アフリカ大陸 タンザニア 連合共和国 キリマンジャロ(5,895m) |

※快晴・無風に近い山頂に到達することができました。!

※我々が登頂の前日に出会った”救急搬送”の光景
酸欠による高山病で行動不能に陥ったと想像される。要注意! |
世界遺産
Mt.Kilimanjaro
(5,895m)
キリマンジャロはアフリカ大陸の最高峰です。
南緯2°50”−3°10”、
経度37°10”−37°40”、
赤道の南330km、タンザニアとケニアの国境
にあり、二つの休火山(キボ峰 5,895mと
マウエンジ峰 5,149m)と
一つの死火山(シラ峰3,962m)から成って
います。
平均標高1,000mの起伏する平野に囲まれた
独立峰では世界で最も高い山の一つ。
1973年にキリマンジャロ国立公園に指定、
1977に観光旅行のために公式にオープン、
1987にユネスコにより世界遺産に登録。
※「サミュエル・テレキ記念プレート」 (4,240m)
=ハンガリーの探検家
サミュエル・テレキ・スゼタ伯爵が初めて到達した地点
初登頂は、1889年にドイツ人の”ハンス・マイヤー”
日本人では、
1958年に早稲田大学赤道アフリカ遠征隊が登っている。
アメリカの作家ヘミングウエイの
『キリマンジャロの雪』(1936)で
世界的に著名になった・
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期 日 |
2009年01月30日(金)〜2月07日(土) |
メンバー |
MY,TI,YS,TK,SO,IK,KW,YT,HS,IS,YT,SN,KT,TM ガイド・ポーター・シェフ・コック=34名 |
キリマンジャロ山行 コースタイム |
日 付 |
時 刻 |
内 容 |
1月30日 |
19:50 |
羽田発 関西空港へ |
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21:10 |
関西空港着 KTさんと合流 |
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23:15 |
エミレイツ航空でドバイへ向かう |
1月31日 |
5:55 |
ドバイ着 4時間の待ち合わせ。 免税店をのぞく |
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10:45 |
ドバイ発 ナイロビへ「ジョモ・ケニヤッタ国際空港」 |
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14:45 |
ナイロビ着 荷物の引き取りに時間がかかりました。 |
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16:00 |
バスでアルーシャに向かう 土ほこりが巻き上がる道 【A104ルートを南下】
空港を出てすぐ”ナイロビ国立公園”ではシマウマ、キリンなどを見かけました。 |
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18:15 |
パラダイスギャラリーでトイレ休憩 |
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19:05 |
国境のナマンガでケニアから出国とタンザニアへの入国手続きをしました。 |
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21:30 |
アルーシャのホテル着 夕食後荷物整理、就寝
『イルボル・サファリ・ロッジ=Iboru Safari L0dge 1,480m】 |
2月1日 |
6:00 |
朝食 バイキング |
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7:38 |
マラングゲートに向けて出発 舗装道路が続両側にバナナ畑が多く見られました。 |
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8:55 |
登山ガイドのラムソンさんグループが乗車。 初めてキリマンジャロが見える |
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10:40 |
マラングゲート到着
【Kilimanjaro Marangu Gate National Park Office =1,883m】 |
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10:55 |
入山手続きをしました。
ガイド、ポーター34名も雨具の有無や荷物の重量などのチェックを受ける |
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12:40 |
マンダラハットに向けて出発 雨が降り出し傘をさす |
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13:25 |
昼食 ガイドの運んでくれたランチボックスが配られる |
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13:45 |
出発 |
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16:50 |
マンダラハット到着 |
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19:00 |
夕食 終了後就寝 |
2日2日 |
5:00 |
起床 |
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7:00 |
朝食 |
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8:10 |
ガイドが歌うキリマンジャロ讃歌に励まされ出発 |
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8:40 |
クレーター到着 10万年前の爆発による火口 MAUNDI CRATER RIM |
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9:05 |
クレーター分岐に戻る |
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10:15 |
サバンナを行く |
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11:45 |
ムシュポイント |
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13:20 |
ランチポイント 昼食 ベンチとトイレがあった。
食前、食後にパルスオキシメーターで酸素量を測りました。 |
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13:55 |
出発 |
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16:10 |
ホロンボハット到着 3,780m |
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18:00 |
夕食 終了後荷物整理をして就寝 |
2日3日 |
5:00 |
起床 |
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6:10 |
外に出て、ご来光を見る |
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6:32 |
太陽が昇りキリマンジャロが赤く染まる |
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7:10 |
朝食 |
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8:10 |
キリマンジャロ讃歌を歌いローワー・ルートを行く |
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8:55 |
休憩 雪のついたマウエンジーを望む ゼブラロックが見える |
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9:05 |
出発 |
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9:50 |
4,000m到達 キボ峰南ルート分岐 |
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10:55 |
ラスト・ウォーター・ポイントを通過 |
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11:30 |
マウエンジ・リッジ 合流点 |
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11:50 |
休憩 4,350m |
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12:45 |
昼食 サドル地帯 雹がちらつく キリマンジャロの山頂がうっすら白くなる。
温かいスープがおいしかった。 |
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13:35 |
出発 |
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14:45 |
休憩 4,500m キリマンジャロ讃歌の3番を習う |
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15:00 |
出発 |
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16:15 |
キボハット到着 4,700m |
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17:15 |
ティータイム |
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18:10 |
夕食 食後直ちに就寝 |
2日4日 |
1:30 |
起床 |
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2:15 |
朝食 オートミールとクッキー |
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3:00 |
出発 |
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6:00 |
ウイリアムズ・ポイント 5,100m |
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6:45 |
メイヤーズ洞窟 休憩 |
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8:10 |
休憩 |
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9:10 |
休憩 |
|
10:00 |
休憩 |
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10:40 |
ギルマンズ・ポイント 5,860m到着 カステラとジュースをいただきました。 |
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10:55 |
ウフル・ピークに向け出発 |
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12:40 |
ウフル・ピーク 5,895m 到達 |
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13:20 |
全員で集合写真を撮り下山開始 |
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14:25 |
ギリマンズ・ポイント着 |
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15:45 |
キボ・ハットに無事下山 ガイドさんたちに感謝! |
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18:00 |
夕食 |
2日5日 |
3:00 |
起床 |
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4:30 |
荷造りをしてガイドに預ける |
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5:00 |
出発 |
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6:15 |
夜が明け始める |
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6:30 |
ラスト・ウォーター・ポイント通過 |
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7:15 |
ホロンボ・ハット到着 |
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8:20 |
朝食 |
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8:30 |
出発 |
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11:45 |
カメレオンの出現 |
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12:00 |
マンダラハット到着 昼食 野菜スープ、パイナップル、スイカなど |
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12:30 |
出発 |
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14:45 |
マラングゲート到着 全員で記念写真 事務所で登頂記録台帳に記帳 |
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15:30 |
出発 アルーシャへバスで移動 |
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16:30 |
モシの町でお世話になったガイド達と慰労・交流会、キリマンジャロ・ビールで乾杯
各自に「登頂証明書」を受け取りました。 |
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19:30 |
アルーシャのホテル着 |
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21:00 |
夕食 ホテルの方がキリマンジャロ讃歌でお祝いをしてくれる |
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23:00 |
荷物整理後就寝 |
2日6日 |
6:00 |
朝食 バイキング |
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6:50 |
荷物をロビーに出し出発準備 |
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7:35 |
ホテルを出発 ほこりだらけの道をナイロビに向かう |
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9:33 |
ナマンガ国境 タンザニア出国、ケニヤへの入国手続きをする |
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9:58 |
パラダイスギャラリーで買い物とトイレ休憩 |
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10:20 |
出発 車中でランチボックスの昼食をとる |
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13:30 |
ナイロビ空港着 ドウドウ・ワールドのSさんにお会いする。 |
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16:40 |
ナイロビ発 エミレーツ航空でドバイに向け出発 |
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21:25 |
ドバイ着 |
2日7日 |
2:50 |
ドバイ発 エミレーツ航空で一路関西空港へ |
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17:00 |
関西空港着 荷物を引き取りJALの手続き |
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19:15 |
関西空港発 |
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20:30 |
羽田空港着 解散 (新座組は空港バスで帰宅) |

ナイロビ空港を出るとすぐにケニヤ国立公園が広がりシマウマなどが草原に遊ぶ光景
撮影場所:
マイクロバスから
撮影日時:
2009/01/01
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イルボル・サファリ・ロッジ内コテージ
撮影場所:
イルボル・サファリ・ロッジ
撮影日時:
2009/01/01
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イルボル・サファリ・ロッジ正面
撮影場所:
イルボル・サファリ・ロッジ
撮影日時:
2009/01/01
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メルー山(3,660m)
撮影場所:
モシ付近マイクロバス内から 絵dン道の撮影日時:
2009/01/01
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沿道の人々
撮影場所:モシ付近
撮影日時:
2009/01/01
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沿道の人々
撮影場所:
モシ付近
撮影日時:
2009/01/01
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肉を仕入れる
撮影場所:
登山口への道
撮影日時:
2009/01/01
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沿道の人々
撮影場所:
登山口への道
撮影日時:
2009/01/01
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登山口「マラングゲート登山管理センター前」
撮影場所:
マラングゲート
撮影日時:
2009/02/04
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登山口「初登頂者ハンス・メイヤーの碑
撮影場所:
登山口「マラングゲート登山管理センター前」
撮影日時:
2009/01/01
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ポーターへの荷物の振り分け
撮影場所:
マラングゲート
撮影日時:
2009/02/01
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担当荷物の計量
撮影場所:
マラングゲート
撮影日時:
2009/02/01
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マンダラハット
マエンジ峰(5,149m)に
太陽が昇る
撮影場所:
キボハット(4,703m)
撮影日時:
2009/01/01
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ホロンボハット
撮影場所:
ホロンボハット
撮影日時:
2009/01/03
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紺碧の空の下キボハットを目指して進む
撮影場所:
ホロンボハット上
撮影日時:
2009/01/03
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陽気なガイドたち、
ラムソン、
ラミシャ、
ウエリー、
ヒラリー、
グッドラック
撮影場所:
マンダラハット〜
ホロンボハット(3,720m)
撮影日時:2009/01/02
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ジャイアントセネシオと
ゼブラロック
撮影場所:
ゼブラロック
撮影日時:
2009/02/03
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ギルマンズポイントへの登山道取付き
撮影場所:
キボハット(4,703m)
撮影日時:
2009/02/03
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朝陽の温もりが嬉しい、
休憩
撮影場所:
サミュエル・テレキ
記念プレート
(4,240m)地点
撮影日時:
2009/02/03
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マウエンジ峰
(5,151m)
撮影場所:
キボハット
撮影日時:
2009/02/03
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マウエンジ峰に昇る朝日
撮影場所:
ギルマンズポイントへの登山道
撮影日時:
2009/02/04
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ギルマンズポイントに向かってジグザグの道をヘッドランプを頼りに登る
撮影場所:
ギルマンズポイントへの登山道
撮影日時:
2009/02/04
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朝陽の温もりが嬉しい
休憩
撮影場所:
サミュエル・テレキ
記念プレート
(4,240m)地点
撮影日時:
2009/02/04
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ギルマンズポイント
(5,681m)
撮影場所: ギルマンズポイント
(5,681m)
撮影日時:
2009/02/04
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頂上火口壁を時計回りにステラポイント経由で登る
撮影場所:
火口壁
撮影日時:
2009/02/04
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頂上の氷河
撮影場所:
ステラポイント付近
撮影日時:
2009/02/04
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頂上付近から火口の眺め
撮影場所:
ステラポイント付近
撮影日時:
2009/02/04
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山頂付近の氷河
撮影場所:
山頂へ
撮影日時:2009/02/04
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ウフルピーク(5,895m)にて
撮影場所:
キリマンジャロ最高地点
撮影日時:
2009/02/04
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キリマンジャロを振り返る
撮影場所:
デザート・ゾーン
撮影日時:
2009/02/05
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キリマンジャロよさようなら
撮影場所:
ホロンボハット(3,720m)
撮影日時:
2009/02/05
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バオバブの大木
撮影場所:
バオバブの大木のある場所
撮影日時:
2009/02/05
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ペットボトルを集める少年
撮影場所:
バオバブの大木のある場所
撮影日時:
2009/02/05
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ティンガティンガ・アート
撮影場所:
イルボル・サファリ・ロッジ
撮影日時:
2009/02/06
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放牧の牛追い
撮影場所:
帰路マイクロバスから
撮影日時:
2009/02/06
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ロバをつれて水汲みに
撮影場所:
帰路マイクロバスの中
撮影日時:
2009/02/06
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ナマンガ入出国管理署
撮影場所:
ケニア・ナイロビ国境
撮影日時:
2009/02/06
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路傍雄人々の光景
撮影場所:
帰路マイクロバスの中
撮影日時:
2009/02/06
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路傍雄人々の光景
撮影場所:
帰路マイクロバスの中
撮影日時:
2009/02/06
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ナイロビに近くなって車が大渋滞
撮影場所:
帰路マイクロバスの中
撮影日時:
2009/02/06
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期 日 2009年01月30日(金)〜2月07日(土)
メンバー MY,TI,YS,TK,SO,IK,KW,YT,HS,IS,YT,SN,KT,TM
ガイド・ポーター・シェフ・コック=34名 キリマンジャロ山行
コースタイム
1月30日(金) 19:50羽田発 関西空港へ
21:10関西空港着 KTさんと合流
23:15 エミレイツ航空でドバイへ向かう
1月31日(土) 5:55 ドバイ着 4時間の待ち合わせ。
免税店を眺めながら時間を過ごす。
いよいよ、アラビア半島を横断してアフリカの大地への一歩、
ケニア共和国の首都ナイロビへ向かう
14:55 ナイロビ着
荷物の引き取りに時間がかかる。
16:00 マイクロ・バスでアルーシャに向かう【A104ルート=ナイロビ−マナンガ・ルートを南進】
皆の荷物はマイクロバスのルーフ上に積み込み、空港を出ると間もなく”ナイロビ国立公園”
に沿って走り、土ほこりが巻き上がる道、沿道には珍しい光景が繰り広げられる、
・バス停?に佇むカラフルな服装の人々、
・道沿いに歩いて移動、自転車に乗って何処かへ
・炎天下を厭わず立ち話の光景、
・アカシアやリュウゼツランの光景・・・・・興味津々でカメラを構える。
シマウマが群れ、キリンなどがゆったりと餌を食む光景が広がっていた。
パラダイスギャラリーでトイレ休憩
アテイ・リバー ー ナマンガ・ロード、国境まで数キロ地点
19:05 国境のナマンガでケニアから出国とタンザニアへの入国手続きをする
ナイロビ空港からおおよそ180kmくらいだろうか
手続きは電子化されているのか、カメラ付きPCで顔認証も順調に終わる。
更に、南下してキリマンジャロの南に位置するメルー山(3,660m)を西から回り込む
ように東側に差し掛かった所にアルーシャ(Arusha)の町がありました。
走っているマイクロバスのボディに”千葉県の高等学校”の名前が書かれたままの車が見た
中古の輸入車をそのまま使われている。
21:30 アルーシャのホテル「イルボル・サファリ・ロッジ」着 夕食後荷物整理、就寝
「ILBORU Safari Lodge は三ツ星ホテル、上を鉄条網が這うコンクリート塀に囲まれて
セキュリティが高く更に、正面本館の奥にアフリカ情緒を漂わせる木々とコテージを配した
佇まいであった。
与えられたコテージ内には上から蚊帳が吊るされたベッド他住環境が整備されていた。
案の定天井付近の壁に”ヤモリ”が遊んでいた。
2月 1日(日)
6:00 朝食 バイキング
ゲストラウンジ付近には絵画等アフリカンの物が並べられていて、
中でも”ティンガティンガ・アート”の絵画に興味がひかれましたね。
7:38 登山口の マラングゲートに向けて出発 バナナ畑が多く、舗装道路が続く
途中、MACHAMEルートへの分岐の町で今後お世話になるガイドのグループと合流して、
荷物を積み込み車内で
新たなメンバーの紹介を受けて再出発・登山リーダー、クッキングリーダー等々
8:55 登山ガイドのラムソンさんたちが乗車。 目指すキリマンジャロが見えました。
交差点にさしかかった付近を正装?で着飾った人々が通るのを見て、
彼らは日曜日で教会に行くのだと、
登山リーダーのMr.ラムソンが案内してくれながら、
日本人は教会に行くか?と質問を投げかけてきて、
誰とはなしに日本では神教や仏教だと話すも判らない様子だった。
「Moshi Urban Roundabauto = モシ・ロータリー交差点」
道路は、A104から分かれてA23を東進して行く、途中”HIMO”と言う集落で分かれて、
このあたりだったかな?クッキング・リーダーが行動食用に肉を仕入れると言うのでついていくと、
こじんまりしたお店で、量り売りの台秤が有って 捌いたばかりの皮付・生肉を用意してくれていて
バケツに入れて計っていました。
10:40 マラングゲート到着 【Kilimanjaro Marangu Gate National Park Office
=1,883m】
登山管理事務所は機銃を装備する兵士に守られてものものしい雰囲気ではあるが・・・・
とても高いユーカリの木が立ち並ぶ林を背景に駐車場が広がり、キリマンジャロにまつわる紹介や、
初登頂者のハンス・メイヤーの説明だとか、登山者への注意書き等々の説明碑が並んで建てられ、
国が力を入れているのを感じる佇までいであった。
10:55 数段の階段を上がった所に三角屋根の登山管理センターで入山手続きをガイド・ポーター34名も
雨具の有無や荷物の重量などのチェックを受ける。
12:40 マンダラハットに向けて出発 雨が降り出し傘をさす。
13:25 昼食 ガイドの運んでくれたランチボックスが配られる。
13:45 出発
16:50 マンダラハット到着の頃には雨も上がり空も開けてきました。
山荘の前の芝生の上に珍しい烏が餌を啄ばんでいて、エリマキカラスと言うそうで、
首の周りに白い襟巻を巻いているような体色で大きさは日本で見られるハシブトカラスと
同じくらいだった。
クッキング・ハウスが有って担当のメンバーたちが夕食の準備の光景を見せてくれました。
19:00 夕食 終了後就寝
2月 2日(月)
5:00 起床
7:00 朝食
8:10 山荘前の広場に全員集合し ガイド達が歌うキリマンジャロ讃歌に励まされ出発
8:40 クレーター到着
10万年前の爆発により出来たといわれる火口MAUNDI CRATER RIMを
回りながら高度順応、体を慣らしていく工夫をしてくれました。
9:05 クレーター分岐に戻る
10:15 サバンナを行く
11:45 ムシュポイント
13:20 ランチポイント 昼食 ベンチとトイレがある
食前、食後にパルスオキシメーターで酸素量を測る
13:55 出発
16:10 ホロンボハット到着 3,780m
18:00 夕食 終了後荷物整理をして就寝
2月 3日(火)
5:00 起床
6:10 ご来光を見るために外に出る
6:32 太陽が昇りキリマンジャロが赤く染まる
7:10 朝食
8:10 キリマンジャロ讃歌を歌いローワー・ルートを行く
8:55 休憩 雪のついたマウエンジー峰を望む ゼブラロックが見える
9:05 出発
9:40 標高4,000m到達、初めて標高4000m超えです、キボ峰南ルート分岐
10:55 ラスト・ウォーター・ポイントを通過
11:30 マウエンジ・リッジ 合流点
11:50 休憩 4,350m
12:45 昼食 サドル地帯 雹がちらつく キリマンジャロの山頂がうっすら白くなる
温かいスープが冷えた体に沁みる様に美味しい。
13:35 出発
昼食を終えて更に高度を上げながら前進していると、はるか前方から砂煙を上げながら
※我々が登頂の前日に出会った”救急搬送”の光景(トップの写真)
酸欠による高山病で行動不能に陥ったと想像される。要注意!
キボハット付近ではこの様に一輪車による救急搬送、頂上付近になるとヘリコプターの出
動要請となりしかも、飛行許可の下りる午前十二時くらいまでが出動要請可能時間だそうで、
我々としては何とかして
全員が目標達成できるように明日の登頂成功を祈りました。
14:45 休憩 4,500m キリマンジャロ讃歌の3番を習う、歌うことで不足がちな酸素摂取量不足を
補う配慮
15:00 出発
16:15 キボハット到着 4,700m
17:55 ティータイム
18:10 夕食、私は食用増進を期待してパック入りのキムチを持っていきましたが、とても効果を発揮
他のメンバーにも勧めるとたちまち売り切れ状態となりました、良かった!
トイレは山荘の外の裏側崖っぷちの上にありとても寒さを感じながら用を足しに出かけました。
食後直ちに就寝 、明日の超早朝(深夜1:30)の起床に備える。
2月 4日(水)
1:30 起床
2:15 朝食 オートミールとクッキー
3:00 出発
夜明け前のキボハットを出発、見上げると満天の星空が広がり、降るような星明りの中、
ヘッドランプで足元を照らしながらジグザグの道を高度を上げていきました。
サミュエル・テレキ記念プレート地点 (4,240m)まで来るとマウエンジ峰に太陽が昇り
陽射しの温もりを感じるようになりましたが、
キボハット(山小屋・4,703m)から標高差1,192mをポレポレ(=ゆっくりゆっくり)の登りに
なりましたが、空気もだんだん希薄になり(酸素量が低下)、数歩づつ歩いては息を整え、
深呼吸を繰り返しながらの登山は数人が幻覚さえ覚えるほどの眠気との闘い
(疲労の蓄積と高度障害)
を強いられました。
6:00 ウイリアムズ・ポイント 5,100m
6:45 メイヤーズ洞窟 休憩
8:10 休憩
9:10 休憩
10:00 休憩
休憩の回数が増えてきます!
大きな岩の上を飛び石の様に乗り越えると
10:40 ギルマンズ・ポイント 5,682m到着 カステラとジュースをもらう
周囲が明るくなってからは大きな岩を次から次と乗り越えながら必死の登行の結果、
9時間40分を費やしての漸くギルマンズポイント到着が午前10時40分でした。
早速みんなで記念の集合写真を撮りました。
ここでの長居は許されない、遅くとも12時から遅くとも13時迄に最高点に到達するよう
当局から指導が入っていること=万が一のヘリコプターによる救助要請が可能時間帯)
10:55 ウフル・ピーク(最高点)に向け出発
リーダーから行ける人はどんどん先を急ぐようにと指示が出て,ガイドと共に先へ先へと、
ガイドからの支持もあっていつの間にか自分が先登を歩いていました、簡単に歩けるもの
ではなくガイドからも促されながら先を急ぎました。
頂上火口壁を時計回りに進みましたが、道は凍結しているところも多く油断はできない、
ステラポイントを過ぎると左上方に巨大な氷河が見えてきました、登り勾配も増し脚力に
負荷がどんどん増えてくるし、ガイドからの励まし・急げと促され・リードを受けながら
写真で見覚えのある頂上標識が見えてきた頃には火山灰土の道は平らかになりさらに
力を振り絞っての登行をしばらく歩いて平坦な頂上広場に到着し、後続を待ちました。
誰もいないキリマンジャロ山頂(ウフルピーク=5,895m)は申し分ない良く晴れた天候
で穏やかだった。 気温マイナス20度
頂上標識にタッチして周囲を360度眺めまわしました。
”ついに来た !・ヤッタ〜 !!・感動 !!!”の瞬間です。
赤道下でありながら山頂西側にはおおそ30mあろうかと思われる高さの氷の山(氷河)が
見られました、東方面を眺めると大きな火口原、そして先ほど登ってきたギルマンズポイント
からの道のりが望めます。
上空を眺めると雲一つない青空が広がっていました。
そこからウフルピークまでの2時間が一番過酷なアタックだったですが、好天に恵まれ、
風も穏やかな山頂からは真っ青くそして白く輝く山頂氷河がみんなを祝福してくれました。
12:40 ウフル・ピーク 5,895m アフリカ大陸最高点キリマンジャロ山頂に到達
13:20 全員で集合写真を撮り下山開始
これまで登ってきたルートの逆回り、山頂部火口原を左に見ながら反時計回りに凍てつく
火口壁い沿って下った。
14:25 ギリマンズ・ポイント着
登りに苦しんだ道も下りは楽々とさせてくれない、疲労の蓄積、水分の補給には気を付けて
いるつもり以上に、乾燥が激しい?!持ってきた水も残り少なくなってきて足元にきたようで、
最後の最後は歩くのにやっとと言う
感じでTIさんが後ろから腕を支えてくださった、
仲間は?と見てみるとガイドに両脇から吊るされるようにして下山をしてくるメンバーを見て、
やはりみんな疲れたのだ。
15:45 キボ・ハットに無事下山
持参した水も悪なり最後の砂利道の下りは足元がしっかりせずふらつく状態で漸く下山を
終えました。
待機していたガイドたちが労いの飲み物を用意して持ってきてくれました、一気に飲み干し
人心地を
ガイドにみんなのサポートに感謝!
一般的なルート設定では、下山時”キボ・ハット”での宿泊予定はなく”マンダラ・ハット”迄行
くことになっているところを、我々メンバーの体力からの配慮で一泊追加の配慮をしてくれて
助かりました。
部屋に入ると昨夜のベッドは片づけられ新たな登山者が入っていて(登山者優先?)下山中
の我々は別の場所に移動となっていました。
18:00 夕食 キボ・ハット
疲労と寒さで?食欲が低下するのか、私は密閉した”キムチ”を秘かに持ってきていて、
みんなに披露すると大変好評だった。
※トイレは外で、小屋を出て裏側の崖っぷちの方まで行かなければならなくて大変寒い思いを
しました。
※これまで持参していた携行食(おやつ等)をガイドのヒラリーにプレゼントした。
2月5日(木)
3:00 起床
4:30 荷造りをしてガイドに預ける
5:00 出発
6:15 夜が明け始める
6:30 ラスト・ウォーター・ポイント通過
7:15 ホロンボ・ハット到着
8:20 朝食
8:30 出発
11:45 カメレオンの出現
ガイドのグッドラックが藪の中(ブッシュ)にいた”カメレオン”見つけて教えてくれた。
12:00 マンダラハット到着 昼食 野菜スープ、パイナップル、スイカなど
12:30 出発
14:45 マラングゲート到着 全員で記念写真 事務所で登頂記録台帳に記帳
15:30 出発 アルーシャへバスで移動
16:30 モシの町でガイドと交流会をする キリマンジャロ・ビールで乾杯
登頂証明書をもらう
19:30 アルーシャのホテル着
21:00 夕食
ホテルの方(純白のドレスが印象的な四人?)が「キリマンジャロ讃歌」を合唱して
お祝いをしてくれる
23:00 荷物整理後就寝
2月 6日(金)
6:00 朝食 バイキング
6:50 荷物をロビーに出し出発準備
7:26 ホテルを出発 ほこりだらけの道をナイロビに向かう
9:33 ナマンガ国境 タンザニア出国、ケニヤへの入国手続きをする
9:58 パラダイス・ギャラリーで買い物とトイレ休憩
10:20 出発 車中でランチボックスの昼食をとる
13:30 ナイロビ空港着 ドウドウ・ワールドのSさんにお会いする。
16:40 ナイロビ発 エミレーツ航空でドバイに向け出発
21:25 ドバイ着
2月 7日(土)
2:50 ドバイ発 エミレーツ航空で一路関西空港へ
17:00 関西空港着 荷物を引き取りJALの手続き
19:15 関西空港発
20:30 羽田空港着 解散 (空港バスで帰宅)
振り返って、
山の会の参加者13名は、
2009年2月4日12時40分、キリマンジャロ山最高峰 ウフルピーク(5,895m)に全員が揃って登頂し、
ウフルピークの標識の前で揃って集合写真を撮ることが出来ました。
1/30〜1/31 羽田〜関空〜ドバイ〜ケニア〜タンザニア
2/1 マラングゲート(1,550m)〜マンダラハット(2,720m)
2/2 マンダラハット〜ホロンボハット(3,720m)
2/3 ホロンボハット〜キボハット(4,703m)
2/4 キボハット〜ギルマンズポイント(5,682m)〜ウフルピーク(5,895m)〜ギルマンズポイント〜キボハット
2/5 キボハット〜ホロンボハット〜マンダラハット〜マラングゲート
2/6〜2/7 タンザニア〜ケニア〜ドバイ〜関空〜羽田
山頂までも大変だったが、下りの二日間は段々酸素量が増えることを加味しても2/4の山頂アタックに引き続いての
キボハットまでの急斜面の砂走り1,200m下降、2/5のキボハットからマラングゲートまでの3,150mの下りは、
今思っても日本では考えられない下りだったと思うし、時間制限がある中、皆よくがんばったと思う。
まったく予備日のない中での全員登頂、下山は、天候に恵まれ、ガイドに恵まれ、
仲間に恵まれてはじめてなし得た快挙だと強く思う。 |
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