▼iアプリゲーム開発テキストブック - 追加情報▼
端末情報
iアプリの仕様と回線の種類
シリーズ iアプリの仕様 回線の種類 1000シリーズ 非対応(MIDP2.0が動作) FOMA 904iシリーズ DoJa6.0? FOMA・HSDPA? 903iシリーズ DoJa5.0 FOMA・HSDPA 902iシリーズ DoJa4.1 FOMA 901iシリーズ DoJa4.0 FOMA 900iシリーズ DoJa3.5 FOMA 8XXiシリーズ 機種依存(非対応も多い)
P850i(prosolid II):4.0LEFOMA 703iシリーズ DoJa4.1LE or DoJa4.0LE FOMA・HSDPA? 702iシリーズ DoJa4.1LE or DoJa4.0LE FOMA 701iシリーズ DoJa4.1LE or DoJa4.0LE FOMA 700iシリーズ DoJa4.0LE FOMA 600iシリーズ DoJa2.5OE FOMA 506iシリーズ DoJa3.0 デジタル携帯電話(PCD方式) 505iシリーズ DoJa3.0 デジタル携帯電話(PCD方式)
サイズ
505i/506iシリーズ 700i/701i/8XXiシリーズ 900i/901i/902iシリーズ 903iシリーズ 実行ファイルサイズ 30K 30K 100K 合計で1M スクラッチパッドサイズ 200K 200K 400K 画面サイズ 240x240ドット程度 240x240ドット程度 240x240ドット程度 240x240ドット程度 フォントサイズ 12,16or20,24ドット 12,16or20,24ドット 12,16or20,24ドット 12,16,24ドット HTTP送信データ 10K 80K 80K 80K HTTP受信データ 20K 150K 150K 150K 赤外線送受信データ 100K 100K 100K 100K
端末情報
画面サイズ、背面サイズ、Javaヒープ、タイマ解像度、同時発音数、フォントサイズについては「iアプリベンチ」を参照。
DrawAreaにより拡大できる画面サイズは次の通り。
最大画面サイズ D903i 240x320 F903i 240x320 or 320x240 N903i 480x480 P903i 240x240 SH903i 240x320 SO903i 240x368
DrawAreaにより拡大できる画面サイズは次の通り。
最大画面サイズ 実行ファイルサイズ スクラッチパッド N703iμ - 100KB 400KB P703iμ - 100KB 400KB D703i - 合計で1MB F703i - 合計で1MB N703iD - 100KB 400KB P703i - 合計で1MB SH703i - 合計で1MB SO703i - 合計で1MB
機種依存API
最新機種については「各機種オプションAPI・拡張API実装状況」を参照。
対応機種 8.1 コードリーダーを使う 902iシリーズ(基本API)
901iシリーズ(基本API)
900iシリーズ(基本API)
702iシリーズ(基本API)
701iシリーズ(基本API)
700iシリーズ(基本API)
506iシリーズ(基本API)
D505iS,F505i/iGPS,N505iS,P505iS,SH505i/iS,SO505iS8.2 FeliCaチップの読み書き D902i,F902i,N902i,P902i,SH902i
D901iS,F901iC/iS,N901iC/iS,P901iS,SH901iC/iS
F900iC
F506iC,P506iC,SH506iC8.3 カラーパレットを変更する 902iシリーズ(基本API)
901iシリーズ(基本API)
900iシリーズ(基本API)
702iシリーズ(基本API)
701iシリーズ(基本API)
700iシリーズ(基本API)
N506i,P506i,SO506i
N505iS,P505i/iS,SO505i/iS8.4 半透明描画する 矩形はほとんどの機種で半透明描画が可能。
イメージの半透明はPNなど不可な機種もある。
902iシリーズ(現状全て)
901iシリーズ(現状全て)
F900i/iC/iT,SH900i
702iシリーズ(現状全て)
701iシリーズ(現状全て)
700iシリーズ(現状全て)
N506i,P506i,SH506i,SO506i
P505i/iS,SH505i/iS,SO506i8.5 3Dサウンドを再生する 902iシリーズ(基本API)
901iシリーズ(基本API)8.6 新3D APIで3Dモデルを表示する 902iシリーズ(基本API)
901iシリーズ(基本API)
702iシリーズ(基本API)
701iシリーズ(基本API)
700iシリーズ(基本API)※SH700以外8.7 新3D APIで平行投影と透視投影 902iシリーズ(基本API)
901iシリーズ(基本API)
702iシリーズ(基本API)
701iシリーズ(基本API)
700iシリーズ(基本API)※SH700以外8.8 ポインティングデバイスを使う F900iT,N900i/iS/L/iG
N701iC8.9 指紋認証を使う F901iC/iS
F900i/iC/iT
F700i
F506i
サウンド
MIDI音源のMLDの生成
MIDI音源のMLDを生成するには、PsmPlayerを利用する。パソコン上でMLDを再生するためのプレイヤーとしても利用可能。メニュー「ファイル→ファイルのプロパティ」で曲名、ファイルサイズ、テンポ、最大和音数といった情報を閲覧することもできる。
PCM音源のMLDの生成
PCM音源のMLDを生成するには、wav2mldを利用する。MIDIのような楽譜データでなく、生音データなので、ボイス再生も可能だが、ファイルサイズがかなり大きくなる。また、機種にあったファイル形式でないと音が鳴らないので注意が必要。wav2mldのファイル形式別の対応機種は次の通り。
ファイル形式 対応機種 3.N505i N900i,N901i,N902i,N903i 6.SH252i SH900i,SH901i,SH902i,SH903i,SO902i,SO903i,P903i,D903i,F903i 12.P900i P900i,P901i,P902i 14.D505i D900i 17.F505i F900i,F901i,F902i,D900iS,D901i,D902i
ループポイントの埋め込み確認
MLDにループポイントを埋め込むことにより、プログラムの制御なしにループさせることが可能。埋め込みには専門知識が必要らしいのでわからないが、埋め込まれているか確認するには、MLDをバイナリエディタで開き、以下の2つのバイナリデータを検索で存在することを確認すればよい(らしい)。
- 0xFFDD00(ループ開始位置)
- 0xFFDD01(ループ終了位置)
テンポから8小節再生にかかる秒数を求める
テンポ計算機を使って、テンポと小節数を入力し、計算ボタンを押す。
コマンドラインによるiアプリのビルド
コマンド例は次の通り。コンパイル済みクラスファイルを出力するclassフォルダと、検証済みクラスファイルを出力するoutputフォルダを、プロジェクトフォルダ下に生成しておく。JAMファイルのアプリサイズと最終更新日付の更新はJAMUpdate.classを使う。
del bin\HelloWorld.jar REM ppp . src REM [コンパイル] C:\j2sdk1.4.2_13\bin\javac -bootclasspath C:\iDKDoJa5.0\lib\classes.zip;C:\iDKDoJa5.0\lib\doja_classes.zip -d classes -g:none src\*.java REM [検証] C:\iDKDoJa5.0\bin\preverify -classpath .;C:\iDKDoJa5.0\lib\classes.zip;C:\iDKDoJa5.0\lib\doja_classes.zip classes REM [JARファイルの生成] C:\j2sdk1.4.2_13\bin\jar cf bin\HelloWorld.jar -C output . C:\j2sdk1.4.2_13\bin\jar uf bin\HelloWorld.jar -C res . REM [JAMファイルの更新] C:\j2sdk1.4.2_13\bin\java JAMUpdate bin\HelloWorld.jam bin\HelloWorld.jam
Eclipseでのiアプリ作成 Eclipse3.0対応版
『Eclipse』は無償で入手できる人気の統合開発環境です。コード生成機能、デバッグ機能、検索機能、リファクタリング機能など、製品版の統合開発環境と同等の機能を持っています。HelloWorldの作り方を例にEclipseの使い方について説明します。
インストール
Eclipseでのiアプリ作成に必要なツールはの4つです。
- J2SE Development Kit 5.0(JDK 5.0)
- Eclipse 3.0の本体
- Eclipse 3.0の言語パック
- iαppli Development Kit for DoJa 4.1(Eclipse2.1/3.0プラグイン)
「JDK 5.0→Eclipse 3.0→iαppli Development Kit for DoJa 4.1(Eclipse2.1/3.0プラグイン)」の順にインストールしてください。(Eclipse 3.1ではうまく動作しませんでした。)
JDK5.0をインストールするとiαppliToolでのビルドがうまくいかなくなることがあります。
その時は「設定⇒sun.tools.javac.Mainを使用する」をチェックして下さい。
警告は出ますがビルドできるようになります。
J2SE Development Kit 5.0(JDK 5.0)のインストール
サンマイクロシステムズのサイトからダウンロードできます。「Eclipse 3.1」を実行するのに必要なので、それより先にインストールして下さい。
インストール後、環境変数「PATH」に「JDKのbinフォルダのパス(C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_05\bin)」を追加します
スタートメニューの「設定→コントロールパネル→システム」を選び、システムのプロパティウィンドウを開いてください。そして、詳細タブを選択します。環境変数ボタンを押して、環境変数ウィンドウを開いてください。
すでに「PATH」が存在したら編集ボタン、存在しなかったら新規ボタンを押して設定します。複数のパスを設定する時は";"で区切ります。
Eclipse 3.0本体のインストール
Eclipseのダウンロードサイトから「eclipse-SDK-3.0.2-win32.zip」をダウンロードして下さい。解凍すると「eclipse」フォルダが作成されるので、日本語を含まない適当なフォルダ(C:\フォルダ推奨)に配置します。
Eclipse 3.0の言語パックのインストール
Language Packsのサイトから「NLpack-eclipse-SDK-3.0.x-win32.zip」をダウンロードして下さい。解凍すると「eclipse」フォルダが作成されるので、先ほど配置したeclipseフォルダに上書きします。
iαppli Development Kit for DoJa4.1(Eclipse2.1/3.0プラグイン)のインストール
ドコモのサイトからダウンロードできます。インストール時に「カスタム」を選択し、Eclipse2.1/3.0プラグインにチェックを付けて下さい。「C:\eclipse\plugin」フォルダにプラグインをインストールされます。Eclipseを別のフォルダに置いている時は、コピーして下さい。
Eclipseの環境設定
インストールが完了したら、eclipseフォルダのeclipse.exeを実行してください。Eclipseが起動します。メニュー「ウィンドウ→設定」で設定ダイアログを開き、「DoJa-4.1 Environment」を選択し、「iαppli Development Kit for DoJa-4.1のインストール先」を設定してください。初期設定は「C:\iDKDoJa4.1」です。
Eclipseの環境設定
メニュー「ファイル→新規→プロジェクト」を選択してください。新規プロジェクトウィンドウが開くので、「Java」の「DoJa-4.1プロジェクト」を選択して次へボタンを押します。プロジェクト名を入力して終了ボタンを押して下さい。
新規ソースコードの作成
メニュー「ウィンドウ→パースペクティブを開く→Java」を選択してください。パッケージ・エクスプローラが開くので、srcフォルダを選択します。右クリックして「新規→クラス」を選択してください。新規Javaクラスウィンドウが開くので、名前に"HelloWorld"を入力して終了ボタンを押します。
HelloWorld.javaが生成されるので、エディタに次のソースコードを入力してください。
import com.nttdocomo.ui.*; //HelloWorld(本体) public class HelloWorld extends IApplication { //アプリの開始 public void start() { Display.setCurrent(new HelloCanvas()); } }
同様にHelloCanvas.javaを生成し、次のソースコードを入力してください。
import com.nttdocomo.ui.*; //HelloWorld(キャンバス) public class HelloCanvas extends Canvas { //描画 public void paint(Graphics g) { g.drawString("Hello World!",0,12); } }
ADFの設定
パッケージエクスプローラでプロジェクト名(今回はHelloWorld)を選択後、Eclipseのメニュー「プロジェクト→DoJa-4.1→ADF/トラステッド動作設定」を選択してください。プロジェクト設定ウィンドウが開きます。必須項目であるAppNameとAppClassを設定してください。
AppName HelloWorld AppClass HelloWorld
エミュレータでの実行
Eclipseのメニュー「プロジェクト→自動的にビルド」にチェックしておくことで、自動的にビルドされます。パッケージエクスプローラでプロジェクト名(今回はHelloWorld)を選択後、Eclipseのメニュー「実行→構成および実行」を選択してください。構成で「DoJa-4.1アプリケーション」を選択し、新規ボタンを押します。構成名にHelloWorldと指定し、実行ボタンを押して下さい。
リンク
リンク
- iアプリコンテンツ作成について
- Java2 SDK, Standard Edition, v 1.4
- Japanese documentation for the J2ME CLDC
- 機種依存情報 -504i・FOMA-
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(c)2006 by Hidekazu Furukawa, Printed in Japan