【東濃地区での半年間】

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1 事務所の様子

    当事務所は、昨年6月に多治見市に移転して業務の重点を岐阜県東濃地区に移しております。

  移転後、弁護士会や他の弁護士の紹介、あるいはこのホームページや電話帳等で当事務所をお知りに

  なられた方々から、多重債務や夫婦男女関係等の多くのご相談やご依頼を受けて慌ただしい毎日を

  過ごしています。

    事務所の近くにお住まいの方も多く、以前に比べてはるかに依頼者を身近に感じます。

  近いが故に、今から相談したい、すぐに相談したいという申出のお電話をいただくことが時々ありますが、

  予定が入っていて応じられないことが多く、申し訳なく思っております。

  お急ぎの方には電話で相談させていただいております。

   また、多重債務の相談(無料)は、相談日を決める前に債務、財産、生活状況等を 相談申込書に記入して

  いただいておりますが、適切かつ迅速に解決の見通しを立てるのに是非とも必要ですので、

  ご協力をお願い申し上げます。

2 社会の変化と私の仕事

 ● 経済自由至上主義と右傾化

    米国の圧力を受けて金儲けの自由を優先する政策が進められ、国家財政の破綻と相まって

  勤労者や社会的・経済的弱者 の生活は切り捨てられています。

    また、昨年12月には教育基本法や自衛隊法が改悪され(なお、法律用語では法の理念や趣旨からみて

   内容が後退しても改正といいます)、今後は憲法も改悪されそうな政治状況で、言いたいことが

   言えなくなり、国の決めたことに従うこと強制される時代が近づいているのではないかと危惧します。

   人々に参政権が保障されていれば、いずれ民主主義が花開くというのは甘い考えでした。

   教師や公務員の政治活動を過度に制限し、政治や社会を生徒・児童が自分の頭で考えることを

   教えず、権力者が決めたことに従うことを求める教育を続けてきた結果、敗戦によって天皇主権を

   否定して60年を経ても、人々は法律や政策と自分の生き方や生活とを結びつけて考えることが

   できないように思います。

 ● 司法改革の疑問

    司法の分野では、法科大学院、司法試験合格者の大量増加(年間800人→3000人)、

  裁判員制度、司法支援センター(法テラス) 等 、大きな改革が次々と進められています。

    しかし、これらの改革が真に人々のためのものであるかどうかは十分に検討する必要があります。

  例えば、裁判員制度は2年後の平成21年までに実施することが決まっていますが、国民を犯人

  の処罰(量刑)に参加させようという考え方自体が刑事事件の適正手続きとの関係で問題があるだけでなく、

  事実認定(有罪か無罪か)の点でも、裁判官3名に裁判員6名という構成からみて、裁判官の判断に

  お墨付きを与えるだけの結果になることが予想されています(立法準備段階では、米国の陪審制に

  準じて裁判官1名と裁判員12名の構成も検討されていました)。

     また、法務省の監督下にある司法支援センターが国選弁護人(法務省に所属する検察官と対立して

  被疑者・被告人を擁護するのが弁護人の使命です)を指名監督することに根本的な問題があることが

  明らかになっています。

    皆さんは、自分が被疑者や被告人になることはないと思っていませんか。交通違反や痴漢事件などで、

  やっていない人が犯人扱いされることが時々あるのですよ。

  そういうときに、訴追する側(検察官=法務省)の監督下にある支援センターの監督を受けている

  弁護士(国選弁護人)が本当にあなたを守ってくれるでしょうか。


 ● 私の仕事のやり甲斐

     弁護士の仕事は、政治家のように直接に国家や社会を変革することを目指すものでありません。

   依頼者の求めに応じて個別の紛争の解決や予防に尽力する作業を続ける毎日であって、地道なものです。

   しかし、その結果として、誤った国策によって生活を脅かされたり紛争に巻き込まれたりしている方々

   の力となることが でき、皆が助け合って生きているんだという実感を持てる社会を実現することに

   繋がります。

    例えば、昨年12月に貸金業法等が改正され、いわゆるグレイゾーンがなくなることになったのも

   個々の弁護士の地道な日々の努力(貸金業者に対する利息制限法の完徹)の積重ねの成果です。

   私も微力ながら弁護士の仕事を通じて少しでも庶民の皆様のお役に立つこと、その結果、

   金儲け最優先の政策を転換させて人々がお互い信頼し合って生きていける社会の実現に

   貢献できることを願って、日々の業務を励行する所存です。

3 私のお気に入りスポット・飲食店等

  多治見市

・「陶彩の径」(笠原川左岸沿いの笠原線軌道跡)

 昭和53年に廃線となった東濃鉄道笠原線の軌道跡は、陶都大橋南詰めから滝呂旧市街の

神明神社付近までの約3qが陶彩の径」と名付けられて自転車・歩行者専用道路になっています。

鉄道だった経緯から一般道路とは立体交差になっているところが多く、勾配も緩やかで走りやすい道です。

夕方仕事の合間に自転車で走ると、学校帰りの小中学生や買物や散歩に利用する住民が、

楽しそうに話しながら歩いています。自動車を心配することもなく、のんびりと穏やかな

時間が流れています。



・五平餅(事務所東隣り「もちや」)

goheimochi.JPG  割烹着が似合う女将さんが注文を受けてから焼く。

団子風の餅を3コ串刺しにしたもので、クルミや胡麻を混ぜた

甘く香ばしい醤油タレがかけてあり、値段も安くて(5本400円)、

常連客が多い様子。店の外に漂う匂いだけでも嗅いでみる価値があります。









  ・鰻屋(事務所南すぐ「魚傳」ほか)

unagikanban.JPG  鰻は多治見名物だそうで、「魚関」の駐車場には「多治見名物うなぎ」

の看板もあります。

広小路商店街周辺、ながせ商店街周辺にそれぞれ3〜4店あります。

どうしてこんなにたくさんあるのでしょうか。

私は鰻が大好きで、全部の店で鰻丼を食べてみるつもりです。





 ・駅蕎麦(多治見駅)

udon.JPG  多治見駅のホームには立食い蕎麦・うどんの店が2軒あります。

掛け350円、かき揚げ、きつね各450円。少々つゆが濃いめですが、

ネギがたくさん入っており、駅蕎麦ではなかなかの味と思います。

注文を受ける都度、店員さん(おばちゃんという呼び方が似合う女性)が

つゆをコップにすくって味を確認するのも良い。昼から名古屋の裁判所

に出かける前や、夕方に当番弁護士で可児署や中津川署に出かける前に

一杯すすると、列車の中で一眠りできて疲れもとれます。

 ここは、夕方になると仕事帰りのお父さんで賑わいます。お客は「ただいま」と言って店の中を覗き、おばちゃんは

「お帰り」と言ってお客を迎えます。列車を待つ間に缶ビールやコップ酒を飲みながらおばちゃん相手に世間話をし、

列車が来ると「おやすみ」と言って家路につきます。私の大好きな場所です。

駅が改築されてもこの店は残してほしいものです。

H19.4.11 駅舎改築工事のため2007年3月末で閉店になりました。残念です。

・以下のコメントは、後ほど書きます。

こんにゃく工場(錦町「牧田蒟蒻店」)

   稲荷神社(月見町)

   手押しポンプの井戸(元町)

   陶器製湯たんぽ(ながせ商店街東口近く「山宗金物店」ほか)

  「呑スケ止レ」の看板(末広町?)

  土岐市・瑞浪市

 ・東濃鉄道駄知駅(西駅)跡(土岐市駄知町)

昨年末の雪が舞う寒い日に単車で駄知駅(西駅)跡を訪れました。

駄知線は昭和47年に土岐川鉄橋が大雨で流れたため運休し、その後廃止になりました。

駄知駅は車庫のある駅で、街中にあるのに構内が広く、現在は東濃鉄道バスの営業所と

整備工場になっています。南から来た線路はここからスイッチバックして駅西方を右回りに下り、

終点の東駄知駅に向かいました。駄知線の軌道跡も自転車・歩行者専用道路となっており、

近いうちに自転車で走ってみるつもりです。

  ・かんから餅(瑞浪市寺河戸町竜門橋東詰め)

kankaramochi.JPG  注文を受けてから、

客の目の前で、漉し餡、

黒ゴマ、きな粉をまぶした

餅を握ってくれます。

作りたてなので、やわらかくて

おいしい。





 中津川市・恵那市

  ・栗きんとん(中津川市本町「川上屋本店」)

kawakami.JPG   簡易裁判所の帰りに「本店」を見つけて立ち寄り、

  栗菓子の種類の多さに驚きました。

  ・からすみ(中津川市)

 ウイロウとかくふを合わせたような素朴な味わいのお菓子。

中津川警察署の帰りに中津川駅の売店で買いました。

  可児市・御嵩町・八百津町

  ・丸山ダム・蘇水峡(八百津町)

  下を覗くと足がすくむ巨大ダム。頭上をとんびがかすめ、景色も雄大。1年ほど前に子供を連れて行きました。

  ・栗きんとん(八百津町「とらや」)

 「とらや」の名前はフーテンの寅を思い出します。こちらの栗きんとんも有名。

  ・みの焼(八百津町「福盛堂」)

 パリパリッと割れる音の良さ、香ばしくて滋味のあるおいしさ。

袋の原材料名には「小麦粉・砂糖・鶏卵・食塩・膨張剤」とあるのみ。名鉄新可児駅の売店で買いました。

多治見・土岐・恵那 岐阜県弁護士会の弁護士★大岡琢美 相続・離婚・交通事故・不動産・多重債務 トラブルの法律相談なら大岡法律事務所トップページへ