Diary

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2004.06.28/ ゴースト&グール&ゾンビ&ワイト
セルピュータが「魔界村音楽大全(仮)」を出す予定、ねぇ…(訝る御挨拶)。

つうか初代AC版は既にして「カプコン・ゲーム・ミュージック」(アルファレコード)のサイトロンディスクよりの復刻にてカヴァーされておりますし、「大魔界村」におかれましてもセルピュータからリリースされた「マキシモ」のサウンドトラックの初回限定版にてフォローされておりますし…(実はあれはエンディング曲の収録にちと問題があったそうですが…まあそれ以上は詮索しないのが吉かと)。あとは「魔界村」のFC移植版、「大魔界村」のMD、PCE-SG移植版(後者は世間的にどれだけ知名度があるかっつう話で!)、SFC:「超魔界村」、PS:「アーサーとアスタロトの謎魔界村」(…筆者が注を付けるまでもなく「Incredible Toons」のキャラクター乗せ移植版!)くらいしかタマが存在しない気がするんですが、如何?いや他にレッドアリーマーが主役の外伝シリーズなどはあるにはありますが…。

…ま、まさかッ!これはもしやFC及びMSX2の「魔界島」まで収蔵するための企画なのではッ!だとしたら我は諸手を挙げて歓迎の意を伝えねばなるまいッ!アレは中々に面白う御座いました。…いや厳密でなくとも魔界村シリーズとは言い切れないにも程がありますが!タイトル似てるし問題ないですヨ!主に私は!

因みに変り種としてはAC:「ロックマン・ザ・パワーバトル」の終盤の舞台として魔界村ステージがあり、その面で初代魔界村の1,2面BGM(最早メインテーマとも言うべき存在として大魔界村、及び超魔界村でも形を変えて用いられているところの、あの代表的な!)がアレンジで流れている、っつうのもあったりします。

…結局AC版大魔界村しかクリアできてないですけどね!(台無しにも程がある)


2004.06.23/ ホッター・マン・ヘル
…空気の対流すら起こり得ない我が部屋の暑さは例えるならAC:「ワルキューレの伝説」(ナムコ)3面のマグマのようです(BIGの術を使用しながらの御挨拶)。クーラーが故障して以来、電動にて高速回転する扇をフル駆動させることで騙し騙し過ごしてきたわけですが、先日の熱気の篭りように遂に耐え切れぬ次第。ただでさえ電化製品の集います一室において密室殺人が起きる日もそう遠くはない予感-ステュクス-がひしひしと感じられました。いや誇張一切なしで。

しかし先日入手したCD:田中勝己/灼熱のファイヤーダンス(NECアベニュー)のジャケットの暑苦しさは一体何事でしょうか?いや、まあ、氏の作った(当時の流行の色合いがかなり強いですが…)ダンストラックは好きなんですけどね。その前の作品にあたる「ばよえ〜ん!! ザ・メガトラックス・オブ ぷよぷよCD」も然り。


2004.06.21/ 寂滅のデッドダンス
…暫しの日記の執筆停止はそれなりの所以がないわけではないのですが、ここで述べるほどではないのでお気になさらずに(誰も気にはしておりませぬ!)。

ワンダースワン用のヘッドフォン付きアダプタ(サミー製)を入手したので早速セットアップ及びブーストアップ及びウォーミングアップする次第です。…なんつうか矢張り若干不恰好でボタン操作に違和感を来しかねない感は否めませんが、これで音楽を集中的に堪能できるので良しとしましょう。…良しとしますってば!


2004.06.14/ 転がる者も久しからず
比類なきマーブルについてもう少々の補足など(便乗的会釈)。

最終的に誰しも思考的嗜好の行きつく先は「純正筐体においてのプレイのみしか認めない」という強行路線だと思うんですよ。トラックボールというデバイスを用いることで生まれる緩急自在な操作に比べて、家庭用機のコントローラの方向キーではどうしても直線的になってしまうわけですから…(MD版におけるセガマウスの逆転発想的利用にはかのテンゲンもさぞ心を砕いたものでしょう…とはいえあれでもそもそものサイズ的に到底比べることなどできないのですが…)。

…それを十分に、十分すぎるほど踏まえた上で、「その移植版として」「最大限に」「遊び倒せるものを」遊んでゆく、という姿勢を貫かんとする所存です。まあこれは件のビー玉のみならず、ありとあらゆる「移植」という体裁を取る作品に当てはまることなのですが。…なんか回りくどい言い方になってしまいましたが、つまりは「移植版は移植版なりに楽しいンだ!」という「よかった探し」の姿勢こそがこの世知辛い21世紀に求められるのだ、という回帰現象のススメで御座います。

…でもやっぱりいつかは純正筐体が欲しいですねぇ…(力説の甲斐もない!)。


2004.06.12/ 転石虚仮を消せず
GB:Marble Madness(Mindscape)を転がすハイローラー気取りの拙者です。

比類なきアタリ社の編み出されました至極独創的にして大層画期的なるビー玉レース(FM音源の名を一躍高めたことでも知られる!)の移植はその大元たる海外においては様々な機種に広範に行われておりますが、日本内ではテンゲンの携られましたメガドライブ版やホームデータ(現・魔法株式会社)のX68k版、及び出来としては中々のものであったという記憶のあるPC9801版などに示されるのみで御座いまして、我のこよなく愛し奉る本作だけに残念でなりません。

…このまま「ミサイルコマンド」「ルナーランダー」「ペーパーボーイ」「ピーターパックラット」「ガントレット」「スタンランナー」「ハードドライビン」「ピットファイター」「ランパート」「プライマルレイジ」などを含むアタリ・マイ・ラブじみたトークへと移行せんと思いましたが、まあ、感情のみに基づいてテキストを起こすことの無為さを身を以って知ることになりそうなので、敢えて胸の内に留めておこうかと思います。

ゲームボーイ本体においてはそれほど十字キーの酷使に向いていないということもあり、スーパーファミコンに接続するべきスーパーゲームボーイにて遊び倒さんとした我ですが、このGB版、所謂最終面としてのULTIMATEレースが存在せずにBEGINNER〜SILLYレースを永久にループするという造りになってるんですな…(PRACTICEレースは最初の一度のみ出現します)。更にクリア後のタイム増加分が多いために、余程のケアレスミスを重ねない限り周回を繰り返すことは容易い(SILLYレースからBEGINNERレースに戻る際は初期タイムに戻ります)という次第です。ハンディマシンで遊ぶには程よいバランスに仕立て上げられているのではないでしょうか?そのためか難易度調整こそ存在しないものの、ゲーム開始時に方向キーによって進む方向も二種類から選べますし、全体的によく纏まっていると言ってしまってもいいでしょう。私の贔屓目かもしれませんが…。

…まあ、正直なところを忌憚なく申し上げるとするならば、据え置き型のゲームマシンで遊ばんとする分にはNES版(Milton Bradley)で十分に事足りるかと思いますヨ?或いはMD版を買い求めると吉かと思われます。EAの編み出されましたGENESIS版はまだ所持していないんですが、いつかは欲しいものです。


2004.06.11/ Paradise in the lost world
…日記をサボタージュすることに勤しんでいるのが見え見えです(御挨拶)。

まあ今のところはどんな文字列を記しても極めてごく数人の目に触れることしかないのですが…つうか色々とお世話になっていたとはいえ彼方此方に宣伝して歩くのも正直どうかと思いますしネ!(←電脳世代の誇るミスター内弁慶)。

[以下追記]

SFC:パニックインなかよしワールド(バンダイ/トムクリエイト)攻略完了。

…なんつうか幾らロボットの力を借りて(ある時はリモコンを敵に渡さぬように?)検索してみても通信販売ショップの買取表かゲームカタログ風のものしか引っ掛からないのが心底アレですが、そのために予め本作の概要を述べさせて頂くことをご容赦下さいませ。…講談社の誇る少女漫画雑誌「なかよし」において当時連載されていたコミックの主人公たちのお友達が悪の極みを尽くす大魔王にさらわれてしまったが故に、漫画表現で例えるならば大ゴマ的なアップで「奴ら…許さん!」と言わんばかりの形相で我らがヒロインたちが大魔王をコテンパンに退治して「ヘルプ〜ヘルプ〜」とやけに甲高い声で求むるお友達(日本語版の歌声でおとうさんおとうさんと叫ぶ!)を救出すべくなかよしワールドの内部へと旅立って行ったのですが、其処は既に見たこともない姿の悪鬼羅刹魑魅魍魎が固定画面の内の三箇所から登場する魔界へと変貌しているでは御座いませぬか!とはいえ其処は其処、我らがヒロイン軍団も見たこともないようなショットを用いて其処彼処に積み上げられたやわらか〜いブロックやかた〜いブロックを大破炎上させつつ悪霊退散することに何ら吝かでないので我らバイオレンスファイターズにとっては大いに一安心であり本来の購買層と思しき娘っこさんがたにとっては大いに落涙を禁じえないところ御座いますことヨ!ならばその場に私が颯爽と登場してコントローラを握り締め、執拗な攻撃に晒されるヒロインを指先の巧みな揺り動かしで高速回転発熱炎上ハイスコア取得!さすれば忽ち世界も平和へと突き進みまして、ほら、娘っこさんの涙も晴れて虹が浮かんでおりますことヨ?

…書く毎に、読み進める毎に反吐が出る文体で大いに失礼しました。なんか4〜5年くらい前にはこういう論調・論旨・文体の「レビュー」(そう呼ぶのも烏滸がましいほどの!)が広範囲に亙って見られたものですナ!あとはこれ見よがしにフォントサイズを弄ったりすれば最早完全無欠のロックンロープっつうやつです。カ?

まあ上記の如き壮大な冗談(ジョークにしても何の面白みもない!)はさておき、本作の概要について再び述べるならば、各面には一定数の敵キャラが出現し、それを全て殲滅するか、残り5匹になった時点で登場する扉にお友達を連れて入れば面クリアとなり、各ラウンドの最後にいるボスを倒せばラウンドクリアとなります。全5ラウンドの6ステージ(ただしステージ5は敵が一切出現せずに画面内の無数の箱を一定時間内に破壊してアイテムをかき集めるためのボーナスステージになっています)で構成されており、主人公が敵及び敵の弾に当たると1ミス、残人数が全て無くなるとゲームオーバーとなります。また、お友達に敵が接触するとそのステージは最初からやり直し(主人公のショットがパワーアップしていたとしても最弱に戻されます)となってしまいます(残人数は減りません)。

…というゲームシステムの説明を簡略化(そして詳細化)するためにそのゲーム性を既存の作品に例えてみるならばFC:バトルシティ(ナムコ)が挙げられましょうか?つうかなんとなくそっくりです。自機のタンクを主人公、司令部をお友達と解釈すれば至極判り易いかと。本作においての独自要素としては「お友達を連れて歩くことが可能(途中で別れる…切り離すことも可能)」「お友達を連れている時に限り、主人公によって異なる一定範囲のブロック及び敵をまとめて破壊する強力な特殊ショット(回数制限あり)を発射することができる」「一定時間お友達に触れていないと泣き出し、その泣き声を聴いた敵がお友達のもとに殺到する」といったところが挙げられます(それ以外にも色々と御座いますが、ここでは割愛させて頂きます)。…というわけで基本的にはお友達と一緒に行動する事になるのですが、お友達がいると通過できない「星の道」や飛び越すことのできない「(1ブロック分の)川」などがあり、中には決まった方向からのショットでないと破壊できないブロックなどが行く手を遮ります。更にはブロックを飛び越えてくる敵などもいるので、迂闊にお友達を切り離してワープゾーンに乗ったりすると大変です。ランダムで出現するタイムストップや全滅アイテムを有効に使いましょう。

…このような文章を見ると中々面白そうに思えてくる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところを忌憚なく申し上げれば…それなりです。参考にしたであろう大元のゲームシステム自体が淡白であること、ステージ数がそれほど多くないこと、どのステージのボスもあまり強くないことなどがその不満点(というより、残念に思う点)の最たるものでありましょうが、それ以外はそれなりに良く出来ているだけに惜しいと言わざるを得ません。もう少し戦略性があれば偉大なるAC:トイポップ(ナムコ)、AC:タンクフォース(ナムコ)などに近づくことも出来たかもしれないんですが…。あと各キャラクターの出展元としての原作コミックの味が殆ど生きていないところも(その筋の人々におかれましては)問題なんですかね…。

キャラクターものということもあって世間的にはやや高めの値段で取引されている作品かもしれませんが、もしお手軽に入手する機会が御座いましたら是非一度は遊んで頂きたい一本です。そして古き良き固定画面殲滅アクションシューティングに思いを馳せてみてもいいかもしれませんが、過大評価に過ぎるところもあるかもしれないのでくれぐれもご注意あそばされませ(←実も蓋もない!)。


2004.06.06/ Dicing Deicide
先日代金引換と言う実に巧妙にして至極神妙な手口によって晴れて我が家に到着致しましたWSC:Dicing Knight.(PLATINE DISPOSITIF)を細々と遊ばんとする雨天の下の拙者ですが、操作系(というか大元たるWSにおけるキー操作の原則的システム)にさえ慣れることができれば十分に楽しめる作品であるとここに断言してしまっても構わないかもしれません。まあクリアはまだまだ遠い未来の話でありましょうから、詳細を語るには聊か失礼であるかもしれませんが…。

取り敢えず現状において私が体験したプレイにおいてのちょっとしたコツのようなもの、或いは一種の豆知識と致しましては以下の一群が挙げられましょうか。

  • 攻撃用のゲージがあるときに出せる連撃は二発で止めておいた方が無難です。如何に敵の虚をついたとしても二発以上の攻撃をすると得てして反撃を受けてしまうか、若しくは連撃で前進するために体当たりしてしまうためです。「二発斬ったら逃げる、或いはガード」が安定です。
  • 盾を使用すると空腹ゲージの消費スピードが速くなりますが、防御した敵の弾を攻撃用のゲージに変換することができるので、敵の種類によっては単発攻撃で仕留めるよりも敢えて防御してゲージ溜め→特殊攻撃を食らわせたほうが効率よく早く勝てる場合があります。特にボス戦においてはタイム制限(及び形態変化時の経験点のタイムボーナス)があるため、ボスの目前に突入してガード→ゲージを溜めてシャインスラッシュを当てたほうが圧倒的に楽です。なお、空腹ゲージはボス戦に入った瞬間にその前が如何なる状態であっても最高の状態にまで回復します。
  • シャインスラッシュはその二発目が出る前に方向キーを入れることで、八方向のうちの任意の方向へと二発目を撃つことができます。
  • ダイスフォーチュン、インビジブル、タイムストップのような「一定の効果時間が存在するアイテム」は、その効果時間が切れてしまう前にポーション、ドリル、ゲートキー、ドアキーなどの「即座に効果の現れるアイテム」を用いることによって、効果時間のゲージを回復させることができます。
  • ゲートキーでゲートを開けると何故か空腹ゲージが桝目にして1マスの半分程度回復しますが、そもそもアイテムは4つしか所持できないので往々にしてゲートキーとドアキーが凡そ半分のアイテム枠を圧迫してしまうケースが多々御座います。そのため敢えてゲートキーは持たずにドリルで壁を壊してルートを迂回する、という手が有効になってきます。
  • 画面上に一匹でも敵がいるとマップを呼び出すことができません。倒した骸骨がいる場合も同様です。…これを逆手に取ると、マップを見ようとすることでその画面に「姿を隠している敵」がいるかどうかを調べられます。
  • 1面ボスを何度も倒して複数の福引券を手に入れて、福引でオーブの種類と数を集めておくとそれ以降の面の攻略に役立ちます。特に白(体力ゲージの上限が増える)、緑(立ち止まることで空腹ゲージと引き換えに徐々に体力回復)、青(アイテムの出現率アップ)などは後半のステージでは絶対に必要になってきます。また、黒(得られる経験点が増える)のオーブを複数装備して序盤のステージをやり直すことで、経験点の効率自体を上げて「オーブの装備可能数を増やす」ことも重要です。
  • 空腹ゲージが半分以下の状態で次の階に進むと、出会った雑魚敵がおにぎりを落とす可能性が高くなりますが、ここで出現したおにぎりを敢えて取らずに先にいる雑魚を倒してもう一つ、二つ出現させておくと探索の備えになります。特に緑のオーブを装備している時には重要です。

とまあ現段階で気付いたのはこのくらいですが…何かどこかで見たような気がするのは気のせいっつうかご愛嬌っつうか、まあ、そういうことです。思ったより遊んでいる人が少ないのではなかろうか、と少々不安になっていたりしますが。


2004.06.03/ The drops of my heart of the maelstrom
…久々に都会に出てみれば案の定また体調を崩す始末(自虐的御挨拶)。

つうか単に私の精神面が喧騒と人ごみを不得手としているだけなんでしょうな…拙者こう見えて(というか大方の推測通り?)かなりのインサイド弁慶ゆえに。

つうわけでまた暫く養生に励もうかと(励行する対象の他人との隔たり!)。

[以下追記]

PS2:彩京シューティングコレクションVOL.1 ストライカーズ1945I&II(タイトー)においても予約特典でDVDが付くみたいですな…個人的にはその内容よりもゲーム自体の移植度合いの方が気になるところなンですけどネ。…つうかせっかくだから「ストライカーズ1945PLUS」も移植してやってくださいませぬものでせうか?

…ついでに「1945k3」とか付けてくれると嬉しいですネ!(極めてごく一部に?)


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