かめ太飼育記

リクガメ飼育記: 飼育日記


コーラルサンド(珊瑚) (2008/06/08)


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何時頃からか、(たぶんバイタライトを浴びるようになってから)かめ太が赤玉土をぼりぼり饕るようになった、お腹を壊さないか心配で、砂を噛る原因を調べてみた。色々な書込みの中からの素人判断だが、どうやら「ミネラル分」が不足しているようだ!しかも食べ物についてよくよく調べたら、小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ等のリクガメによいとされる野菜ベスト3は野菜の中でも栄養価が高く、高タンパク質で、しかも繊維質は期待できないあまり良くないものらしい
どうやら、この野菜ベスト3は、嗜好性の高さとカルシウム含有量を他の野菜に比べ多く含むという理由のみで選ばれた可能性が高く、飼育書が挙ってこの野菜をリクガメに与えるべき餌として揚げているために広く飼育者に不充分な知識として浸透してしまったかも知れないということらしい
その方曰く、リクガメに良いとされる食餌の基本は「高カルシウム、高ミネラル、高繊維質、そして栄養価の低い低タンパク質の食物」を与えること栄養価の高い野菜やリクガメフードなどのタンパク質過剰の餌を与えていれば身体の成長に対して甲羅の成長が伴わず、結果甲羅の歪みや凸凹の原因となるばかりでなく、それ以前に肝臓などの内臓に相当の負担が掛かり時間をかけて深刻な内臓疾患を生むらしい、そして、このような個体の長期飼育はまず無理だとのことである

かめ太にも、飼育書を鵜呑みにして「小松菜」を毎日与えている
それが間違っているのであれば、どうすればよいのか?!...結論としては、人間でも同様に言える事だが、必要な食材を、決まった時間に、決まった量(腹八分目と思う量)を与えて「メタボリックにならないように摂生(管理)しょう!」と言うことだ!

食事は、1回/日。量は、栄養価が高く、高タンパク質な小松菜は2~3枚,補助食(繊維質補給)として、リクガメフード 10~15粒
これでは、カルシウム,リンが十分に吸収できていない!(与えすぎるとメタボに...?)
どこかのページで見た記憶があるのだが「天然珊瑚(コーラルキング)」は、炭酸カルシウムと他に多種のミネラル成分を多く含み、化学物質を一切使用していないので安全で安心してペットに与えられる食材だと言う記事なのだが、かめ太に大丈夫か?
余談だか、これもどこかの雑誌で見たことがあるが「ペットにも使える HB-101」と言う「杉、檜、松、オオバコの抽出エキス」を使ったバイオ製品があった(「実際に餌の食いが良くなった」→「体力がついて元気になった」らしい,食い過ぎるとヤバイかも知れぬが)

勝手な思惑
サンドをぼりぼり齧ってくれれば、嘴も必要以上に伸びることはなく一石二鳥だ

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早速、中目(10番)を入れてみた ※中目(10番)なら適度な大きさがあるので、間違っても飲み込むことはないだろう!
いきなり、走ってきたと思ったら嘴でぼりぼり噛みまくるではないか

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両手でサンドを押さえて口で「ガリガリ」、「ゴリゴリ」
おぉ!「やっぱりミネラル欠乏だったんだ!」

「ガリガリ」、「ゴリゴリ」、「ごっくん」?、ん?、ごっくん?

飲み込んだぁ?!

「ガリガリ」嬉しそうに齧り始めたので
「放って行こう」と離れて見ていたのが大間違い!







そのまま横向きでは口には入らないので、起用に両手で押さえ先っぽを銜えたと思ったら、頭を上に向けて「するり、するり、ごっくん」と喉の奥にサンドを流し込んで行くではないか
あっと言う間にサンドを2つ程、平らげた(だっ大丈夫か?)。満足したか?バイタライトの下に移動しいつもより長めの日光浴となった
それからは、必要となった時(?)、2~3個飲み込んでは長時間のバイタタイム(確かに日光浴は多くなった気がする)
以外の時は、見向きもしないので「やっぱり、好んで食べたいのかな?」...
でも、「ウンチ出るかなぁ?」、成分がカルシウムなので吸収されて小さくなる筈だが、「結石なんかにならないかなぁ?」
なんて、思いながら見てる今日この頃

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更新日:2008/06/08

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