ハードディスク増設がパソコン大改造に！"HYUNDAI"改"オリジナル"。

年明け早々から今日に至るまで、うちのパソコンはケースが開いたまま。 ハードディスクやフロッピィディスクドライブは机の上に飛び出している状態です。
事の発端はハードディスクの増設から始まりました。
ある朝、家の主が｢ハードディスクを買おうかと思うんだけど。｣と、突然ニンマリした面持ちで 言い出しました。あやしい･･･このニンマリのおかげで、過去何回フォーマットした事か。
価格の差やどこのメーカーにするかは、用意周到に調べてあるようなので、早速その日の午前中に秋葉原のＴ店に向かいました。
どうせなら買うなら一気に8GBのやつにして、今使っている2.5GBをスレーブにしよう ということで、意気揚揚と買って来ました。

申し訳ないけど取り付ける前に、私(妻)のデータは全てバックアップさせてもらいました。
｢そんなことしなくても大丈夫。平気、ヘイキ！｣とまたしてもニンマリ。 まあ念のためネ、と言いつつ、去年の夏に買ったノートパソコンにそそくさと ファイルを移しておくのでした。（ノートを買ったいきさつについては後日うちのダンナが書くようです。）

その日の午後から、はやる気持ちを押さえつつ、 彼はハードディスクを取り付け始めました。
しかし、どうもうまくいかないらしい。私にはよくわからないけど。 マザーボードとの関係か、ともかく･･･らしい。

そして翌仕事始めの日、得意先に納品に行った帰りに、今度はマザーボードを買ってきた。
嬉しそうにマザーボードを見つめる姿には、何か悲しいサガすらただよっている様に見える。
その日の夜、HYNDAI PCにボードを取り付けようとしたらしいが、 私はすでに寝ていたのでそこらの状況は分からない。

翌朝のこと。 家のケースに絶対合うマザーボードだったはずなのに、電源のコネクターが変わっているようだ。
あまり知られてないとは言え、それでもメーカーブランド。 中の仕様をオリジナルに直してしまっている為らしい。
さすがにショックらしく、しかしそれでもめげずに今度はケースを買いに行くと言う。

ハードディスクを買ってから、丁度１週間。某O店にケースを買いに行く。
嬉しそうに、ケースをダンボール箱から取り出し、HYUNDAIに付いていたCPUやメモリーを 1個ずつNEWケースのNEWボードに付けてディップスイッチの設定をしていく。電源を入れてみるとファンも回り、ランプも点く。ひとまずはお互い、ホッ。

しかし、ニューマシンになったとはいえ、やっぱり蓋は開きっぱなしの今日です。
夫いわくパソコンは最高のオモチャだよな！
そして出勤前に、｢蓋が開いたままのパソコンの写真がいるなら、今日中に撮っておけヨ。｣ と言い残し仕事に出かけたのでした。
果たして10日ぶりに蓋が閉じるのでしょうか･･･。

そして今日、宣言どおり大容量パソコンに変貌したオリジナルパソコンの蓋がしまった。
このような困難を数々繰り返し、彼はパソコンに詳しくなっていくのでした。
めでたし、めでたし。

1999.1/15

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