雪印マーガリン工場見学と寒川神社の参拝
1月17日(水)曇り一時小雨
今年最初のJASSイベント参加は、雪印マーガリン工場見学と寒川神社の参拝になった。
生憎の曇り空で、薄ら寒い1日になった。
先日の不二家の事件発覚で、6年前にあった食中毒事件の雪印乳業見学は興味が増した。
工場では、総務課長自ら熱心に説明してくれて、いかに安全基準を重視しているかが強調されていたし、自分たちでマーガリンを作って試食してみた。
相模の国一ノ宮の寒川神社を訪れるのは初めてだったが、そのスケールの大きさと立派な社殿には驚かされた。
帰路、寒川浄水場と水道記念館も見学してきた。
雪印乳業厚木マーガリン工場
8:00頃我が家を出発し、バスで新宿に出て、8:43発の小田急急行・小田原行に乗り、町田で各駅停車に乗り換え、9:45に厚木駅に着いた。 小雨模様になっていた。
厚木駅
JASS神奈川・運営委員の佐藤さんと水書さんを含め23名が集まった。 予定通り10:00に、小雨降る中を、雪印の工場に向けて歩き始めた。
約20分歩いて、10:20に「雪印乳業・厚木マーガリン工場」に到着した。 Doleのアップルジュースを用意して、総務課長自ら説明してくれた。
パワーポイントで「JASS」用に作成したプレゼン資料をプロジェクターに投影しながら20分ほど説明してくれた。
マーガリンは、1869年にフランスで発明され、雪印は1967年に操業開始したという。 現在では、全国の家庭用マーガリンの25%をこの工場で生産しているらしい。
6年前の食中毒事件のことがあって、ISO14001を業界で最初に取得したとか、SQS(Snow Brand Quality Assurerance System)やHACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)などの品質管理をいかに徹底しているかを強調していた。
その後、「マーガリンができるまで」のビデオを15分間見てから、窓越しに工場の行程を見学し、二手に分かれて自分たちでマーガリンを作って試食したり、各種のマーガリンをパンに付けて試食させてもらった。
最近の健康ブームに沿って、カロリー半減や体に脂肪がつきにくい中鎖脂肪酸の配合など、色々工夫されているようだ。
100g中の脂質80gを境に、マーガリン(80g超)とファットスプレッド(80g以下)に分けられることを初めて知った。
コンデンス・ミルクをお土産にいただいて、11:30に工場を後にした。
海老名運動公園の横を通って、JR相模線の社家(しゃけ)駅に向かった。 雨は上がっていた。
社家(しゃけ)駅
12:08に社家駅を出発し、3つ目の宮山駅で下車したが、電車のドアの開閉は乗客自身がボタン操作で行うところが面白かった。
12:15に宮山駅で下り、徒歩6、7分で寒川神社・参集殿の中のレストラン「あおば」に到着し、昼食になった。
寒川神社の参集殿 昼食
相模の国一ノ宮の寒川神社は、関東地方文化の生みの親神であり、生業一切の守護神として有名だ。 また、茅ヶ崎海岸で行われる「浜降祭」(はまおりさい)でも有名だ。
寒川神社入口の太鼓橋 寒川神社・神門 本殿
寒川神社の参拝を終えたところで、一次解散して、13:30に残り15人で寒川浄水場へ向かった。
13:45に、寒川浄水場に到着した。 二人の係員が熱心に説明・案内してくれた。 約25分プロジェクターで説明してくれたが、もう少し見学者が何を聞きたいかについて勉強した方が良いと感じた。
この浄水場は、全国で12番目の規模だそうで、給水区域は11市4町の125万人に及ぶという。 水道事業は基本的には各市町村の事業だそうだが、ここのように県営なのは、京都府と千葉県だけだということは初めて知った。
寒川浄水場
いつ雪が降り出してもおかしくないほどの寒さの中、浄水場内を見学した。
急速攪拌池
14:55に寒川浄水場を後にして、帰路の途中にある「水道記念館」に寄った。 館内には水をテーマにした展示が一杯あり、アクアプレイランド、水源探検ゾーンなど、小学生ぐらいまでの子供が楽しめるようになっている。
水道記念館
帰りは、JR相模線の寒川駅へ出て、15:41発の橋本行に乗り、海老名で小田急に乗り換え、17:25に無事我が家に帰ってきた。
寒川駅
歩行距離:自宅から約7.5km(歩数計で15,500歩)
費用:参加費(昼食込みで2,400円)、交通費(1,730円)、合計4,130円