アカンバロの恐竜土偶

メキシコのアカンバロで出土した恐竜と思われる動物を抱いた人間の土偶。1945年に考古学マニアのドイツ人ヴァルデマール・ユルスルートが、アカンバロ市郊外のブル・マウンテンで発見したのが始まりで、以来数1,000点が発見されている。いずれの土偶も生き生きと表現されているのが特徴である。

放射性炭素C14による年代測定では、最も古いものでBC4530年だった。この時代に恐竜が存在していない事はみな知っている通り、もし存在していないとすれば化石による復元か、古い伝承記憶によるものとされるのだが…

化石を見つけて恐竜の姿を想像した、というのはどうだろうか。しかし化石はきちんと埋まっているわけでなく、土の中にバラバラに埋まっているし、完全な形で発掘される事はまずない。化石の発掘の草創期には、歯の化石と思ったら足のつめの化石だったこともあった。

古い伝承だとしても二本足で立つような爬虫類はほとんど見られない。この地上で一番大きなトカゲは体長2メートルほどのコモドドラゴンで、ドラゴンとはいっても、イグアナの大きなものであり、この地域には住んでもいないし、まして二本足で立つ事もない。

しかし左の図では我々の見たことのある化石の恐竜と同じ動物がきっちり二本足で立っているのだ。

キバヤシくんの一言ファイル

この土偶があるということは、恐竜はこの時代まで生きていたのだろうか?…しかしこの地方はかつて巨大隕石が激突した地域だ、生き残っているとは考えづらい。

ではこの時代の人々はどうやって恐竜の存在、姿形を知ったのだろうか?…もしそれが古い伝承だとすれば、それははるか昔の伝承…数千万年前の話。

人間の起源は数百万年前とされているのは学校で習ったな?…しかしそれが疑問視される様なオーパーツが今現在たくさん存在しているんだよ!頭部に弾痕を残して死んだ原牛(牛の祖先)の化石、三葉虫を踏みつけた靴の跡、太古の岩盤層に残るはだしの足跡、恐竜と戯れる人々…

じゃあ人間の起源、いや人間でもないかもしれない文明の起源はいったいいつなんだろうな…

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