[癌治療の後遺症]

[子宮癌の手術のリンパ節郭清でリンパの流れが悪く足に浮腫がくる]
[子宮癌の手術を受けて退院したが左足だけがむくむ]

[子宮癌術後5年目だが放射線腸炎による下痢のために栄養障害]
[食道癌を手術して2年になるが手術創の痛みが取れない]
[乳癌の手術後半年くらいから腕が腫れてきた]

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[子宮癌の手術のリンパ節郭清でリンパの流れが悪く足に浮腫がくる]

(相談)2000.2.20
子宮癌の手術でリンパ節郭清でリンパの流れが悪く足に浮腫がくるのですが、これに対する最善の治療法があれば教えて下さい。足の腫れは足全体で堅く、膝を曲げるのも困難です。手術は1998年10月、手術後は化学治療をうけ、1999年3月、4月の2ヶ月間放射線治療を受けました。この腫れは、手術の後遺症なのか、放射線治療の後遺症なのか、その当たりの事も教えて下さい。

(答え)2000.2.21
お答えします。対症療法としては、電動式のエアーマッサージ器(ハドマーとかメドマーとかいう名前で医療器械屋さんが扱っています)が効果的です。根本的な治療としては、リンパ管と血管(静脈)をつなぐ手術がありますが、うまくできる医師は少ないと思います。

病状がわかりませんので一般論として言えば、原因としては主として三つのことが考えられます。手術の後遺症、放射線療法の後遺症、病気の進展などです。ではまたいつでもメイルをください。

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[子宮癌の手術を受けて退院したが左足だけがむくむ]

(相談)1999.8.28
はじめまして。気になる症状があるので質問させてください。今年の3月切迫流産で入院した際、子宮頚ガンが発見されました。5月に広汎子宮摘出術をうけ、化学療法を3クール行い先日退院したばかりです。進行度は1b1期腺がんで、リンパ節転移はありません。気になる症状というのは、退院して歩く時間や立っている時間が長くなったら、左足だけむくむような張っているような感じがあります。主治医からは手術前の説明で、リンパ節もとるから足がむくむ感じがあるかもしれないとは言われていましたが、それなら両足症状が出ると思うのです。実はこの左足の症状は3月に退院したときからありました。手術前はもしかしてリンパ節転移とかガンが進行しているからかと心配していましたが、術後の結果を聞いて安心していたし、入院中は歩く距離も少なかったこともあり全然気にしていませんでした。左足だけの症状は何から来るものでしょうか。退院前の胸・腹・骨盤CTは問題ありませんでしたが、足のCTはとっていないし、転移の可能性があるのでしょうか。足の違和感があるとか痛いとかで転移が発見されることがあるそうなので心配です。ガンによる痛みがどういうものなのか全然分からないので出来ればそれも教えてください。持続するものなのかとか、一点に集中した痛みなのか全体に痛いのか等・・・的外れかもしれませんが、流産の処置をしたときに左でん部に筋肉注射をしました。そのとき足全体に激痛があって、それからお尻から足の付け根にかけての触った感覚が鈍いです。叩くと痛みもあります。今の足の症状と関係が有るのでしょうか。癌のこと、特に自覚できる転移の症状がどういうものなのか分かっていない為、悩んでいます。左足だけに症状があるというのもきになります。先生はこの症状どう思われますか。アドバイスよろしくお願いします。

(答え)1999.8.29
お答えします。子宮癌の手術でリンパ節郭清で、リンパの流れが障害されて足に浮腫が来るときには、両足に同じように来ることは少なく、一般的に、左足の方に浮腫がきやすいと思います。癌の痛みには、色々な痛みがあって、一定の痛みかたをすることはありません。いずれにしても、治すための最善の治療を受けることができたわけですから、まず大丈夫と思いますが退院してからは自分で治すことを考えなければいけません。それから、臀部に注射をするときには、神経を避けるために注射する場所が決まっています。臀部というよりは、むしろ左右の腰骨のあたりです。もし注射したときに激痛があった場合には、神経にあたった可能性があります。その場合でも、注射した薬によりますが、障害を残すことは少ないと思います。ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)1999.8.29
早速のお返事ありがとうございました。癌になったということで、今までの健康だったときの自分とは違う感じがして仕方有りません。今まではきにしなかった小さい体の不調にも神経が敏感になっています。そして、全てを癌と関連付けて考え込んでしまいます。先生のおっしゃるとおり、自分で治していくんだという気持ちを持って、前向きになれるよう頑張っていきたいと思います。

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[子宮癌術後5年目だが放射線腸炎による下痢のために栄養障害]

(相談)1999.2.28
はじめまして。突然のメールで失礼致します。実は私の母の事で、ご相談させて頂きたくメール致しました。母は、5年程前に子宮ガン煩い手術をし子宮を取りました。その際、放射線治療も致しました。その後遺症で、腸が癒着し、消化のあまり良くない肉類等を食べると、必ず激痛を伴った下痢が起こります。時には、トイレが間に合わないという時もあります。今では50キロ程あった体重が35キロに落ちてしまいました。腸の癒着ですから身体的な問題が大きいとは思うのですが、精神的なストレスから来る下痢も多いみたいなのです。例えば、何かに夢中になっている時はトイレに行く回数が多少減り、反対に外出すると考えただけでトイレが不安というストレスから、外出前に20回以上トイレに行ったりします。そのストレスからくる下痢を少しでも楽にしてあげたいと思い催眠療法はどうかと考えました。是非、先生のご意見をお聞きしたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

(答え)1999.2.28
お答えします。やはり、まず食事に気を付けることと、薬による治療が必要でしょう。原因は大腸(直腸)の神経反射が異常に亢進しているためだと思います。もちろん精神的な影響もあると思いますので、担当医とよく話しをして、不安を軽減してあげることも大切です。催眠療法もきっと効果があると思いますが、私には催眠療法に関する知識がありません。インターネットなどで調べてみてください。ではまたいつでもメイルをください。

(相談)1999.3.1
ご返答有難うございました。食事にまず気を付けるという事ですね。薬による治療とは、どのようなものなのでしょうか?母は既に別の病気を発病しており(確か・・・筋無力症に近い病気です。随分良くなり、おと年退院致しました)現在、抗がん剤の錠剤(2個/毎回)、その抗がん剤による血圧上昇を抑制する薬、胃腸薬です。これ以上に薬を服用しても大丈夫なのでしょうか?担当医とは相談致しましたが、母の放射線治療の後遺症による下痢は治る見込みが無いと言われ、母も大変落胆しております。もともと母の癌は初期段階だったので、どうしても放射線治療を受けなければならないという事ではなかったのです。再発の用心の為だと言われ後遺症の事はまったく知らされてはいませんでした。それだけに今のこの母の苦しみは本当に放射線治療を受けるべきだったのかと疑問ばかり思い起こさせるようです。催眠療法に付きましては、本やインターネットでよく調べてみます。いい所が見つかると良いのですが・・・。先生も催眠療法についてきっと効果があると言って下さったのでがんばって捜したいと思います。色々、アドバイスありがとうございました。

(答え)1999.3.2
お答えします。「筋無力症に近い別の病気」とは何という病気でしょうか。母上の癌は初期段階で、どうしても放射線治療を受けなければならないという事ではなかったとのことですが、なぜまだ抗癌剤を飲んでいるのでしょうか。飲んで効く抗癌剤があるのでしょうか。

今、困っている症状についての治療を受けるべきだと思いますが、消化器内科で治療を受けているのでしょうか。栄養障害の状態だと思いますが、そのようなことに対する治療を受けるべきではないでしょうか。それとも再発しているのでしょうか?ではまたいつでもメイルをください。

(相談)1999.3.3
ご返答ありがとうございます。本日、母に会いもう少し詳しい事を聞いてまいりました。現在母の病名は筋無力症ではなく、多発性筋炎という病名でした。症状は母が子宮癌になる以前から出ていて癌の治療後その症状がひどくなった様です。症状としましては、5キロのお米を持ち上げる事が出来なくなりそれが進み、味噌汁の入った鍋が持ちあがらなくなり最終的には階段が1段づつしか上れなくなり、床に座り込んでしまうと独りで起きあがれなくなって入院致しました。その時医師から説明を受けた内容は、母の体のある免疫が非常に強くなりすぎて、筋肉をつかさどる組織を徐々に壊していると言われました。今、服用している薬につきましては詳しい種類までは判らないのですが薬の事がわかる本でみると抗がん剤となっていて免疫抑制剤だと医師は言っていたと記憶しています。その薬を服用すると、全ての免疫が弱くなってしまうので風邪等に充分気を付けるよう注意されました。入院時は10錠服用していましたが、退院時は3錠で今は、2錠服用しています。

消化器内科で一度治療を受けましたが、腸のレントゲンを撮るためにバリウムを入れたらしいですが肛門を閉める筋肉が弱っているのか・・・全部バリウムが出てしまいレントゲンを撮ることは出来なかったと言っておりました。その時の医師の話では直腸が固くなって肛門を閉める筋肉も弱っている。下痢を完全に改善するには人口肛門になるがまだもったいないような気もします。との事でした。癌の治療で放射線治療を受けている最中、ずっと肛門周辺の焼けつく痛みを医師に訴えていたらしいですが取り合ってくれなかった言っておりました。母の現在の状況は上記に書きました感じです。とにかく、あの辛い下痢の症状を少しでも柔らげてあげたいのです。なにか良い手があればどうか教えて下さい。それでは失礼致します。

(答え)1999.3.4
お答えします。多発性筋炎とのこと、これだけでもなかなか厄介な慢性病です。癌や肺炎など他の病気がでてくることもあり、専門的な治療と注意深い経過観察が必要です。自己免疫疾患の一つで、完治することは難しく、うまく共存しなければいけません。臓器移植手術を受けた人と同じと考えてください。

さて、放射線腸炎による慢性下痢のための消化吸収障害症候群の治療も、きめ細かな対応が必要です。患者さんの数が少ないので、治療の経験のある医師も少ないと思います。また、これまでは「癌が治ったのだから、それくらいは我慢してあたりまえ」という考え方の医師が多かったと思います。私も重症の人の経験はありませんので、一般的なことしかわかりません。信頼できる医師と二人三脚で、あせらずに治療を試みることです。最悪の場合でも、人工肛門という「治療方法がある」わけですから、諦めることはありません。

すでに、やっておられるとは思いますが、まず下痢をするような食べ物や飲み物を避けること、食べる量や時間を工夫すること、低残渣食や栄養食品など(保険で薬と同じように出せるものもある)の便になりにくい食品をとること、場合によってはとりあえず体力と体重を回復するために高カロリー輸液をすることなどが考えられます。治療方法が無いようなことはありませんので、あきらめずに努力することです。ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)1999.3.5
いつもいつも心のこもったご返答ありがとうございます。母の病気は本当に辛く、時にはなげやりになったりしますが、先生のメールを読むと勇気が出てきて本当に元気付けられます。最悪の場合でも、人工肛門という治療法が未だ残されているのですから、焦らずに母に合う治療法を見つけていきたいと思います。ありがとうございました。

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[食道癌を手術して2年になるが手術創の痛みが取れない]

(相談)東京1998.11.27
はじめまして、さっそくですが父のことについて質問させてください。昨年の1月に食道癌の手術をしました。食道を約10cm、胃を3分の1除去し残った胃を引っ張って残りの食道とつなぎました。その後3ヶ月ほど入院し、徐々に体力も回復し退院しました。仕事にも復帰しましたが、手術痕の痛みが取れず、日々ストレスがたまっていくようで周りの人間もなんとか痛みが取れないものかと、いろいろ勧めてみましたが(温泉、痛みが取れるという漢方薬、等々)どれもたいした効果はなく、ついには仕事に行くのも辛いということで仕事もやめてしまいました、私たち家族も時期がくればきっとよくなる、ということしかいえず悩んでいます。手術後そろそろ2年になりますが手術痕の痛みは、ほとんど変わっていないようです。この手術痕の痛みというのは、もうこのさき一生取れないものなのでしょうか?医者からは一応痛み止めをもらっているようですが、ほとんど効かないようです。それから「この痛みとは一生付き合っていくしかない」というようなこともいわれたようです。最近の父は『こんなことになるなら手術なんかしなければよかった」などと言ったり、せっかく大変な手術をして癌は除去できたのに、まるで人生をあきらめてしまったように弱ってしまっているように見えます。それから食道の形が変わったせいで,たまに食べ物をのどに詰まらせて1日から2日ぐらい全く食事が取れなくなってしまうことがあります。(詰まった物がとれない)これもかなり精神的なストレスになっているようです。食道癌の手術をした人々は皆このようなことで悩んでいるのでしょうか?それとも父だけが特別なのでしょうか?よろしくお願いいたします。

(答え)1998.11.28
お答えします。父上は食道癌を手術で治すことができた幸運な人だと思います。本当に「せっかく大変な手術をして癌は除去できたのに、まるで人生をあきらめてしまったように弱ってしまっている」では、なんのために手術をしたのかわかりません。問題は、手術痕の痛みと、食べ物をのどに詰まらせるということですね。

まず、痛みは胸部の手術痕の痛みだと思いますが、これは肋骨に添って走っている肋間神経が、手術の時に痛められたためのもので、医原性(医療行為が原因)の「肋間神経痛」ということです。昔から、開胸手術のやっかいな合併症の一つでしたが、最近では手術方法が進歩してほとんど問題にならなくなりました。父上は稀な例です。「この痛みとは一生付き合っていくしかない」というようなことを言われてはたまりません。当然、治療してもらわなければいけません。痛みの治療の専門の科は「ペインクリニック」といいます。東京には、ペインクリニックで有名な病院があります。痛みは必ず取れますので、諦めずに治療を受けてください。

次に、食べ物が詰まる原因は、「吻合部狭窄」だと思います。手術で切除した所の上と下(食道と胃)をつないでいるわけですが、そのつなぎ目(吻合部)がかたくなって狭くなっているのだと思います。手術のあとの入院期間が長かったところをみると、食事が取れるようになるまでに時間がかかったのではないでしょうか。このようなことは時々あります。詰まりやすいものは決まっていると思いますので、食べるときによく気を付ければ、ある程度防げます。

いずれにしても、どちらも手術が原因の病状(医原性疾患)ですので、本来ならば手術をした医師が責任をもって治療をすべき問題ですので、あきらめずによく相談してみてください。せっかく食道癌を克服しつつあるのですから、本人も家族の人も前向きに、プラス思考で取り組んで下さい。ではまたいつでもメイルをください。

(相談)1998.11.30
数野先生,大変ためになるお答えありがとうございました。早速父に話したところ、じつは以前一度ペインクリニックにいったことがあったそうです。しかしそのときは,担当した医師がどうも頼りなく、的を得ない診察だったようで「これじゃだめだ・・」と、以後行くのをやめてしまったそうです。しかし今回数野先生からいただいた返事のことを父に話し、また通ってみることを勧めたところ、「そうか,また行ってみるか」と言っておりました。やはり、ただ私たちが言うよりも説得力があったようです。なんとなく父の言葉に希望が感じられ私もほっとしました。実は両親は茨城県の水戸市に住んでおります。以前父が行ったペインクリニックは「水戸済成会総合病院」というところですが、もしよかったら茨城近辺でペインクリニックのいい先生、もしくは病院があれば、おしえていただけると幸いです(私もがんばって探しておりますので、もし知っていらっしゃったらでけっこうですが・・)。それでは、今回はほんとうにありがとうございました。

(答え)1998.11.30
お答えします。ペインクリニックで全国的に有名なのは「関東逓信病院」です。お近くにも良い先生がいらっしゃるかも知れませんので調べてみてください。関東逓信病院を受診して治療を受けて、落ちついてから近くの専門の先生に紹介してもらうという方法が良いかも知れません。なお、関東逓信病院へ行かれるときには、主治医の先生に紹介状を書いてもらってください。紹介状があると、病気の経過が良く分かり一層丁寧に診てもらえると思います。ではいまたいつでもメイルをください。

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[乳癌の手術後半年くらいから腕が腫れてきた]

(相談)1998.8.5
初めまして 私の家は母方の祖母(乳ガン)、母(子宮癌)、父(肝臓癌)、私(乳ガン)と3代に渡った立派な(?)癌家系です。私は1年前に乳ガンの手術(胸筋温存 乳房全滴)を受け今は元気に暮らしています。抗ガン剤(フルツロン)とホルモン剤(タモキシフェン)を服用していますが、副作用もそう深刻なものではなく、今のところ再発転移の心配もありません(もっとも多発性である、硬ガンなどのデータから、先生は再発の可能性が高いとは言われていますが、1期でリンパへの転移もありませんでした)。先生に相談にのって頂きたいのですが、後遺症が他の人よりもひどく、むくみはもちろん腕は90度がやっと上がる程度。それだけならあきらめもつくのですが日常のちょっとした動作で激痛を伴います(ジュースのふたを空けるなどの)。睡眠時に手術した方の腕を下にすると痛さで目が覚めてしまいます。後ろにも横にも出来ません。実は手術後半年ほどはむくみもなく腕も上がり、痛みも無く最近になって段々症状が重くなっています。その間リハビリもやっていましたが改善しません。肩や首もちりちりと焼け付くように痛いし、腕も何もしていなくても痛むこともあります。仕事柄(術後2ヶ月で復帰しています)一日中パソコンをやっていて家でも趣味で触っているのですが、その影響もあるのでしょうか。先生は筋肉は正常に動いているので手術の影響ではないからどんどん運動をして下さいと言いますが、リハビリは今までもやってきたしその類で治るものとは思われません。整形外科に行ってみたいと言いましたが、特に治療法も無いと思うよと言われました。何か良い治療法があれば教えて頂きたくメールを出してみました。念の為私は37才です。お忙しい中お読み下さってありがとうございます。

(答え)1998.8.9
お答えします。乳癌の治療としては、ごく普通の経過だと思います。手術後半年たってから症状が出てきたようですので、主治医によく相談して今のあなたの症状に対する治療を積極的にしてもらってください。問題点は三つだと思います。現在の症状が何なのか(診断)ということと、その原因は何なのかということと、現在の症状に対する治療方法にはどのような方法があるかということです。他にも同じ病気で治療を受けている人が、その病院には沢山いると思いますので、話しを聴いてみるのも一つの方法です。案外、その病院(その先生)の手術を受けた人には、あなたのような人が多いのかも知れません。乳癌術後の上肢のリンパ浮腫は、なかなか厄介ですが、空気圧による電気マッサージ器で手の先から、上に向かってのマッサージを繰り返すとかなり効果がある人もいます。とにかく主治医とよく話しをして、わからないことは主治医に聴いて、主治医にわからないことは主治医に勉強してもらって、教えてもらうことです。昨日まで、オーストラリアへホスピス・緩和ケアの研修に行っていて返事が遅くなりました。

(返礼)1998.8.24
後遺症の相談の件でメールしたものです。早速お返事を頂いていながら夏期休暇で留守にしていたので、メールを見たのが今日でした。電気のマッサージ器があるのは知りませんでした。やはりその辺を主治医に相談して積極的に治療に望んでみます。ありがとうございました。

(返事)1998.8.24
納得がいくまで、主治医と話をしてみてください。また、いつでもメイルを下さい。お元気で。

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