あとがきという名の言い訳 『Silent Night』

'99ほたるちゃんお誕生日記念+'98クリスマス記念小説『Silent Night』でした。
初めての複数ページもの!と言ってもたった2ページですが、今回はかなり気合いを入れて書きました。
#もちろん、いつだって気合い入ってますよ(^^;)

元々はこの話、単独でクリスマス記念として上げるつもりでした。でも話を考えついたのが(12月20日の)演奏会後、
(しかもその時は、「『Silent Night』の"silent"とサターンの"沈黙"を掛けられたら面白いなー」位にしか考えていなかった)
ということで予想通り間に合いませんでした(--;)。
ですがその後、クリスマスイブが終わったら即年末モードに入ってしまう日本と異なり、欧米ではこれからがクリスマス本番という話を聞いたのを
いいことに(アメリカでは31日まで、イギリスでは1月6日までクリスマス休暇)、6日までに上げればいいことにしよう、としました(をい)。
・・・しかし、6日は誰あろうほたるちゃんの誕生日。
結論:お誕生日記念小説と平行して書かなくてはいけない!!
せつなさんお誕生日記念の『桂花咲く頃』は誕生日ネタで書けなかったから、今度こそ・・・という想いもあり、
実際6日にはダブルアップを目指したのですが、その話がうまく煮詰まらず、結局お蔵入り。
仕方なくクリスマス記念の話をほたるちゃん誕生日記念と兼用にすることにしました(ああなんて奴)。
#ですが、某お方が「1月6日はほたりすとのクリスマスだ」とおっしゃっていたので、
#これはこれでいいのかも知れない(爆)

さて今回のお話、クリスマスと言うことを考えに入れるにしたって、ずいぶん宗教色が強いですよね。
これは、私が中学・高校とキリスト教系の学校に通っていたことに端を発します。
私自身は洗礼を受けていませんが、学校では毎朝礼拝があり、讃美歌を歌ったり聖書を読んだりしていましたから、
キリスト教にはかなり親しみがあります。
#ちなみに冒頭で歌われているのは讃美歌103番、私が好きな歌の一つです
#100番周辺はキリスト降誕を祝う歌が多く、『きよしこの夜』は109番です
#街で流れるクリスマスソングにはたまに讃美歌のメロディーのものもあって、たまに思わず口ずさみたくなることも(^^;)

ですのでクリスマスというと、只のお祭りとしてではなく、どうしてもその意味を考える話にしてみたかったんです。
そんなわけで、せつなさんがクリスチャンになってしまいました。もちろんこれは私が考えた勝手な設定。
#ちなみに、『この街で、クリスマスの真の意味を〜』は、私自身の考えです(^^;)

ただ、ちょっと宗教色を濃くしすぎたかな、という気もします。ほたるがイエスのことを思う辺り、かなり。
もしかしたらご不快に思われた方もいらっしゃるかも知れませんね。申し訳ございませんm(__)m。
布教活動などの意志は一切ございません(^^;)ので、ご了承下さい。
#ほたるとイエスも、あんまり同一視しちゃうと(^^;)。←私の書き方が悪いせいで、ちょっとほたる=イエス入っちゃってる様に見えるかも知れませんが、
#あくまで私の中のほたちゃんは人間です。もっともイエスも半分は人間なのですが・・・

上で申し上げたように私は正式なクリスチャンではありませんし、実のところ教会には一度も行ったことがないと言う(--;;;)。
#近所にあるはあるのですが、何となく入りにくくて・・・
なので、冒頭の教会内部の記述は、半分はうちの学校のホール、もう半分は想像です(--;)。
この他にも、実際に教会に通っている方に見られたらマズそうなアラがいっぱい・・・。
#ちなみに、牧師の説話がいかにも真面目でつまらなそうなのは、私の文才の無さのせいです。
#こんな話ほんとにほたちゃん理解できたんだろうか・・・<6歳でイエイツ読むくらいだから出来たかも知れないけど(^^;)
#少なくとも学校での礼拝では(先生や生徒が持ち回りで礼拝をするのですが)、普段の生活に沿ったいろんな面白い話がありました

ただキャンドルサービスは、一回だけ学校のキャンプでやったことがあります。闇の中にろうそくの炎が段々増えていくのがとてもきれいでした。
作品中ではうまく表現できなかったので書かなかったのですが、一応増えていく炎が生命をあらわしているのではないかと。
破滅と誕生の戦士サターンによってもたらされた、沈黙の後の新たなる生命たち、といった感じでしょうか。夜空の星達とも重ね合わせています。
2ページ目の背景の感じを思い浮かべて下さい(あの背景、かなりイメージにぴったりで気に入ってます!1ページ目のも)。

ところで今回の話、設定ではSでほたる転生後、スターズ以前の話なのですが、初めてほたるちゃんとせつなさんが一緒に出てきました。
2人がらぶらぶ入っているのは(某守峰さんの所のほたはる親子のおかげも少しあるのですが)、冬コミで買った或るせつほた小説の影響を
多大に受けています。
ミュージカルでのプー様役・斉藤レイさんとサターン役・武田恵子ちゃんがすっっごく仲がいい(マジでらぶらぶ入っているらしい?)のをモチーフに
書かれたみたいなのですが、もう2人が半端じゃなくほのぼのらぶらぶしていまして(話の内容はそれだけじゃないのですが)、
それがものすっごくよかったので、あんなのいいなぁ、と思っているうちにこうなりました(でもほんと、こんなもんじゃなかったです!(笑))。
本当はもう少し書ければ良かったのですが・・・力不足。

じつは最初この話はスターズ以後という設定で、ほたるちゃんも小学校高学年から中学生(!)くらいの筈でした。
ただそうすると、何故ほたるが教会に一緒に行ったのか?に始まり、何だかいろいろすっごく深い&暗めの話になっちゃいまして
ちょっと息詰まっていたのです。
その後、冬コミでレイの本を見つけまして、いいや、単純にらぶらぶにしちゃえー!というわけでほたちゃんがちっちゃくなってしまいました。
(注・その本のほたるちゃんは小6です。従ってほたるちゃんも思春期でいろいろあるのですが、それであれだけらぶらぶに書けるんだからなぁ・・・)
うん、でもせつほたらぶらぶはいいぞっ(結論)!(^o^)
#おまけ。最後の方でせつなさんが「Topsのケーキ」と言っているのは、レイさんがどうやら好きらしいので(レイさんバースデーイベントのレポート参照)。
#別に私がTopsの回し者だからではないです(笑。私買ったこと無いですし)。
#単に「ケーキ買いに行こっか」だと、いかにもありがちな文章のような気がして

こんな所でしょうか。
それにしても、今回もまた締め切りギリギリでした。何せ上げたのは6日の午後11時45分(--;)。キャンドルサービスの場面なんて、
前から入れようと思っていたのに入らず、焦ってラストに入れてしまいました。
#『Silent Night』の歌詞と文章を変わりばんこに書くのは、はっきり言ってその場の思いつきです(^^;)その割にうまくいきましたが
いい加減、この追いつめられないと書けない性分、何とかしたいものです。後、一気にガーッと書いちゃわないと気が済まないのも。
ペース配分というものを考えて書けるようにならないと、いつまでも長編小説書けませんものね(^o^;)。
取りあえず、今の私の力ではこの位で限界です(情けなや)。でも前の2編より少しは進歩したのでは?(笑)
次回辺りから、前から書きたかったSの連作小説に取りかかれたらいいなぁと思っています。1つ1つはやっぱり短編なんでしょうけど(笑)、
つなげると一つの長い話になる・・・予定(^^;)。
それではまた次の物語で(^^)/。

'99.01.09 by かとりーぬ

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