フィレンツエ | ||||
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フィレンツェ滞在 「1928年3月18日、フィレンツェにて。 フィレンツェには15日の夕方に着き、アルノー河の岸のホテルに落ちついて、翌日からまる三日間、方々を見物して回ったが、すばらしいもの がむやみにたくさんあってすっかり圧倒されてしまった。印象を書きとめる余力などはまるで残らない。なるほど、よく言われるように、ルネッサン スの絵はフィレンツェへ来て見なければわからないというのは本当だと思う。どこに何があるということを一通り頭に入れるだけでも、五日や六日 はかかりそうである。少しゆっくり味わう段になれば、一月あっても足りないであろう。アシシでは静かなのんびりした心持になっていたので、フィ レンツェへ来ると、ちょっと度肝を抜かれてしまった気持ちになった。」・・・・・・・・・和辻哲郎著 「イタリア古寺巡礼」より |