HONDA today Ri−Z

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開発コンセプトは
「マンマキシマム・マシンミニマム」。

軽自動車としては当時異様にロー&ワイドのフォルムで、
愛敬のある丸目2灯がチャームポイントだった初代today。
某TVアニメ
でも有名になりましたよね。

当時、軽自動車は一種のパワー競争時代へと向かいつつありました。
スポーティな軽自動車が多種出現したこの時期、
ホンダが出した答えの一つが、この3気筒PGM−FI仕様。


550時代、世間はターボ全盛。その中で、
なぜかホンダはNAエンジンにこだわった。
その根幹にあるのは、ターボ禁止となった
F1にあると思う。

ターボを禁じられたホンダは、NAエンジンの
性能向上に力を傾け、小さな車体に押し込める
SOHCにして4バルブの3気筒を開発。

高回転型のエンジンは小気味よく、
「それいけ!」っと走る元気なクルマでした。

ターボエンジンに比べ、やはり44psは
見劣りがしましたが、扱いやすく、バイクみたいに
回る、ホンダ独特のメカ音が楽しいやつでした。

免許を取って、最初に乗ったのがこれでしたが、
7年も一緒に走りました。



実は、このクルマは中古で手に入れたのですが、
あとでスゴイ事が発覚。
この子はかなり大きい事故の経験があって、フロアが歪んでいて、それに気が付かなかった中古車屋が無事故と思って売っていたんです(爆)。

え?ダマされたんじゃないかって?
や、実は、この中古車屋、のちに「メーター巻き戻し」で摘発(ヲ)されるんですが、そのとき、さすがに気になったんで 僕自身も警察へ行き、押収資料の中から僕のJWの資料を拾い出してもらったんですよ。

で、見たところ、このクルマは仕入れの際、オークションで落札されてるんですが、その資料にも事故修復歴が無いんです。

つまり、仕入れた中古車屋自体、これが事故車とは思ってなかったんです(笑)。


考えてみると、結構マヌケな店ですよね^^;。


まぁ、そんなこんなで、元々フレームに無理がかかっていたので、7年も走ってたら、ちょっとしたGだけでもキシむようになってきまして。


お気に入りではありましたが、より上のクラスに行きたくなっていたこともあり、手放すことにしたのが3年前でした。

今は、もう解体屋にもいないかもしれない…。

楽しかったなぁ。

ホントなら、買った車みんな手放したくないんですよね。
でも、それさえ許されない日本。

狭いよなぁ。


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