ビル・トッテンさん(KKアシスト)
日本人に警鐘をならし続ける元米国人(株式会社アシスト代表取締役)
『日本はアメリカの属国ではない』 1997年7月20日 初版第1刷発行/ごま書房
『日本は略奪国家アメリカを棄てよ』
 2007年1月 初版発行/ビジネス社
日本人に警鐘をならし続ける米国人ビル・トッテンさんの著書

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『日本はアメリカの属国ではない』
1997年7月20日 初版第1刷発行/ごま書房
サブタイトル「あなたは、アメリカが日本の納税者から六兆円もの金を搾取している事実を知っているか」
日本は、アメリカヘの盲従をいつまでつづけるのか
日本の納税者からアメリカに、六兆円もの大金がプレゼントされているのをこ存じだろうか。――貿易黒字による外貨準備金は、その大半が米国財務省証券なとの投資にまわり、アメリカに還流されている。日本の民間企業の血のにじむような努力の結果であるその金が、今アメリカの策謀で六兆円も目減りしているのだ。
これは、日米関係を象徴するほんの一例でしかない。経済制裁などの恫喝的外交交渉や、日本にとっては屈辱的な規制緩和要求など、アメリカは日本にいつも横暴な要求を押しつける。それに対して日本はいつも黙って従う。こんな関係は、主権をもった独立国どうしの正常な関係とは言えないのではないだろうか。私は、そんな怒りにも似た疑問をもって、本書の筆をとった。

1 アメリカは、日本を植民地だと思っている
自給率を低下させれば、独立国への道は遠のく
日本の官僚は、いつからアメリカの手先になったのか
アメリカの内政干渉を許している国は、独立国とはいえない
他国に平気で干渉するアメリカの態度は、植民地政策をとる国家のものだ
名ばかりの"日米"構造協議。実態は、"米国"押しつけ協議
北朝鮮への費用を日本に払わせて平気なアメリカ
経済摩擦は日本の一部の企業のため

2 アメリカに操られる政治家が、日本をダメにしていく
日本がアメリカにした「ローマ帝国以米、世界最大級の貢ぎもの」
日本を赤字大国にした、アメリカの陰謀
バブル経済は、「作、演出アメリカ」のドラマだった
アメリカの御用聞き政治家が、戦後の日本を植民地化している
アメリカヘの「へつらい大臣」しか総理になれない理由
米、英、日が一党独裁では、いい国にはなれない

3 アメリカのマネをしていると、日本国民はどんどん貧しくなる
金持ち優遇策がつぎつぎと打ち出されるアメリカ
日本の消費税アッブは、金持ち優遇政策の始まりか
アメリカ憲法のうたう"少数保護"は、"少数の金持ち保護"だった
アメリカ政府は、民間大企業の御用聞き
アメリカの政策は、ロックフェラーの政策
金持ちしか医者にかかれなくなったアメリカ国民
毎日16人の子どもが殺されるアメリカ
日本もアメリカのマネをして利益至上主義でいけば、確実に社会を崩壊させる
ほんとうの"義務教育"を忘れた日本

4 アメリカに命令されるまま規制緩和すれば、日本経済は確実にダメになる
規制緩和で荒廃したアメリカの轍を、日本はなぜ踏もうとするのか
アメリカの"規制緩和の外圧"は、日本を階級社会にする策謀か
多国籍企業にとって、"グローバル化""規制緩和"はうま味がある
金融ビッグバンは、日本をダメにする

5 沖縄を他国に占領されていて、独立国といえるか
日本に駐留する米軍は、日本を守るか、攻めるか
アメリカは、世界の主導権をにぎろうとしているマッチポンプ
米軍の存在こそが、日本を危険にしている
米軍の駐留経費の七割を払うのは何のためだ
自国を自分で守れずに、独立国と言えるだろうか

6"情報化社会"とは、一部の人間の都合のいい情報だけが流される社会
アメリカも日本も、一部の人間のプロパガンダで動かされている
広告・宣伝にこそ重税を課すべき
アメリカの略奪の歴史は、教科書でも教えない
アメリカは、自分の悪い点は隠す国
"アメリカンドリーム"はもっとも広まったプロパガンダだった
真珠湾は、ほんとうに日本の奇襲だったのか

7 日本よ、早くマッカーサーのマインドコントロールから目覚めろ
マッカーサーのマインドコントロールが、日本を荒廃させる
マッカーサーの呪縛を離れ、30年まえの誇りを思い出せ
治外法権を踏みにじられても黙っているような日本に、誰がした
日本的経営の美風をなくしてはいけない
日本は自国の技術を信じて、独立国の道を歩め

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『日本は略奪国家アメリカを棄てよ』
2007年1月 初版発行/ビジネス社
サブタイトル「グローバリゼーションも共同幻想も必要ない」
「私は今、アメリカに対して、好意などいささかも抱いてはいない。さすがに堪忍袋の緒が切れたと言えばいいのか、アメリカという国のことを思うとき、浮かんでくるのは失望ばかりである。愛着も、もう湧かない。郷愁すらも感じなくなりつつある。」
2006年、ようやく日本への帰化が実現し、アメリカ国籍を棄てたトッテンが日本の人々へ向けた提案書。

第一章 それでも服従し続ける日本
ブラックリストに載っていた
日本国籍を取得した理由
アメリカは日本を守るとは約束していない
アメリカの部合で自衛隊が生まれ、海外に派遣される
あえて「憲法九条」の一部改正を提案する
日本の総理大臣はアメリカの「日本総督」
なぜ総理はアーリントン墓地に連れて行かれるのか?
インチキ以外の何物でもない「東京裁判」
株式交換による買収で、日本企業は外資に乗っ取られる

第二章 アメリカンドリームという幻想
ケタ外れな「アメリカの格差」
世界最大の小売店・ウォルマートの「真実」
アメリカの巨大企業に世界が『NO!』といい始めた
一人が五兆円を持つ社会が夢なのか
慈善事業の裏に潜む「病理」
貧しき者が救われない国
ハリケーンで明らかになった「アメリカとキューバの違い」
美しい景色すら独占する強欲さ
「国民皆保険制度」のない国家の悲惨
所得額と教育レベルの相関関係

第三章 血塗られたアメリカの歴史
コロンブスは「勇敢な冒険家」だと教えられた
見せしめに腕を叩き切る偉人
コロンブスに見る「悪魔の精神」
「感謝祭」の真実とハリウッド式洗脳術
アメリカの黒人の身体能力が秀でている理由
奴隷貿易と「上海」の語源
先住民にも黒人にも決して謝罪しない
チャーチルは尊敬に値する人物ではない

第四章 日本人よ、世界を見よ!
アメリカは世界の一地域にすぎない
世界を不幸にするグロ-バリゼーションとジニ係数
「排他的世界観」を後押しするコラムニスト
搾取や略奪は静かに進行する
ヨーロッパの政策には学ぶことが多い
成長より成熟を楽しむゆとりを
アメリカの「裏庭」が動いている
ベネズエラ・チャベス大統頷の「挑戦」
真の「ならず者」は誰なのか
ヒマラヤの小国・ブータンに学ぶ

第五章 地球を破壊し続ける『宗主国』
「石油ピーク」に危機感を抱かない日本人
エコノミストやジヤーナリストの発言は疑つてかかれ
原子力発電では解決できない
納豆も石油なしでは食べられない
自然と共生し、自然の恩恵を受ける文化
南カリフォルニアの山火事とイラク戦争
今こそ自動車から電車へとインフラ転換せよ
飢餓や暴動を予測しつつ、温暖化を放置する国
ハルマゲドンを信じるキリスト教原理主義者
原理主義者たちの危険な思想
現在のキリスト教は「反イエス・キリスト」
イースター島の繁栄と崩壊に学ぶこと
毎日コンビニ弁当を食べさせられた母豚の悲劇
「肉食文化」を考え直す時期に来た
環境を考え、私が実践していること
そもそもスーツは日本の気候に合わない
畑仕事をすると、結局自分が得をする

第六章 輝く日本の未来のために
これからは農業に力を入れよ
エネルギー問題を解決する「七つの秘策」
日本の適正人口は6000万人以下
「鎖国」は一方的に批判されるものなのか
日本を蝕もうとする「民取主義」
共産主義、社会主義の「本当の意味」を理解せよ
英語は学びたい人だけ学べば十分
中小企業、農家、職人、商店主こそ日本の宝

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日本人に警鐘をならし続ける米国人ビル・トッテンさんの著書
株式会社アシストhttp://www.ashisuto.co.jp/代表取締役

「日本は悪くない」(ごま書房1990年)
「転機に立つ日本」(光文社1992年)
「日本人はアメリカにだまされている」(ごま書房1994年)
「うろたえるな、日本」(徳間書店1994年)
「目を覚ませ、お人好しの日本」(ごま書房1995年)
「アメリカは日本を世界の孤児にする」(ごま書房1998年)
「日本は日本のやり方で行け!」(PHP研究所1998年)
「アメリカ型社会は日本人を不幸にする」(大和書房1998年)
「必ず日本はよみがえる!」(PHP研究所1998年)
「<激論>日本型経営は正しい」(ビジネス社1999年)
『論語に学ぶ「人の道」』(ビジネス社1999年)
「消費不況・こうして突破する!」(PHP研究所1999年)
『「能力なき者は去れ」で、日本は本当に甦るか」(現代書林2000年)
「「アングロサクソンは人間を不幸にする」(PHP研究所2000年)
『「脱アメリカ」が日本を復活させる」(徳間書店2000年)
『「日本人へ」最期の通告』(小学館文庫2001年)

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