私は、どんなハンサムよりも美人を眺めているほうがずっと好きだし、幸せだ。かといって決してレズなどでは
ない。美意識と恋愛感情とは別物なのです。この世に存在する一番の芸術はもしかすると美女かしらん?と思
ってみたりもする。もちろん一言で美人といっても、その基準は人によっていろいろなのでしょうね。私の好みを
具体的に例を出して言いますと、例えば、藤原紀香さんや名取裕子さんは美人ではあるけれど今一タイプでは
ないんですね。どことなく厚ぼったい感じがしてしまうんです。中山美穂さんは正面からの顔は絶世の美女
かも。でも横顔はもう少し立体感があってもいいかなと思ってしまう。斎藤陽子さんは知的美人という人もい
ますけど、実は美と知性の融合ってそう簡単ではなく、彼女の場合、実際に会ってお話するとギャップがあり
そう。葉月梨緒菜さんは常に男がいないと生きていけない魔性の女。なんか私とは次元が違う。松島菜々子
さんはとっても爽やかな美人。でも横顔がフラットすぎる(汗)。他にもいろいろと芸能界には美女がいっぱいいま
すけど、私が一番魅せられる美人は、どういうわけか中谷美紀さんなのです。神秘的で近未来的で無機的で
中性的な美女とでも申しましょうか、他の美人たちとはどこかが違う。そう感じさせるのはもしかして彼女が
実はレズだから?・・・な〜んて失礼なことを想像してしまったり(滝汗)。ですが、実際のところはなぜ中谷美紀
さんなのかということはあくまでも私の感性なので、明確な説明なんてできない。強いて言うなら、芸能界に
存在している並み居る美女の中で、自分がなりたい顔?ということで彼女なのかもしれない。
ところで、男でも女でも、結婚とか恋愛で相手に求めているものは本当に愛なんでしょうか?。あるタレントさんが
言っていたことなんですが、実際に求めているものは愛なんかではなくて、恋愛なら恋人を演じてくれる人であり、
結婚なら夫あるいは妻を演じてくれる人なのではないかというご指摘でした。だから、さんまさんは結婚に失敗
したんでしょうね。初婚でいきなり大女優と結婚してしまったわけですから・・・。それを考えると、中村玉緒さんは
最後まで勝新太郎さんの妻を演じきった凄い人なのかも。安もっぽい愛なんかより、人生の舞台をも演じ切るという
女優としてのプライドを最後まで捨てなかった人なのかも・・・。一方、大竹しのぶさんはといいますと、あるトーク
番組で、離婚後も娘さんのこともあって、たまにさんまさんと一緒に食事をするんだと語っていたんですが、その時
司会者が「食事をしながら。ふと、この人と別れるんじゃなかったと思ったりすることもあるんでしょ?」と口をはさ
んだところ、彼女は「ううん、食事をしながら、つくづくこの人と別れてよかったって会うたびに思う」と逆のことを
言ったんです。この受け応えにはさすが女優さん!と思ってしまいました。たぶんさんまさんは、女優大竹しのぶの夫
を演じきれる器ではなかったのでしょうね。確かに女優さんは美人が多いですが、単に顔が綺麗というだけなら、ぜん
ぜん素敵ではないし、魅力的ではありません。人に見られることによって滲み出て来るフェロモンが素敵なのであって、
顔そのものではないと思うのです。ただ美人というのはそういうチャンスに恵まれているのは確かですけれどね。