モヘンジョ・ダロとカッパドキア

モヘンジョ・ダロ…恐らく一度は耳にした事があると思われる、インダス文明の中心地。今日ではパキスタンのシンド地方にあたる。この遺跡は存在そのものがオーパーツといっても過言ではないほど完璧すぎる都市計画の上に成り立っているのだ。

モヘンジョ・ダロの遺跡は7層からなっており古い時代から順に積み上げられているのだが、上の層は下の完全なコピーである。つまりこの都市はインダス平原に出現した時点で完璧な都市計画に沿って建設されているのだ。これは常識では理解しがたい事で、発掘にあたった考古学者のジョン・マーシャルは「まるでさらに数千年も前の誰も知らない社会から伝えられたもののようだ」といった。彼は原始社会からこの都市を作れる文明を築くには数千年かかる、といっているのである。

実際その都市の作りは古代のものとは到底思えない。都市は綿密な計画によって碁盤の目状に建設されており、ダストシュート、水洗便所に下水道やマンホールまで完備している。…フランスのベルサイユ宮殿につい最近までトイレがなかったことから考えてもその先駆性はみてとれる。その技術も驚嘆に値する、当時他の文明で使われていた原始的な日干しレンガとは違い、モヘンジョ・ダロの都市の住宅材には高い技術の窯焼きレンガを石膏モルタルで固定した後アスファルトで覆い、さらにレンガを重ねて耐水構造にするという高度な技術を使用していた。

先史学者の間で「世界で最も謎に満ちた古代都市」と呼ばれるこの都市の大きな謎の一つが一体どの民族がこの文明を築いたのか、ということである。西欧と同根のインド・ヨーロッパ語族に属するアーリア人ではない。今もなお謎に包まれているのだ。

このモヘンジョ・ダロは600年間の繁栄を謳歌した後に突然に滅び去っているのだが…それについて二、三の興味深い出土品を紹介したい。これまでこのモヘンジョ・ダロで発掘されている46体の遺体がいずれも突発的な“何か”に襲われ、突然死したような状態のままで埋まっていたというのだ。遺体の状態から病死ではなく、外傷がある遺体がわずか二体である事から戦争とも考えられない。それにこの遺体から強い放射能が検出されているという。

…周囲5キロのモヘンジョ・ダロ遺跡の中に現地人が「ガラスになった町」と呼ばれる区画がある。ここから採取した石のサンプルを分析したところ「1400〜1500℃以上の高熱」で過熱され、「非常に短時間」の作用で急速冷却された事がわかった。この加熱原因は火山活動ではない事が既に専門家によって証明されている。

「ガラスになった町」で発見された、左上の画像はレンガが急激な高熱によって泡状になったもので、下の画像はねじれてガラス状になった壷の破片である。

…核爆発によって砂などがとけ、その爆風で上空高くまで舞い上げられ、再び落下中に急激に冷やされる事でガラス状になることはよく知られている。

トルコ、アナトリア高原中部にあるカッパドキア地方の遺跡。荒れ果てた台地に広がるこの地域には無数の洞窟居住区が広がりさらにその地下深くには8層にわたる巨大な地下都市が発見された。地下150メートルに達する通気孔、井戸、炊事場、汚水処理の溝などを持つこのような都市は現在わかっているものだけでも30箇所におよび、計10万人収容可能だという。

このような外界から隔離された町を作る必要が一体どこにあったんだろうか?

モヘンジョ・ダロと同じくこのカッパドキアにも高熱によって破壊された、と思われる証拠が存在する。アナトリア高原の一角、カッパドキアの古代遺跡「チャタル・ヒューク」は、略奪や虐殺があった形跡がないにもかかわらず壁などに高熱破壊の形跡を残したまま突如として都市が捨てられているのである。

その突然消失した年代もぴたりモヘンジョ・ダロと一致している

はるか昔の同じ時代に近くの都市が同じに高熱破壊の跡を残して消失している…それは一体何を意味しているんだろうか?

キバヤシくんの一言

古代インド神話「マハーバーラタ」という大戦争の物語の描写には幾つも古代核戦争を彷彿させるものがある。その中の一つに”アグネアの武器”というのが出てくる。

「煙をともなわぬ火を放つ…キラキラ輝く光となって敵を包む…あらゆる角度から燃える矢の雨が…激しい風と共に降り注ぎ敵の兵士達は焼かれた木々のように倒れた」…どうだ?これはまるで核弾頭だと思わないか?

もし本当に核戦争があったとしてもはるか昔の事だ、未来に核戦争が起こるとはいっていない、…そう思うか?

それが違うんだよ!はるか昔に核戦争が起こり古代の超文明がともに滅亡したとしたら、現在の我々の状態そのものじゃないか!?現在地球上の核は地球上の人間を軽く消滅させて有り余るほどの量があるんだ!

つまりカッパドキアとモヘンジョ・ダロははるか昔の話ではなく、近い未来の核戦争の姿なんだ!!

戻る