あとがきという名の言い訳 『Dawn -prologue-』
記念すべき?かとりーぬのせらむん小説第一弾、『Dawn -prologue-』でした。
しかし・・・なんでしょうねこれは(--;;;)。暗いっす。ほたが可哀想です(泣)。
こんなになってしまったのは、ひとえに私のせいです。あうあう(T_T)。
あーん、こんなんじゃほたりすと失格だわ、私・・・。・・・んと、今ちょっと時間がないので、ちゃんとしたあとがきは明日書きます(^^;)。
せつなさんバースデー記念の極ミニ話も書かなあかんし(間に合うのか?)。
それにしても、これでりーぬの腕の程がバレちまいましたね・・・お恥ずかしい。
ほんと、力不足で、期待して待って下さっていた皆様に申し訳が立たないですm(__)m。・・・ではまた明日(ド爆)。
'98.10.27 by かとりーぬハイ、どこが明日なんでしょうね(苦笑)。○ヶ月経っちゃいました。ああ・・・。
『あとがきという名の言い訳』・・・ほんとうは物書きの端くれならば、言いたいことは作品中で全て言い切るのが
筋だとは思うのですが、そこはやっぱり未熟者(^^;;;)のりーぬのことですから、しばし語らせて下さいませm(__)m。
まず始めに題名『Dawn -prolugue-』について。
『Dawn』は本当は仮の題名だったのです。ここのサイトの副題と重なってしまいますし、どうしよかなーと
思っていたのですが、結局他にいいのが思い付きませんでした(--;)。
#私の大好きな画家、天野喜孝さんの画集にも『Dawn』ってあるんですよね・・・・『prologue』にも一応意味があります。後でも書きますが、このお話はほたるちゃんがちびうさ達と出会う前のお話。
彼女が(ミストレス9に体を奪われてしまい、また破滅の戦士セーラーサターンとして覚醒するという)自分の運命に
立ち向かう前の話、ということで、ほたるちゃんの運命の"prologue"(序章)なんです。
でもなんか読んでくださった皆様、"連作小説の序章"という風にお取りになられたようでして、「続きも期待します」とのお声を
たくさん聞いてしまいまして・・・嬉しい反面、困ったなぁどうしよう状態です(^^;;;)。
#と言いつつ、本当は続き物小説を書いてみたいという野望は昔からあったので、思惑通りと言えないこともない(爆)
#もし書けなかったら上のように言い訳しようと思っていたのですが・・・もう後には引けなくなっちゃったなぁ(^^;;;;;)* それはさて置き、セラムンで小説を書くなら、やっぱりS時代の話を書きたいなーと思っていました。
私が最初に見たのもSでしたし、何と言ってもほたるちゃんが出てきますから(^o^)。
調べたところ、アニメSでほたるちゃんが初登場したのは10月下旬('94.10.22放送、第111話『聖杯の神秘な力! ムーン二段変身』。
但し役名は『少女』。『ほたる』としてはその次の回から)なのだそうで、季節的には秋なのですね。
小説第一弾はやっぱほたるちゃんの話で行こう、と思い付いた当時は9月下旬。だったら時期的にちょうどいいから、
まだちびうさ達に会う前の話を書いちゃれと思った訳です。
話の冒頭で秋雨が降ってるのは、こう言うわけなんです。
#余談。夜中に目が覚めると雨の音が聞こえる、は昔の体験から。家を建て替えてからは防音がしっかりしているせいか
#余り聞こえなくなってしまったんですけど、暗闇の中で雨音だけが聞こえてくると、何だか違う世界に迷い込んだ気がして、結構好きでした「――深い夢の中。誰かが、自分の名を、呼んだ。」呼んだのは・・・うーん誰だろ。私的にはサターンかなぁ・・・という気がするのですが。
ミストレス9とか、他の人でもいいかも。どうせ夢ですし(笑)。
要するに、運命の呼び声、その最初の予兆でしょうか。
#冒頭が主人公の夢で始まる話は、以前高校時代にも書いたことがあります。実は結構好きなんです・・・書いていた当時、小説を書くのはすっごくひさしぶりだったのですが、表現一つにも非常に苦労しました。
ランプの灯りの記述一つにもうんうん頭悩ませましたし、火事の場面とか、ほたるちゃんの心の動きとか。
特にラスト近くのほたるちゃんはあんまり上手く行かず心残り。一生懸命考えて散々苦労した箇所程、後で読み返すと
何だか文章がギクシャクしていてしっくり来ないんですよねぇ・・・。火事の場面と言えば、今になって一番後悔しているのが、螢子ママをほたるちゃんの目の前で殺してしまったこと。しかもあんな残酷に。
この事故で螢子ママが死んでしまうのは原作でも明記してあったことなので仕方ないとしても、もう少し何とか出来なかったんでしょうかね(--;)。
・・・まぁ本当の事を言うと、事故の後で螢子ママが死んだことを知るとか、螢子ママはほたるちゃんを守って死んだとかと言うのも考えたんですけど、
それじゃあ何だかありがちな気がして気が付いたらこんな事に・・・(^^;)螢子ママごめんなさい(泣)。
#いくら何でも、目の前で母に死なれたら、ほたるちゃんグレちゃうよ・・・(--;;;)
ちょっとやりすぎたか、と言う気がしますので、もしこの話を書き直す機会があったら、真っ先に直すのはここかも知れない・・・。逆にうまくいったかな、と言う部分は、その後の教授の部分。短いですけど(苦笑)。
ぱっと思い付いたところの方がうまくいっているという、いい例・・・。
ほたるがサイボーグ(笑)という設定は、実はアニメには無いんですよね・・・(~~;)。
ちなみに私の小説は、基本的になかよしの原作ベースで行きます。アニメも面白いのでそれなりに好きですけど、やっぱり
ストーリー的には原作の方がしっかりしていて私好みなので。
#それにアニメじゃプー様死んじゃうわ、サターンは一話しか出てこないわ(泣)
教授がほたるの身体に移植した合成細胞って・・・そう、アレです。ミストレス9ちゃん(笑)です。
ほたるの身体をミストレス9がよりしろにするってだけでもよかったのですが、ほたるとミストレス9が(ほたるが望む望まないに関わらず)
共生関係にある、という風にしてみたかったんです。ここら辺が、後で効いてくるといいなぁ・・・。
ここら辺の記述は、当時読んでいた或るSF小説を参考にしました。「夜明けは、まだ来ない。」ふふっ、これが書きたかったばっかりに題名を『Dawn』にしたと言っても過言ではない(爆)。
『Dawn』なのになんで夜明けが来ないんじゃー!ってこと(説明になっとらん)。
ま、私は気に入ってますんで(ド爆)。* こんな所でしょうか。
何だか本文よりあとがきの方が長いような気がしますが、あんまり深く考えないで下さい(核爆)。
取りあえず、無謀なような気もしますが、この話を出発点にセラムンSサイドストーリー『Dawn』が始まります。
今後の展開に、乞うご期待(・・・していいのか?)。
このほたるをいかに救済するか、それが私の腕の見せ所・・・う"う"、難しいな・・・。
でも、必ずほたるちゃんを救って見せます(キッパリ)。サターンの名に賭けて!(ド爆<ミュージカルネタ)
それでは、また次の物語で。'99.02.24 by かとりーぬ