんですよね…(意味深)あとは髪を結う所とか、ラストでウットリしている所でしょうか。相変わらず頑張ってますね、カスミンは。

何気に凄い龍之介。やはり伊達に龍王の息子では無い、ってことでしょうか。元々龍王様は三つ編み様とも因縁浅からぬようですし…ヘナモン世界と人間世界を巻き込むような、スケールの大きい話も見てみたい所です。その辺で帽子男も絡んでくるでしょうし、っていうかさすがに今回のような扱いは可哀想。それなりに謎めいたキャラなだけに。

細かいポイントといえばシカオくんとユリちゃんでしょうか。シカオくんはシカオくんで中々素敵なヘナモン道士ぶりですが、やっぱりあれを見るとユリちゃんの夢・希望って…ねぇ。どうなんでしょう(笑)

 

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