■2002/01/25 (fri) 朝と昼はホテルのラウンジでみんなで集まって食事。 朝は菓子パンとヨーグルトという非常に簡単な食事だった。 昼はピザと菓子パン。 …どうもこちらの食事はカロリーが多そうだ。 昼に日本人むけのスーパーに行ったのだけど、やはりあの食事のせいか 巨漢の人が多い。男性も女性も。 テレビのウェンディーズのCMは、牛肉がこれでもか! と詰まっているタコスの宣伝を してるし、セブンイレブンはこれでもか! という数のハンバーガーやドーナツを トレイに詰めた宣伝をしている。 それから、やたらとダイエットを強調しているのも印象的だった。 * * * 明日の結婚式のリハーサルをするということで、それに参加するため、 カリフォルニアで一番大きいという教会へ行く。 ![]() 教会は大きく、映像設備もある。 教会の中央に祭られているキリスト像がとても綺麗だった。 ![]() 教会にはヘザーのご両親や親族も来ていた。 挨拶を交わす。 挨拶と言っても、「How are you doing?」か「Nice to meet you」くらいしかわからない のだけど、それでとりあえず通じるようだった(笑)。 ヘザーの妹のジェニファー、チャールズの親友の黒人の人(名前失念)も 来ていた。 どうやら教会で行われる結婚式は、新郎新婦双方の親しい人を仲人にして 行われるらしい。 ![]() リハーサルはリッキーの進行のもと行われた。 リッキーはジョークを交えて、みんなの笑いを引き出していた。 リッキーは、「みんな緊張してたからね。特にチャールズはナーバスに なりやすいんだ。兄弟だからよくわかる。ジョークはそれをほぐすためだよ」と 言っていた。 リハーサルは無事終了し、早めに帰って休むことになった。 * * * クラレンスパパに頼んで、弟と一緒に近くのエレクトリックマーケットに 連れていってもらう。 パソコン関係のものが売っているが、日本で売っているようなものが 大半。 近くの本屋にも行ったのだけど、コミックが$14〜25と、けっこう高い。 普通の本でも$8はくだらないので、本は全般的に高いようだ。 アメリカには日本のようなマンガ雑誌文化はない。 売っている本は主にドキュメンタリーと小説が多いようだった。 夜になって、チャールズとヘザーの催しで食事会が開かれた。 双方の親族が集まっての食事会だ。 チャールズとヘザーが、集まってくれてありがとう、というようなことを 英語で挨拶をして、会が始まった。 出てきた食事は、どうみても3人前くらいある。 しかも、デザートまでもが3人前。 こういうのを普通に食べてるから巨漢の人が多いんだろうなあ。 豪勢な食事をしながら感じたのは、リッキーの気配り。 ジョークを交えながら、まんべんなくみんなに話し掛ける。 歩き回って、どんどん話し掛ける。 やはり神父さんだからなんだろうな。 いつも人への気遣い、優しさを忘れない…。 というより、もうそれが日常なんだろう。 意識するまでもないことになっているのだろうな。 人格の核となる部分、その人の本質となる部分が、「心」が、 優しさで満たされているように感じた。 リッキーは、神父になることによってなにを体現しようと しているのだろうか? 結婚式のリハーサルでリッキーが言っていた言葉、「God is love, Love is god」が 思い出された。 食事会は、始終なごやかな雰囲気だった。 帰りの車の中、どこのレストランにもすごく大きなヤシの木が植えられている のを見て、リッキーが、「ここはリッチな人がたくさん住む州なんだよ。特にここ ロスはそうなんだ」と言っていた。 たしかに、昼に見た町並みは、とても贅沢に土地を使っていた。 家と家の間には必ず庭がある。イスが並べられ、住人が水撒きをしている。 これは確かにリッチマンの住む国の風景だ。 それにしても映画「シザーハンズ」に出てくるような、似たような家がたくさん 並んでいるのが目に付いた。 |