Diary

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2005.03.31/ The new patch
…数日ほどインフルエンザで寝込んでましたよ(真実味のある御挨拶)。

なんかこの2004年度は健康面に関してとみに厄年じみていた気がします。毎日遺しているわけでもないこの日記を読み返してみるだけでも既に不健康の記述に満ち満ちていることが燎原の火を見るよりも明らかでありますし…。己こそ稀代のヤングと自負される皆々様(←決めつけ精神)もどうかご自愛の程を…。

色々と記すべきことはありますが、取り敢えずは後日に先送りしておきます。


2005.03.25/ Warrior of tha galaxy
[以下緊急追記]

先日の記録のほぼ丸ごとを利用して述べ挙げたCD:「レジェンド オブ ゲームミュージック 〜プレミアムBOX〜」(サイトロンデジタルコンテンツ)への感想で御座いますが、改めてこの場をお借りして気になったことを追記させて頂きたく思う所存であります(慇懃挨拶)。まあ所謂懸念若しくは疑念とも申せましょうカ?

Disc-2たるコナミディスクにおける「ギャラクティックウォーリアーズ」のTrack31、「ステージクリア」の音が「LOSE」の音になってしまっておりますヨ!(その直後の「ネクストステージ」の音に関しては問題ありません)…そしてそのまま聴けば判る通りにTrack32にも全く同じ「LOSE」音が入っています(こちらは曲目表通りです)。というかゲームプレイの順列に鑑みるに先の「ステージクリア」の部分に本来収録すべきは「勝利」のサウンドのはずですが、これがTrack36の「ゲームオーバー」音のところに入ってしまっているンですヨ!…以上の要点を掻い摘んで申せば、即ち「ゲームオーバー」の曲が収録されておりませン!(筆者注:先に復刻されているところの「コナミ・ゲーム・ミュージック Vol.2」と聞き比べて頂ければその違いは明白で御座います。あちらは収録としては間違いありません)

これは私にとっては辛いミステイクであります。とは言ってもゲーム自体が割とメジャーになりきれぬところがあった故に注目もされないかもしれませんが…。

[以下通常追記]

先頃よりAC:「虫姫さま」(AMI/ケイブ)のオリジナルサウンドトラックの4月19日からの一般申込の開始、という情報が正式に告知されております。今回はオリジナルBGMはおろかロケテストヴァージョンのサウンドや携帯電話用のアプリケーションとしての「虫姫さま外伝」の音楽までも網羅し、あまつさえレコ姫フィギュアまで付属するという豪華絢爛極まりない仕様に我ら有閑マダムもうっとり!

…フ、フィギュア?(現実について冷静になって考えてみた)

…まあ予想されていた事態ではありますが(AOUエキスポの時にリバーサービスブースに展示されておりましたし)、改めてそう大々的に発表されると驚愕を禁じえないところが御座いますな…まあこれを敬遠するばかりに並木“さんたるる”学氏と岩田“REZON”匡治氏の楽曲を聞かないというのは余りに勿体無いとは思いますけどネ。恐らくは今回も極めて早い段階で予定されている限定数を越えて注文が殺到し、再販が行われるかと思われますが、その時にはフィギュア抜きの低価格になったりするのでしょうか?全ては私個人の憶測ですが…。


2005.03.24/ Bullet
☆事のあらまし

今此処に轟音を上げて手元に到る!CD:「レジェンド オブ ゲームミュージック 〜プレミアムBOX〜」(サイトロンデジタルコンテンツ)が!(仰々しい御挨拶)

というわけで然るべき配送組織から齎された小包が、例年以上の花粉の集団的飛来によって外出する度に体組織という体組織を苛まれるこの私に生きる希望を与えてくれたわけですが、つうか開封時に奇怪な力を加えたせいか必要以上に長大なるサイズを誇るところの帯が備え付けのミシン目から綺麗さっぱりと切り取られてしまったんですが!一体どうすれば!(滴り落ちる血涙と共に)

それはさておき(捨て置けぬとはいえ!)、各々の音盤に耳を欹ててみれば少なからぬ感慨が沸き起こってくるものであろうと思われますので、早速全体を包括する黒箱(極めて指紋の残り易い造り)の中に収蔵されし薄型ケースを引きずり出して音盤を再生機械に乗せた上で再生し、奏でられる美しきメロディと共に私の思うところを次々と書き記していこうとたった今決めました(以下行数浪費)。

☆Disc-1/ナムコ

忌憚なく申せば、今日までのサイトロン以下略の復刻・及び新規録音盤を既にして所有している人にとっては、この箱の中で限りなく不必要であるコンパクトディスコであるやもしれません。即ち「ビデオ・ゲーム・ミュージック」「スーパーゼビウス」「ナムコ・ゲーム・ミュージックVol.1」、そして「ナムコ アーケード 80's」がお手元にあれば事足りる収録になっております。ただ、編年体としての「ゲームミュージック」を語る上で、件の中村製作所の編み出されました珠玉の一群が欠かすことの出来ない存在であるのは最早私の如き若輩が言うまでもなく、最初のディスクとしてこの一枚が用意されたのは半ば必然的であったのかもしれません。

因みに「ナムコ アーケード 80's」収録タイトル以外では「源平討魔伝」のみが新規再録音となっております。これはこれで素晴らしい音楽ではあるのですが…。

☆Disc-2/コナミ

新規再録音が目立ちます。冒頭の「コナミモーニングミュージック」からしてそれですし(まあ他の盤で事前に行われていたかもしれませんが)、「ツインビー」においては「TWINBEE'S HOME TOWN SONG」の別バージョン(通常のバージョンが流れている時にエクステンド、若しくはミスすることで流れる、一部の音階やリバーブが通常のものと異なるもの)が、「グラディウス」においては「コナミ・ゲーム・ミュージック Vol.1」に収録されていた未使用曲に加えてもう一曲未使用のジングルが収録されております。「RF-2」もチェックポイントの曲、ゲームオーバーの曲が収録されて完全なものになっており(「コナミ・ゲーム・ミュージック Vol.2」ではネームエントリー曲がまるでレース中のBGMのように収録されていて驚いた方も多かろうと思われます)、本作をこよなく愛する私にとっては極めて嬉しい配慮であると言えましょう。ディスク後半は諸事情により復刻発売が果たされなかった「コナミック・ゲーム・フリークス」及び「コナミ・ゲーム・ミュージック Vol.4」からの復刻音源となっております。…とはいえ流石に「A-JAX」のキングレコード盤たる「MUSIC FROM スーパー魂斗羅&A-JAX」に入っていた未使用曲などは収録されておりませんが…如何にかして新規収録できなかったものでしょうか?

☆Disc-3/カプコン

…ほぼ全てが既存の復刻盤に拠ります。なのでこれも「カプコン・ゲーム・ミュージック」の3枚を所持していればほぼ事足ります。唯一の嘗てのポニー以下略盤からの復刻タイトルが「ストライダー飛竜」というのは嬉しい心配りであると同時に地獄のリゾートであるとも申せましょう(筆者注:それは作品が違います)。

…ああ、そういえば「トップシークレット」は「カプコン・ゲーム・ミュージック Vol.2」に収録されていた時点で既に収録漏れがあったと思うンですが!これは再録音してほしかったですな…。あと同じくVol.2で何故か収録漏れだった「ラッシュ&クラッシュ」のコンティニュー音楽を何時か何処かで補完して頂けないものかッ!

☆Disc-4/セガ

こちらは先のカプセル以下略とは違い、嘗てのポニー盤からの復刻が主体となっております。タイトルによっては入手困難なものがあったと思われますので、これはこれで忝い配慮ではないでしょうか。因みに「クラックダウン」「ゲイングランド」「ターボアウトラン」は新規録音のようです。名曲揃いなので是非一聴あれ。

☆Disc-5/タイトー

こちらは冒頭より初音源化作品「タイムギャル」「アウターゾーン」「メタルソルジャーアイザックII」が立て続けに並びます。「メタルソルジャーアイザックII」のデモ画面で流れる曲が後に「ダライアス」で使用された「Captain Neo」であることは既にしてとみに有名で御座いましょうが(というか、そうでもなければわざわざ収録もされないでしょうが)、実際のゲーム自体を遊んだことがある人は少なかろうと思われます。何せ本来存在しているはずの一作目からして没になってしまった作品ですから…(因みに当時の雑誌には情報も載っていたみたいですが)。

それとは全く別の話ですが、メインBGMの音量バランスがちとおかしくないですかねぇ?本来聞こえるパートが限りなく小さい音になってしまっているんですが。

因みに「アウターゾーン」はアレンジバージョンが「タイトー・ゲーム・ミュージック」に収録されておりましたが、実際のゲームでの音楽は当時のタイトー特有の音源によってより一層哀愁を漂わせるメロディになっておりましたものです。

残りはポニー盤からの著名な復刻作品群が鎮座整列。「ミッドナイトランディング」「トップランディング」は一時期私の集中的に耳にするタイトルでありました。

☆Disc-6/データイースト/アイレム/SNK

いきなりデコカセットシステム(通称デコカセ)タイトルたる「バーニンラバー」(後に通常基板バージョンも発売されましたが)から始まる驚愕のデコ軍団、引き続くは「サンダーストーム」、そして何故か今まで音源化されていなかった「ダーウィン4078」であります。そして続編たる「SRD」、デコゲーの名を一躍高めた(高めたのか?)「カルノフ」「チェルノブ」を経てデコパートのフィナーレ、最後の最後、ラスボスとして鎮座ましますのが我らが「トリオ・ザ・パンチ」!…いや基本的にはキャラクター毎に用意された一曲がプレイ中の局面の殆どで鳴り続けているんですけどネ。徐々に脳髄の蕩けるような感覚を抱くのは私だけではありますまい。

アイレムパートはその全てが初音源化タイトル。「スパルタンX」「スペランカー」のファミコン移植版でも広く人口に膾炙するタイトルを経て(手持ちのソフトと聞き比べてみるのも宜しかろうと思われます)、遂に到るは「R-TYPE LEO」!様々な経緯があったが故かそのオリジナルサウンドが音盤化されることのなかったこの一作(ビクターから発売された「アールタイプ・スペシャル」に、アレンジ曲が二曲ばかり収録されています。因みにこのCDには同じく音源化されていない「ギャロップ」のアレンジ曲も二曲入っています。「ギャロップ」も是非CD化して頂きたいものです)、全体を彩るはメロディよりもリズムに傾倒したテクノサウンドたち。其処に所謂「R-TYPE」らしさは存在していないように思えるとは言え、時期こそ多少前後しながらもほぼ同じ年代にリリースされている「F/A」(ナムコ)や「ビューポイント」(サミー/エイコム)と並び、ゲームミュージックに新風を吹き込んだエポックメイキングなる作品であることは疑いようもありません。…多分恐らくは。

因みにアイレムにおかれましては90年代付近の作品…「ガンフォース」「サンダーブラスター」「魔法警備隊ガンホーキ」「ファイヤーバレル」「海底大戦争」「ジオストーム」などの未だ音源化されぬタイトルが目白押しなので、いつか単独の一枚(若しくは二枚)として音源化して頂きたいものです。切に希います。

…ああ、SNKの「ASO」「怒号層圏」は新規再収録です。どちらも良い作品です。

☆Disc-7/ジャレコ/UPL

本盤の目玉企画と申せば誰が何と言おうと「アーガス」「バルトリック」の再収録と「サイキック5」の初音源化(以上三作、全てジャレコ販売・NMK開発)であることに相違ないのですが(異議申立ては即座に却下)、前二作に関しては嘗て「ゲームサウンドジャレコ G.S.M. JALECO 1」(ポニーキャニオン)に収録されていたものの音が抜けていたりして不完全だったものです。それがこの度申し分なく収録されると聞いて半ばこの1枚のためだけに買い求めたと言っても決して過言ではないのですが、取り敢えず収録に関しての意見を以下に記したい所存。

「アーガス」に関しては(基板を所有していないので詳しいことは申し上げられないのですが)中々に宜しい収録なのではないでしょうか。少なくとも嘗ての一枚よりは。永久パターンが存在するのにまともにクリアできぬゲームでしたが…。

「バルトリック」もテストモードで鳴らすことのできる未使用曲を含めた内容になっています。因みに未使用曲3は後述する「サイキック5」のクリアジングルでもあるのですが、これと「GENZOHのテーマ(バルトリックVER.)」はテンポが普通のものと速いものの二種類あるはずなんですが…(まあ、其れを言ってしまうとテストモードで聞く分には其れ以外の曲も通常のテンポのものと速いものが存在するんですけどね…)。収録時間の関係もありますしやむを得ないのでしょうが。

そして我が宿願にして悲願たる「サイキック5」の初音源化!他の音盤同様に1ループながらどの曲も今耳にしても何ら遜色のない珠玉のメロディであります。主人公五人にそれぞれテーマが用意されているのですが、どれも口ずさめるほどの軽快なサウンドとなっており、ゲームプレイを妨げることもありません。

…さて、ここまでは作品自体へ払う私の敬意。これからは音盤への感想です。

まず、ステージ開始時のジングルが入っていません。メンバー交代時のジングルが入っていません。エクステンドやマジカル達成時のジングルが入っていません。タイムオーバーのジングル(10秒前警告音〜タイムオーバーミス音)が入っていません。まあこれらはサウンドエフェクト、即ちSEとして処理されてしまうものではあるかもしれませんが、SE集として収録して欲しかったものです。…また、ネームエントリー中にクレジットを入れると曲の主旋律が消えてしまうのですが、流石にこのバージョンは収録されていません(半ば当然とも言える?)。

また、曲の収録順に僅かながらも違和感を覚えます。「NAOKIのテーマ」の後に唐突にステージクリアの音が入っています。ゲームプレイにおける順序に鑑みるならばボス戦の音楽たる「グレートサタン」の後に持ってくるのが妥当であろうかと思われます。後半のトラックの順列を私なりに再編するならば「グレートサタン」→「CLEAR」→「NAME ENTRY」→「ENDING」→「CONTINUE」→「GAME OVER」といった感じになるでしょうか?コンティニュー時の曲をどの位置に入れるかは有識者でも意見の分かれるところでありましょうが…(有識者…居るのかッ?)。

あと、本編では聞くことの出来ない未使用曲が1曲収録されています。恐らくはサウンドROMを「ぶたさん」の基板に乗せた上でテストモードで慣らしているのでしょうが、他にも未使用曲はなかったのでしょうか?気になって仕方ありませン。

…まあ、初めて正式に音源化されただけでも跪いて平身低頭して御の字を刻まずにはいられないのですが…それだけに収録に拘って欲しかった気もします。

「銀河任侠伝」は嘗てのポニー盤よりも格段に収録曲が増えています。とはいえ或いはこれでも一部入っていなさそうな気もしますが…コナミの「恋のホットロック」と似たような理由で。改めて聞くと実にいい音を鳴らしているゲームです。

UPLのタイトルは「忍者くん 〜魔城の冒険〜」と「忍者くん 〜阿修羅の章〜」。前者は初音源化タイトルであります。曲数自体は少ないですが…。UPLにも「鋼鉄要塞シュトラール」のように音源化されていないタイトルが存在するので、これもまた別の機会に何卒CDリリースして頂ければほぼ間違いなく私が買います。

☆ボーナスCD/コナミMSXシューティングディスク

特典CDたるこの一枚は比類なきコナミ工業株式会社の嘗てのMSXにおいてリリースされました作品群を彩ったSCC音源を駆使した各タイトルを収録しております。中にはこちらを目当てにして買い求めた方もいらっしゃるかもしれません。当然ながら何れも新規再収録、そして「グラディウス(SCC版)」は初音源化タイトルであります。「コナミゲームコレクション Vol.3」のディスクとSCC音源カートリッジを併用することで聴くことの出来たこのSCC音源版は実に優れたアイディアだったと思いますが、私としてはSCC音源化に際して楽曲自体にも相当のアレンジが加えられていたところの「ツインビー」の収録を望みたかったものです。

因みに、嘗てのアポロン音楽工業のCDシングルに施されたエフェクトを耳にしていた方々にとっては、この度の「グラディウス2」「沙羅曼蛇」「パロディウス」の収録は新鮮に映るかもしれません。それほどまでにクリアな音に、我ただ落涙。

☆ボーナスDVD/エキスパート映像ディスク

…実のところ、現在の私の環境ではDVDを視聴することは出来ないのですが、それでもボーナスタイトルとしての存在感を十二分に醸し出しております。

☆総評

掻い摘んで申しますれば、「買い求めて損はない」「最後まで聞いていたものの勝ちだ」「収録行為手当」といったところでありましょうか(後ろ二つは無視してくださっても構いませン)。確かに復刻のチョイスにおいて少なからず不満は御座いますし、1ループの処置というのも残念に思うところもあります。ただ、先にも述べた通りに「ゲームミュージック」の歴史を語る上で必要不可欠なタイトルも存在しておりますし、これはこれで一つの「完成形」であるのだろうと思います。

また、コンポーザーの方々へのインタビューに関しては興味を大いに引かれる内容ながらも、そのために収録タイトルのゲームとしての説明などがほぼ皆無であるところが残念に思えます。これまでのGMO盤の復刻CDのように、ゲームに関する説明も別紙などで補っておけばなお良かったように思えるのですが…。

希望が大多数に達すればこの企画の続編的なものが製作される可能性もあるかもしれないとのことで、若し次なる企画が発表された際には、これらの不満点などが少しでも良いので解消されていることを心より祈りたいものです。…ああ、あと情報発表当初は「2000セット限定」みたいなことを耳にしていたのに気が付いたら別にどうということもなく普通に店頭にも置いてあるのは一体どういうことでしょうカ?普通に買えるならわざわざ通販なんて利用しないンですが…。

☆切望

…あと何時かは2枚組、若しくはそれ以上で「ブラックハート」(販売はUPL)、「はちゃめちゃファイター」「サボテンボンバーズ」「ガンネイル」「ボンジャックツイン」「サンダードラゴン」(販売はテクモ)、「超時空要塞マクロス」「超時空要塞マクロスII」(販売はバンプレスト)、「P-47 ACES」「湾岸戦争」(販売はジャレコ)、「ラピッドヒーロー」(販売はメディア商事)、「サンダードラゴン2」「オペレーションラグナロク」などの未音源化タイトルをこれでもかと網羅した「NMK・ゲーム・ミュージック」の歴史的発売をッ!何卒ッ!嗚呼何卒ッ!(過剰偏狂的資質の発露)

☆結語

…つうかこの文章長すぎるよ!(今更気付いた)


2005.03.20/ Technophobia
アイアムアボーイ(図々しく烏滸がましいにも限度のある御挨拶)。

遠く余所様を眺むれば、割と濃密なるコンテンツと豊かなるゲームへの智識をお持ちの皆々様におかれましては、既にしてファミコンやらスーファミやらPCエンジンやらメガドライブやらの広く語り尽くされたレトロゲームよりも(…いや、スーファミのRPGとかアクションはまだまだ結構笑話の種にも挙がらないようなブツがあるようにも思えますが)、ゲームボーイやプレイステーションのマイナーソフトへと視座を移しているように見受けられますが、大作(或いは話題作)とマイナー作品の二極化したこれらの機種においての俗に云う「隠れた名作」を探さんとするこの流れも半ば必然であると言えましょう。未だにそのタイトルで検索してもゲームカタログを標榜するようなサイトしか結果に現れてこないようなソフトも御座いますし、これらを発掘する事に至上の悦びを見出す人も多かろうと思われます。

…いや、別にそれが良いことなのかと問われると返答に窮するのですがネ。

つうかみんなもっとゲームボーイにおける海外ゲームの移植作品とかを盛んにやるべきです(懇願形)。或いはGB:「おいらじゃじゃ丸!世界大冒険」(ジャレコ)をプレイして「ライフ制といえ穴に落ちると一発ミスでゲームオーバー、しかもコンティニュー一切なし」というシステムに驚嘆すべきです。驚いたのは私だけですか。


2005.03.17/ Locus Love
年度末と云うこともあって部屋の片付けなどを行っております(日記的会釈)。

とは申せども一向に綺麗さっぱりと片付く気配などありゃしないのですが、今現在のところは私一個人が心持ち快適であれば好いので、ゲームソフトを媒体毎に区分したり攻略本を出版社別に並べたりする程度です。引越しでも行う機会があればその際は片っ端からデータを取得しようと思うんですけどねえ…。

などとGB:「ふしぎなブロビー -プリンセス・ブロブを救え!-」(ジャレコ)を片手間に遊びながら(そのような内容と言えるのか?)思い描く次第です。さり気なくゲームボーイにも海外作品などは出ているものですなあ…まあその内結構なパーセンテージをジャレコとアルトロンのローカライズが占めているとも思いますが。


2005.03.12/ The mad maiden
先日話題に出したCD-BOXの話に戻りますが、近年所謂集成もの(これはコンパクトディスコに限らず、ゲームソフト自体にも言えることではあるのですが)が盛んにリリースされているように思えるのは、この手の商法が少年期に自由に懐の采配を振るうこと能わざる存在であった人々が成長し、労働に勤しむことで得た幾許かの資産を追憶に費やすことを知ったからなのでしょうか?(挨拶一閃)

…まあ、斯くも達観した如くに言う私もこれらの一群を完全に無視して通れるものではないのですが、手放しに喜べる状況ではないというのも事実かもしれません。特にゲームソフトにおいては。…昔のゲームを懐かしみ、慈しむと共に、最新のゲームも好んで嗜む。誰もがみんなそんなオトナになりたいのです。カ?

…つうか太東貿易におかれましては何卒AC:「レイフォース」「レイストーム」「レイクライシス」のオリジナル音源収録(レイクライシスに関しては是が非でもPS版のスペシャルモードの音楽も!)、及び三作品の稼ぎDVDを添付した箱を用意して下さいますれば不肖この私め、確定的に購入させて頂きますことよ!(大宣言)


2005.03.11/ Behind the sun
…そこに日帰りで抜糸してきた某が(後方省略を兼ねた会釈)。

まあ暫くは己の眼にて経過を見る必要があるのは変わりませんが、一先ずはこれにて一件落着というやつです。派手な挙動を胸奥の内に禁則にしていたこの一週間は私のこよなく愛する適度の、時に過度のアクティヴィティを有する電脳遊戯などに興ずることが出来ずに有り余るフラストレイションを、一挙一動に注視と熟慮を求められるところのとあるロールプレイングゲームにぶつけていたものですが、これがまた分量が多くて未だ道半ばにも到らざるところであります。

つうわけで、これからは徐々に更新のスピードなども上げていこうかと…。

[以下追記]

ZUNTATA RECORDSから「DARIUS PREMIUM BOX REBIRTH 〜リバース〜」の発表が為されております。特設サイト内の説明文に拠れば「オリジナル音源にこだわり、アレンジ音源を排除」とありますので、それぞれのアーケード作品のオリジナルサウンドが収録されていることが予想されますが、これまでリリースされたコンパクトディスコの中に収蔵されていたアレンジもまた中々に味があるものだっただけに(…いや、ありすぎるとも申せましょうか?)残念を隠し切れないところも御座います。同じくアーケード作品のみに限定している点にも少なからぬ諦念を抱きます。集大成として銘打つならばこれまでの家庭用作品たるSFC:「ダライアスツイン」及び「ダライアスフォース」、GB:「サーガイア」や果ては海外作品たるSMS:「Sagaia」などもオマケ扱いでもいいので収蔵して下さればよかったのですが…作曲者・編曲者に拘らずに。とはいえ流石に他社発売作品たるPCE-Hu:「ダライアスプラス」、PCE-CD:「スーパーダライアス」及びPCE-SCD:「スーパーダライアスII」(以上三作、NECアベニュー)などは流石に不可能でしょうが…。

つうかこの値段設定はかなり強気のように思えますな…特典にもよりますが。


2005.03.03/ Rainy gets blue
…そこに日帰りで外科手術した某が来ましたよ(簡単に会釈)。

つうわけでこれから一週間ほどは右手、特に良性腫瘍の切除縫合を施された親指を満足に動かせない状態(経過が到って良好で抜糸完了するまで)になりますので、コントローラの駆使による激しいアクティヴィティを求められるゲームも遊べなければキーボードを酷使するテキスト及び日記の更新も遅れ、果てにはメールのお返事も少々遅れてしまうかもしれませんので、予めご了承下さいませ。

…まあ、大事に到るものではなくて一安心ではあります。…多分、ですが。


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