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仲良し三人プリマの響艶
〜白いうた 青いうた〜


合唱界のかかせないレパートリーで世代を問わず愛唱されている、新実徳英作曲・谷川雁作詩の歌曲集『白いうた 青いうた』。器楽演奏のCDも数多くリリースされ、フィギュアスケートのサラ・マイヤーが演技で使用したのを機に、一躍世界に広まった曲もあります。

このたび、大学時代の同級生三人による『白いうた 青いうた』のCD化が実現したのを記念して、同CDに収録されたソロあり、デュオあり、トリオありと多彩な音楽性に富んだ作品の数々でつづるメインコーナーと、三人三様の得意分野レパートリーの競演コーナーからなるコンサートを企画しました。楽しいおしゃべりと、3つの個性溢れる歌唱によるステージをお届けいたします。詳しい資料を郵送ご希望の方はお電話にてご請求下さい。




パッケージ概要


構成・・・


出演・・・




演奏曲目・・・








日程、料金・・・



1ステージ=40分×2部構成


鮫島有美子(ソプラノ) 三縄みどり(ソプラノ)

青山恵子(メゾソプラノ) 秦はるひ(ピアノ)


【第一部 三人プリマ歌曲の競演】

      この道 カロ・ミオ・ベン 菩提樹 ほか

【第二部 歌曲集『白いうた青いうた』より】

      しらかば ちいさな法螺 青い花 ぼくは雲雀 ほか
                 (やむを得ず曲目が変更になる場合がございます)

お問合せ下さい


制作/お問合せ/資料ご請求先
TEL 03-5771-2371 青山音楽事務所  担当:町田





出演者略歴・・・


鮫島有美子(さめじまゆみこ/ソプラノ)
東京芸術大学声楽科、および同大学院修了。安宅賞受賞。1975年、二期会オペラ「オテロ」のデズデーモナで主役デビュー。その後ドイツ政府奨学生としてベルリン音楽大学に留学。名ソプラノ、エリザベート・グリュンマーに学ぶ。同在学中より、ドイツ国内やヨーロッパ各地で様々な演奏活動を始め、1982年よりドイツ、ウルム歌劇場の専属歌手として種々の大役を演じてきた。1985年、「日本のうた」でレコードデビューを果たし、一躍脚光を浴びる。ドイツをはじめ各ヨーロッパ諸国、中南米、そして日本でも、オペラやリサイタル、全国にわたるコンサートのツアー、テレビ、ラジオなど精力的にその活動の場を広げている。1992年には、日本の代表的なオペラ「夕鶴」のつうを初めて演じ、絶賛を受けて再演を重ねた。1998年にはモスクワ公演に参加。1993年、NHKホール20周年記念公演「漂泊者のアリア」の砂原美智子役に抜擢され、沢田研二、風吹ジュンらと共演。1995年シェイクスピア作「オセロー」のデズデモーナ役で平幹二郎、村井国夫らと共演、クラシックの歌い手としてまれな試みに挑んで大役を果たした。新国立劇場においては、1999年に創作オペラ「罪と罰」のヒロインのソーニャ、2000年にオペラ「夕鶴」の新演出でつうを演じている。2005年、演劇界の鬼才、栗山民也によってオーケストラピットを使用しない新たな形態で作られたオペラ「夕鶴」においては、ひときわシンプルな舞台の中で見事に演じ切ったつうに、今までにも増して高い評価を得た。2008年1、2月には好評につき「夕鶴」再演。1990年、日本ゴールドディスク大賞、1991年度、大阪ザ・シンフォニーホール・クリスタル賞受賞。コロムビアミュージックエンタテインメントより、数々のCDアルバムがリリースされている。著書「歌の翼に」(音楽之友社)、「プラタナスの木蔭で」(時事通信社)、訳書「伴奏の芸術」(ムジカノーヴァ)。二期会会員。洗足学園音楽大学客員教授。名古屋芸術大学客員教授。

三縄みどり(みなわみどり/ソプラノ)
熊本市出身。東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了。1988年よりイタリアへ短期留学を重ねる。「ラ・ボエーム」ミミ、ムゼッタ、「フィガロの結婚」伯爵夫人、スザンナ、「カルメン」ミカエラ、「神々の黄昏」ヴォークリンデ、「椿姫」ヴィオレッタ、「トスカ」トスカ、「ドン・ジョヴァンニ」エルヴィーラ、「魔笛」パミーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ等、数多くのオペラに主演。「欲望という名の電車」日本初演ではステラを歌い好評を得る。またオペラコンサートでは「妖精」アーダ、「恋愛禁令」イザベッラ、「ファルスタッフ」アリーチェ等を歌い高い評価を受ける。ホルストシュタイン、ハインツホリガー、フルネ、コミッショナー、エッシェンバッハ、秋山和慶、若杉弘、高関健、井上道義など、内外の著名な指揮者のもと、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団他、各地のオーケストラと共演。ベートーヴェン「第九交響曲」、マーラー「一千人の交響曲」「交響曲第二番」「交響曲第四番」、ハイドン「四季」「天地創造」、ブルックナー「ミサ曲第三番」、バッハ「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ」、モーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」他、数多くのオラトリオ、ミサ曲のソプラノソリストとして活躍している。また現代曲にも意欲的に取り組み、ブリテン「イルミナシオン」、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」「弦楽四重奏曲第二番」等も上演する。テレビやFMにも出演。歌曲のリサイタルも各地で開く等、幅広く活躍している。1998年にCD「悲歌」(猪本隆歌曲集)、「中田喜直を歌う」に参加。2000年に日本の歌のソロアルバム「ひとりぼっちがたまらなかったら」、2006年春に「中田喜直歌曲集」をリリース。二期会会員、日本演奏連盟会員、横浜シティオペラ会員。東京藝術大学講師。

青山恵子(あおやまけいこ/メゾソプラノ)
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院博士課程修了。声楽を森山俊雄、須賀靖和、畑中更予、邦楽を西垣勇三、平井澄子、民謡を本條秀太郎、早坂光枝の各氏に師事。’87年声楽では日本初の博士号を、テーマ「日本歌曲の歌唱法の実践的研究」〜伝統音楽との接点〜で取得。博士号取得記念リサイタル「安達ケ原の鬼女」サントリーホールを開催。その後も洋楽と伝統音楽の歌唱法の融合を研究し、リサイタルや講演会等で成果を発表している。日本歌曲はもとより邦楽器伴奏の作品や語り物、モノオペラなど様々なジャンルに取り組み、その声と日本語の美しさには定評を得ている。’75年四谷文子主宰・波の会「第1回日本歌曲コンクール」1位、’98年ミュージックペンクラブ「コンサート・パフォーマンス賞」を受賞。CD「うぐひす」「白い曼珠沙華」「あはれ」、猪本隆作品による「語り歌曲の世界」「悲歌」などがある。島根県出雲市出身。東京学芸大学講師、東京室内歌劇場会員。奏楽堂「日本歌曲コンクール」審査委員。主な演奏履歴・・・音楽之友社「シリーズ日本歌曲の歩みと調べ」、平井康三郎主宰・詩と音楽の会「新曲発表コンサート」ほかレギュラー参加公演多数。’93年 増本伎共子作曲オペラ「浅茅ヶ宿」(宮木)、2000年 リサイタル「白い秋」紀尾井ホール、’02年 リサイタル「安達ケ原の鬼女」東京文化会館小ホール、’04年 リサイタル「クリスマスコンサート〜橋本国彦生誕百年に寄せて」津田ホール、’05年 リサイタル「韻〜ひびき〜」東京文化会館小ホール、’06年 リサイタル「間宮芳生の世界〜民謡そして語り〜」津田ホール、’08年 山田耕筰作曲オペラ「黒船-夜明け」(お松)新国立劇場、アルベルト・カルーソ作曲オペラ「星の王子さま」(狐)紀尾井ホール、ほか参加公演多数。また、近年は新作の委嘱も積極的に行い数多く初演している。

秦はるひ(はたはるひ/ピアノ)

東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、同大学卒業、同大学院を修了。在学中より邦人作品初演を盛んに行う。安川加寿子、井口秋子、横井和子の各氏に師事。卒業と同時に同大学講師となり、後進の指導にあたり現在に至る。1978年パリ郊外サンジェルマン・アン・レイ市における第6回ドビュッシー国際コンクール第一位、以後ソロリサイタルを中心に、オーケストラとの共演、室内楽、邦人作品演奏など多方面で活動。鮫島有美子氏、藤原真理氏のCD制作に参加。バッハから現代の作品まで幅広いレパートリーを持つ。近年ではパリ、トリノなどヨーロッパでの演奏活動も増えている。2006年より毎春、パリにてマスターコースを行っている。ソロのCDは「バッハ頌」「細やかな記憶」に続き、2007年3月「HARUHI  HATA RECITAL」フォンテックをリリース。2008年1月 モスクワにおける第6回スクリャービン国際コンクール審査員ほか国際コンクールの審査にもあたる。5月 イタリア トリノ音楽院より招かれ、マスターコースを行う。





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