最後にご紹介する青井阿蘇神社については私がいろいろ説明するよりも司馬遼太郎さんの「街道をゆく3」の中に「肥薩のみち」というのがあります。これを是非読んでください。この中に肥後と薩摩の関係、人吉・球磨の文化のこと、相良藩の長く栄えたわけ、青井阿蘇神社のことなど全てが分かるはずです。失礼ながらなんで人吉にこのような神社が・・・と思いました。ここではいくつかの写真で紹介するにとどめます。
大同元年(806年)に創建された人吉・球磨を代表する神社です、建築様式は桃山様式で本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門はいずれも国指定重要文化財です  地元では「青井さん」と呼ばれています
楼門を中側から見たところです
楼門を正面から見たところです
ものすごい樹齢を感じさせるご神木です、枝を支えているスケールに驚かされます、地元の人が手を合わせて拝んでいました
本殿です
桃山の楼門という説明文ですが写真では読めないと思います、司馬遼太郎さんの本をお読みください
楼門の左右にある彫刻です、歴史の古さを感じます
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肥薩線とくまがわ鉄道について
肥薩線(ひさつせん)は、熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅に至る九州旅客鉄道( JR九州)の鉄道路線(地方交通線)です。
また第三セクターくま川鉄道は人吉〜湯前までの間を走っています、途中には全国的にも有名な「おかどめ幸福駅」があります
くまがわ鉄道人吉駅のホーム
人吉駅前にある「からくり時計」です。人吉城をイメージしていて、人吉城のお殿様が城下町見物をする物語が民謡「球磨の六調子」をアレンジした曲にのせて展開されます
くまがわ鉄道「おかどめ幸福」行き列車
「専徳寺」への降車駅である
川村駅のお知らせボード