マット・デイモンが好きで、見に行った映画。賭事の世界は知らないので、今一つ
馴染めなかったけど、考えてみれば、人生も時々ギャンブルだったりする。勝負が
決まる瞬間の胸の鼓動はとても刺激的!。映画の中の彼が恋とか仕事とか学業とかを
あきらめて、賭事の世界で生きていこうと決心したのも、平凡な日常の中では難しい
本物の生命感をつかみ取るためかしら?。刺激って、人を動かす媚薬みたいなもの。
でも、そうそう出会えるものではない。だから自分から仕掛けるの。それがギャンブル。
でも私にはどうしても馴染めない世界であることは確かかな?。私は「ギャンブル」
という言葉より「運命」という言葉のほうが好き!(^-^;。例えば、一度でいいから、
あなたも運命的な出会いをしてみたいとは思いませんか?(^-^;。
でも、それは届くのに100万光年かかる奇蹟かもね(爆)。
もし、この映画に何かメッセジーがあるとすれば、人間が生まれてきて、一番痛切に
つかみ取らなければならないもの、それは生命感だということかしら?。でも、あまり
にも物質的に恵まれた社会の中で、その存在さえ忘れ去られている。強烈に生きると
いうことは常に死の前提がある。死はただ生理的な終焉ではなく、日常生活の中に
瞬間瞬間にたちあらわれるもの。この世の中で、自分を貫こうとしたら、生き甲斐に
賭けようとすれば、必ず絶望的な危険をともなう。映画の中の彼がそうでした。
でもやっぱりこれって、男の生き方だと思うな(^-^;。だから私には馴染めないのかも。