(OP-16) K9,K17適用 SG表示用 低速オシロSG12864

UP dated 2014.05.09 Up2023.06.09

●(K9)AD9850 SG, (K17)AD9833SG用 PIC16F819低速オシロSG12864

(K9))AD9850SG または (K17)AD9833SGと組み合わせて使用する 低速オシロを、LCDグラフィック液晶表示器128dot*64dot SG12864ASで製作しました。 

=======◇◇ 2023.06.09Up PCB回路基板版の製作記事◇◇=======
◇PICの頒布 (OPTION 16) K9,K17適用 SG表示用 低速オシロSG12864キット 

以前は蛇の目基板での製作記事でしたが、回路基板を起こしましたのでそれでの製作記事です、PICのプログラム、回路は以前と同じものです。

 下左写真は、本体基板に LCDサポート用に生基板を追加した、基板完成状態。 二つの3P中点OffトグルSWのうち、右側の時間軸切替用のは、あまり使用しないので、省略している。 

 下右写真は、LCD12864を差し込み、試作完成品。 
 12.8MHz水晶x5段ラダーフィルターの特性を (K17)AD9833SGで計測している。  横軸は、12.795〜12.805kHzの10kHzスパン。フィルター帯域は、2kHz。ちょっと ほれぼれするフィルター・シェイプ。


 



=====◇◇以下は、2014.05.09Up当時の 蛇の目基板版の 低速オッシロの記事です◇◇=========

ケースは、タカチYM130(W130×H30×D90mm)に組み立てました。

下左写真は、(K9)AD9850SG本体/YM150/の上に収納重ねた 本低速オシロLCD。
下右写真は、低速オシロLCDを90°起こして、使用中。後面は、抜き差し蝶番で固定してある。

 


 

上左写真は、12MHzx6素子クリスタルフィルターを、横軸 11.910kHz〜12.010kHz(100kHz Sweep幅)で観察
上右写真;同フィルターの通過特性を観察している。横軸 11.995kHz〜12.005kHz(10kH Sweep幅)で観察

 

上左写真;ユニバーサル基板72mmx47mmで製作。その周りをLCD支持用に、生基板拡張。
上右写真;基板と 128ドットx64ドットLCDを組み立てたところ。

●回路;

・LCDは、128ドットx64ドットを使う。SG12864AS(取付ピッチ2.54mm)、TG12864(取付ピッチ2.0mm)等
・中点OffトグルSW1(RB0-1)は、LCD縦軸表示範囲を変える。最上基線;+20dB, +/-0dB, -20dB。
・中点OffトグルSW2は、横軸スイープ時間を 0.1sec, 0.5sec, 1.0sec の3とおりに切り替える。
(K9)SGの掃引時間に合わせて、1sec固定でもよい。 。

・PIC16F819-MCR端子の立ち下がり信号(Max5V)をトリガとして 掃引を繰り返す

・LCDのバックライト電流は100mAとしたが、、SG12864ASの場合少し暗い感なので、200mA程度が良いか?(カタログ値は360mAとなっている)バックライトLEDの順方向電圧は、4.1Vなので70Ωの抵抗を直列にし、B+12Vを加えると、i=(12-4.1)/70=113mAとなる。
TG12864の場合は、絶対定格電流120mAとなっているので、200mA流すことはできない。

ユニバーサル基板製作例

ユニバーサル基板72mmx47mmの部品配置、配線は下図を参考にしてください。部品面からの透視

 

● プログラムソース

プログラムソースは、マウス右クリックで「対象をファイルに保存」を選んで、ダウンロード。
PIC16F819用プログラム。Asmコードは、MPLABでアセンブル。
 ◇ダウンロード 12864OCL1.asm &.hex



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