旭川郊外。静かな白樺林。
その奥には・・・
かたくりの原生林
旭川に通って4年目にして、
初めてお目にかかった“かたくりの花”
≪ かたくりの花の咲き方 ≫
つぼみ
花びらが手を伸ばすように、大きく広がって・・・
そのままクルンと後ろにひっくり返ると、見事に咲きました
春を告げる花として、遠い昔、万葉集の時代から
たおやかに咲き続けてきた、かたくりの花。
うたの中では、春の季語として、
生活の中では、澱粉を含んだ根を粉として、
親しまれてきた野の花。
しかし、今、その姿はどんどん失われています。
可憐と言うより、むしろ、神秘的な光景。
この自然をいつまでも次の世代に伝えていく事が、
今を生きる私達の役割であることを実感しました。
見たことのない不思議な植物。
これは何? と尋ねると、
「猫柳の花」
と答えが返ってくる。
確かに、良く見ると、
あの猫柳のふわふわした面影が・・・
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