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初めてここに来た時には笹の切り株だらけで、ここに植林するのは骨が折れるなあ、と不安に思ったものだったが5年を経て、この森が一番森らしく立派に育っている。森に付けた名前の如く下流域に当たる熊本市住民の水甕として、森の機能をいかんなく発揮しているように思える。ここには山小屋も建てたことだし、もっと利用価値がありそうだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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さて一年の森づくりを振り返って見えてきたものがある。 森づくりにはある程度体力も必要で、高齢化が進んでいる現在の会員ばかりではいつまで続くのやらお先が暗い。高齢者が今後とも「若者」の森の森づくりをするのはブラックジョークではあっても現実には厳しいものがある。 そんな中、今年は事務局の努力の甲斐あって他団体からの助っ人参加があったり、また会員の同級生や知人、友人、その家族の参加もあったりと、新しい関係づくりがあったように思う。 水の会の水が淀まないよう新しい血の導入が必要だ。 それには会員個々のネットワーク、水の会のネットワーク、それぞれの持てるネットを繋げていろんな人たちとコラボしていく必要がある。 私が木下君に騙されて水の会に入会したように、魅力あふれる会にしていきましょう。 |
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09年4月12日 若者の森(南阿蘇)下草刈り 26日 水、生まれる里の森(大津町矢護川)下草刈り 6月10日 〃 修学旅行生受け入れ 約150名 7月28日 天明みらいの森(山都町) 下草刈り 約40名 |
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是非参加を待っています。その際に、草丈の高い野草類やツル性植物にすべて覆われた樹木は日照不足となり枯れることもあるので、それも同時に撤去したいと思います。皆さん、「ビオトープ」という言葉は知っておられると思います。 ビオトープとは、自然を守り育てる、本来その地域に棲むいろいろな野生の生きものが生育することのできる空間、とされています。 例としては、森林、湖沼、川辺、砂れき地、干潟などがあります。昔からいた生きものが暮らせる場所に、その地域の新しい生きものが加わって自然生態系は成り立っています。 このように自然と人間が共存し、大きな可能性のある美しい海にしたいものです。 「海の窯」で竹炭を作り、川に流していることもビオトープの考えと同じ事をやっているものと思います。 これからも私達の行動で山も海も変化していくことでしょう。 是非変えて行きましょう。 |
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森づくり部会を担当する様になり約7ヶ月が経ちました。まだ、なんの活動も出来てない状況ですが「漁民の森」の管理をして樹木を育てて行く事が一番大切な事だと思っています。 19年度は「水・生まれる里の森」(大津)の下草刈り作業を7月と9月に行い、完了する事が出来ました。 大変暑い中での作業でしたが無事に完了できましたのも会員の皆様方の協力のおかげです。有り難うございました。 また、10月の「不知火森づくり」(不知火)では、下草刈りその他、重労働にもかかわらず地元の皆さんのご協力の下、1日で殆どの作業が終了しました。お疲れ様でした。 今年(20)に入りまして、3月にはまだ風の冷たい寒い中でしたが「若者の森」(高森)でケヤキの補植と下草刈り作業を完了。 4月には「不知火森づくり」(4/12)の補植(中木100本、苗木100本)と下草刈り・樹木の整枝、枝落とし作業では、昨年は2日がかりの作業だったところを多数参加して頂いたお陰で今年は1日で完了する事が出来ました。 4月の初めに巡回をする事で下草刈り等の作業が早めに行え、結果的には能率アップに繋がる事を実感しているところです。(もちろん、会員の皆様方のご協力なしでは行えません) また、新たに剪定バサミを5セット購入致しました。今回の備品購入に伴い、漁民の森の成長した樹木(中木)の整枝・枝落としも作業工程に入れていきたいと思います。 よく『整姿・整枝』と『剪定』を混同して【剪定】と呼ぶ事がありますが、『整姿・整枝』とは乱れたり込み入った枝葉を切り取り、その樹木本来の特性を見いだしてやることを言います。また『剪定』とは一部をただ切り取るのではなく、年数が経ち枝数が多すぎる場合や思わぬ方向に伸びている枝がある場合などは俗に《枝すかし》と言って事前に枝を切って間引き(枝と枝が込み合った場合は早い時期に生かす枝を残して片枝を切る事)しておく必要があります。 また私達が今までやってきた「下草刈り」も大事な作業です。 下草刈りをしなかった場合は、雑草が樹木に覆い被さり樹木が〈草負け〉します。そして《コウモリ病》と言う病気になり、カシ類などは下の部分から折れてしまいます。樹木を生長させるには手間暇が掛かりますが、これはすべて絶対に必要な作業なのです。 数カ所ある漁民の森の中で、現時点で一番樹木管理が出来ているのは「水、生まれる里の森」(大津)だと思います。 これまで沢山の苗木(広葉樹)を漁民の森に植え付けてきましたが、その苗木が中木となり更には高木になっていくと思います。 有明海が森を呼んでいます。そして会員皆様の協力が絶対に必要です。 最後になりましたが、声を大にして皆様の参加を待っています。 |
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これからは植えた木が公益的な機能を果す立派 な森となるよう森づくりへと活動の重点を移していか なければならないのではないか。 とみんなの心が動い たとき、時機を得たように「木」について造詣の深い 西さんが部会長に就任された。 年を感じさせぬ底知れぬバイタリティーと共に、我 々を新しい地平へと導いていただけるのではないかと、 期待は大きい。 みんな一緒に汗を流しましょう。 この方向性を示すがごとく、今年の森づくり部の植 林は大津の森の補植1回きりで、後は全て下草刈りに 精を出した。 「天明みらいの森」は天明中の子供達が主体となって5回 目の下草刈りを、不知火の「神秘の森」は「松ちゃ活かそう 会」が4回目の下草刈りを、また「蘇陽の森」は漁連を中心 とした各協同組合の方々が4回目の下草刈りに汗を流されま した。 当初の予定では5年も下草刈りをしたら大丈夫じゃないか と言われていたが、森の状況を見ると、まだまだ成育した森 とは言いがたく、今後も継続した下草刈りが必要であること は、マチガイナイ! 今後主催者が下草を刈らなくなったら、後はどうするのか ? 大津の森は?久木野の森は?矢部の森は?・・・? 全国の植林運動に先鞭をつけた我会の次の役割は、その困難さゆえ誰もがボランティア活動の対象としては取り組んで いない育林にあるのではないでしょうか。 ま、焦らず、倦まず、楽しみながらみなさんボチボチいき ましょうねぇ〜 |
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平成13年度「漁民の森」活動の紹介
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