コスタリカの石球

アメリカ南、コスタリカの太平洋岸のジャングルで1930年代、アメリカの果物会社がジャングルを開墾した時に始めて発見されたのが、この「人造石球」である。それからここ50年ほどの間に続々と発見されているのだが、いまだこの石球を作った目的は謎に包まれたままである。

当初は中に黄金が入っている、とウワサされていたこの石球。2〜3センチのものから2.6メートルのものまであり、どれもほぼ正確な球体をなしているのだが、こういった物を作るには極めて高度な幾何学的技術と形成技術が必要とされ、現在でも石をこのレベルの真球体に加工するのは難しい。

そしてもう一つの謎はこの原材料である巨大な石をどこから持ってきたかである。…これらの石球が発見されている地域からは元とする花崗岩が全く産出されていないのだ。

石を持ってくるだけならば人間の労力を費やせば一応可能だが、では一体何のために作られたんだろうか?ただ丸いだけの石の使い道などそうあるものではない…

「石を軽くし、空中に浮かべて運んだ」という伝承もあるが…以前用途は謎に包まれたままである。

キバヤシくんの一言ファイル

世界中には現在の我々の知識では説明できない様々な不思議を持ったオーパーツが存在している…あるものはその作成方法、またあるものは必要とされる技術や知識の超越に対しての謎…

しかしこの石球はその存在理由そのものが謎なんだ!…作るだけならば世紀を超えた作業がそれを可能にするのかもしれない。だがそういった作業に見合う”何か”が全く存在しない!!ピラミッドやモアイでも権力証明という目的があったんだ。

現在自然界に真球というものが存在するか?…ないだろう、この地上では球という形状は好まれない!じゃあ一体何を見てこの形状を作ろうと思ったのか…そう、太陽と月だ!そして万物が物理法則に従ってすべからく球となる場所は?

わかるな、…そう、宇宙空間だ!!つまりこの物体は宇宙、そして地球をあらわす模型なんだよ!

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