マヤの水晶ドクロ

1926年、マヤ文明の遺跡を発掘していたイギリスの探検家ヘッジスが発見したこのドクロはあまりにも精巧に作られていた上に水晶工芸品の年代測定方法もなく当時の学者達はこれを無視した。

実際このドクロは驚くほど精巧に作られていた。頭蓋骨下部、横側に伸びる弓形の頬骨弓は、実物通り頭蓋骨本体から分離、浮き出ている。歯も一本一本全て丸みをつけて再現されている。さらに、下顎は間接部分ではずれ、口が開閉するのだ。

それだけではなく、下から照明を当てるとドクロ全体が炎に包まれているように見えたり、文字を書いた紙をこのドクロの下に置けば眼の穴から真下の文字が見え、頭頂部から覗くとその文字が拡大されて見えるのだ。

頭蓋骨そっくりに作るならば、古代のマヤでも300年間に渡って水晶を磨き上げていけば一応は可能だが、水晶のプリズム効果までを考慮して作る知識と技術は古代のマヤ文明には存在しない。説明に困った科学者が無視したこともうなずける。

キバヤシくんの一言

古代マヤ文明では製造不可能だったこの水晶ドクロは一体誰が、いつ、何の為に作ったものなのか。…使い方は杖の先に付けたり飾ったりする呪術的なものだと考えられているんだ。そもそも呪術というのは人を超越した何者かの力、といわれている。その為古代では呪術者という存在は集団の中でも一番高い位置に存在しているんだ。…超越的技術を持った何者かがこのドクロをはじめとしてその力を示し当時のトップに立った、ということは考えられないか?

アステカ文明では紀元前3114年に始まった第5の時代は2012年に滅亡するといわれている…実はマヤ文明にも5000年を一つのサイクルとする考え方があるんだが、マヤ文明には2012年に一体何が起こるかは記述されていない…

この水晶ドクロを作った人物に聞いてみたいものだ、世界は一体いつ、どのように破滅を迎えるのかをな!

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