やっぱブーストでしょ?
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コラードG60はその名の通り、「G60」なる過給器が装備
されてます。よーするにスーパーチャージャーなわけですな。

車の特性上、やはりブースト圧は常にチェックしていたいもの。

ブースト計はぜひとも装備したい。

しかし…である。

世間には過給式エンジンは山のよーにあります。
んが、世間ではターボチャージャーが一般的。

同じように、多く市販されているブースト計も、ターボ向けで
作られていて、文字盤表記は「TURBO」が当たり前。
さらに言えば、ブースト圧も1.5barくらいは普通になってしまった
この時代に、G60の標準最大0.7barの過給圧ではゲージが
いかにも物足りない。


うぐぅ。これはカナシイ。

ターボ車でないからにはターボメーターなんてつけたくない!
やっぱブーストっしょ!

かくして、ブースト計探索の旅は始まるのであります(笑)。



まずはなんといっても、表示が「BOOST」になってるメーターを探します。

VWではお馴染みの「VDO」。これは…っ高い(涙)。

希望小売価格15,000円。さらに言えば最近の品は1.5bar表記なんで
使うのがちょっとカナシイ。だってコラだとゲージの半分も使えないんですぜ。
右往左往探し回り、一時はGreddy(TRUST)の1.5barの「BOOST」表記のメーターを使いましたが、はやり表示単位が大きくて悲しかったですね。

盤面は地味なVW車に合わせた感じでよかったんですけどね。
写真は小さいですが、メーターの配置の一例として参考になればと思って載せました。

このメーター、最大ブーストでも11時くらいまでしかゲージが上がらなくてねー。ちとショボイ気分でした。 精度はさすがって感じでしたけどね。


メーターの配置はお好みがあるのでつける人に任せるとして。

配管の付ける位置を掲載します。

写真ではタワーバーがかぶってるのでちと見にくいですが、サージタンクと負圧チェックバルブの間をつないでるパイプを取り外し、間に計測用のパイプをはさむためのTまたはYジョイントをつなぎます。メーターへ行くパイプにサージング防止のオリフィスを向けます。オリフィスがないとメーターの針がプルプルします(笑)。

ということで図解。

便宜上、ミョーにカラフル(笑)に表示してます。実際にはお好みのシリコンホースなりをお使い下さいな。ちなみにウチの実車は黒一色よ^^;

■赤:サージタンク
■青:チェックバルブ
■緑:計測用ホース
計測用ホースはISVなんかといっしょにタイラップして、この先ブレーキユニットのあるバルクヘッドのサービスホールからキャビンへ引きこみます。


現在のウチの車両のインパネ。

メーターは偶然発見した古いHKS製。ロゴが旧タイプのもので、1.0bar表示。昔のスカイラインジャパン時代のターボ用のようです。表記は今となっては珍しい「COMPOUND METER」。

ゼロインが真上で、バキュームとブーストのゲージが左右に振れて同じ角度になってるのがポイントですね。

文字盤のデザインも地味めで少し古いセンスのVW車には似合うようです。

配置はよく見るメーターのため、インパネのメータークラスターへ収めました。メーター照明はシガライターの照明から引き出しています。

 

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