越 中 探 訪

「雨晴らし」

 
「雨晴らし」海岸から
立山連邦を望む

雨晴らし
 雨晴らし海岸より望む立山は、大変景色が良く、プロ・アマの写真家たちが競って写すところだ。歴史の名所としても知られている。
 雨晴(あまは)らしの名は、『越中志徴』に「むかし、義経奥州下りの時、この磯を通られしに折ふし虚雨(にわかあめ)せしに、供奉の人は諸共にこの岩の下に入りて雨晴らしせられたるにより」と記されており、「雨を晴らした」(雨宿りをした)に由来している。
 この義経伝説の雨晴の岩(女岩)とそこにそびえる松の木の姿が、遥か水平線の向こうに横たわる立山連峰と一体となって映える綺麗さは、すばらしい絵を鑑賞したときのような感動を与える。残念なことに、1月から2月の晴れ渡った日にしか見られない。
 


*リンク: @【立山連峰。雨晴らし海岸】 A【竜、「雨晴らし海岸」を描く】 (雨晴らし海岸からの立山連峰のスケッチが紹介されている)





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