Key Paddle 3題



Up-dated 2003.9.7

●エレキーのパドル

・エレキーのパドルは、いつも自作します。 打ちやすいキーを作るこつは、パドルを押すときのバネが適切な荷重であることと 接点の接触不良を起こさないことです。

・パドルの戻りバネとして、@ガラスエポキシ基板のしなりバネ、Aバネ付き蝶番、B磁石反発式バネ の3方式の製作例です。
・接点は、リレーのコンタクト接点とか、リーフSW(接点が単品で売られている)を使います。



・左側;@ガラスエポキシ基板のしなりバネ

・中央;B磁石反発式バネ と 右側;Aバネ付き蝶番

●@題 ガラスエポキシ基板のしなりバネ パドル



・ガラスエポキシ基板は、かなり固いので、しなり程度は、パドルの中央に明けた 3xΦ6によって調整する。縁が1mm以下になる程度に削って、ちょうど良い「しなり」 になる。

・接点は、古いリレーをバラしてコンタクトを取り出して使用。

●A題 バネ付き蝶番パドル


・ステンバネ蝶番ミニ30は、ヒンジの部分にバネがついているが、
そのままでは、少し固いので組みたて後、ラジオペンチでバネの折り曲げを少し戻して調整する。

・接点は、鈴商で入手できる「リーフSW #34-41」(右)を2個使う。
・この接点を パドル(ガラエポ両面基板)に直接ハンダ付けして固定。


●B題 磁石反発式バネパドル


・F磁石は、東急ハンズで見つけた「希土類強力磁石」を使う。通常のフェライトよりも数十倍強力。
・同極(N-N または S-S)を10mm間隔のパドル基板の内側に取りつけると、ちょうど良い反発力になる。

・Eヒンジは、真鍮製のものはピン部分の動きが固いので、ステンレス製の小さくて比較的がっちりしているものを選ぶ。


●使いごこち

・3種類を作って、使いやすい順番は、B、A、@の順番。Bの磁石式は、押すときは軽く、戻りは早く一番のおすすめ。


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