(OPTION-19) KP6miniTX リニアアンプ10W  

UP dated 2026.01.12

●リニアアンプ(SSB/CW/AM)

(K20)、(K21)KP6miniジェネカバTRXの +3dBm(2mW)を10Wに増幅するために、RD00HVS1+RD06HHF1プッシュプルアンプを製作した。

これは、特に(K20),(K21)用に限らず、その他、2mW程度を出力するリグに汎用的に使用できる、任意の3バンド(組み合わせにより最大6バンド)に対応できる。 キットでは、7,10,14,18,21,28MHzの6バンドに対応。


基板サイズ 100mmx 133mm。(100x100基板と100x33mm基板をハンダ接続)

BPF 10Kコイル→RD00HVS1→RD06HHFプッシュプルリニアアンプ。 2mW ⇒10W アンプ。


入力 BPF 10Kコイルは、2段同調、4回路で最大6バンドに対応

 出力トランスは、BN-43-202 による 2t:3t広帯域トランス。22Ω:50Ω

その出力回路には、2バンド共用x3回路の LPFを組み込んである。(加えて、1回路分追加の余剰パターンあり)




以下左は、基板裏面に放熱板(アルミ80x120x3t)を取り付けた状態。このリニアは、消費13.5Vx1.6A程度で10Wを出力し、効率50%位で、放熱量は少な目なので、この程度の放熱器でも、少し熱くなる程度で収まる。

右側は、実際にリグケースの底面に取り付けた状態で、このように使い、放熱板(アルミ80x120x3t)に加え、ケース底板も放熱器として使っている。

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●回路図

miniTXリニアアンプ回路図は、下図のとおり。
終段のRD06HHF1のアイドル電流は、250mAx2とした。プッシュプルの特性、2倍高調波レベルが小さいことを期待して、LPFは、隣接2バンド共用としているので、二つのFETは、対称に動作するように、きちんと調整する。 2倍高調波レベルは、-30dBc以下を期待していたが、実計測では、-25dBc程度であった。もう少し改善の余地がありそうだ。

出力は理論上、B+13.5Vであると14Wを超えることはできない終段コア仕様で、実測最大出力11Wであるが、B+19Vまで上げると 15W出力となった。

 

● 終段トランス・コア

@ 0.1tx11.3x22.4mm銅板をφ4mmドリルに巻きつけ、筒状にして、フェライトコアBN-43-202に通す。2本。 写真のPCB4つ穴は、「直結二つ穴」と 「分離二つ穴」、はさみで二つに切る。
  (キット付属のコアは、銅筒x2本挿入済)

A「直結二つ穴PCB」を左側から 0.1t銅筒に通し、「分離二つ穴PCB」を筒右側に差し込み、筒端を切り開き、押しつぶし、半田付け。

テフロン線φ1mmx190mmをコアに3回巻く。右側の「分離二つ穴PCB」側に線端部を出し、これが2次コイルとなる。 左側の「直結二つ穴PCB」が1次コイル中点、電源供給ポイントとなる。

B次にφ1.9mmテフロン線x45mm を二本準備する。上側穴を左から通し、下側穴の右端に半田付け。
同様に、反対側、φ1.9mmテフロン線x45mmを下側穴から通し、上側穴右端へ半田付け

Cこれで 2t:3tのコア完成。
インピーダンス比=22Ω:50Ω


● 「RD00HVS1+ RD06HHF1xPP 2段構成」のAmpの性能

入力源としては、(K21)KP6miniジェネカバTRX。 電源は、13.5Vx3A。
3.5MHz帯〜50MHz帯の出力を測定した結果は、周波数帯によりバラツキがあるが、下表のとおりで概ね10Wであった。
 










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