Diary

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2004.09.25/ 筆圧の刺激
遂に「Sa・Ga全曲集」がNTT出版から再発されるとか(きくまでもない御挨拶)。

しかしなんつうか忌憚なく申せば激しく今更っつう話が拭い去れませんな…まあ確かにPS2:ロマンシング サ・ガ -ミンストレルソング-(スクウェア・エニックス)のコマーシャルはそれこそ正に発表直後…今月の冒頭から打たれておりますが。

先のHMVのページで型番を見るにNTCP-1004となっているので、嘗てNTT出版が同じくして2001年に再発したコンパクトディスコであるところの「ファイナルファンタジー4 ピアノコレクションズ」、及び同「5」「6」以来の同社からの発売となるようです(これらがNTPC-1001から1003の型番になっています)。本当に今更。

…あ、流石にステッカーまでは復刻しないでしょうねぇ…中古で買うとなんだかケースの内側に入れられてて全体的に申し訳なさそうに拉げてるアレは。


2004.09.17/ アイズ・マイル・メロディーズ
10月発売のXbox版に引き続いてPS2でも12月にサイヴァリア2(サクセス/スコーネック)が発売されると言うことで、その「アルティメットファイナル」では追加要素と共に初回限定版としてスーパープレイ、及びアレンジBGMを収録したDVDが添付されるとのこと。…いや、当初アナウンスされたのはPS2版が最も早かったんですけどね。追加要素やオマケが増える代わりに移植度としてはどれほどのものになるかは愛好家の間でも不安要素として数えられるところでありましょうが、どちらにしろ私にとっては買うことになる一品だと言えるでしょう。カ?

…つうかDC版ですら売れ行き微妙だったのによく出す気になりましたな…。

あとDCとGCにカオスフィールド(マイルストーン)が移植されるとのことで、これもまた本来のプラットフォームたるNAOMIに基づくDCは兎も角、よくもまあGCに移植する気になりましたな…とりあえずDC版には注目してみようとは思いますが。

[以下追記]

ナムコが音楽CDを取り扱うための自社レーベル、「NAMCO SOUND GEAR」を設立したとのこと(販売はキングレコード)。手始めは嘗てデジキューブからリリースされていた「テイルズ オブ シンフォニア オリジナル・サウンドトラック」からということですが、これまでの凡そ17年近くに亙って様々なレコード会社の様々なレーベルから発売されていた(それこそゲームミュージックとしての黎明期…というか先鞭をつけた感のある「ビデオ・ゲーム・ミュージック」の発売元でもあるアルファレコード時代から一躍名を馳せたビクターのVGG・GSE、ポニーキャニオンのGSMシリーズ、ポニー以下略のレーベルであったメディアレモラスやワンダースピリッツ、更には今はなきバンダイミュージックなどを経て)ナムコ作品のCDが今此処に一本化されようとしていることは非常に喜ばしいことであると言えましょう。

そして、これを機に永久凍結中であると専らの噂であるところのAC/PS2:テクニクビート(ナムコ/アリカ)のサウンドトラックの企画が動き出すと嬉しいですな…。


2004.09.12/ battlefield 2004
この某としたことが、既にして少なからず巷の話題を席巻しているやもしれぬところのPS2:テクモヒットパレード(テクモ)についての言及が遅れていたというこの事実に不甲斐なく、ただ不甲斐なく思うばかりですが、皆々様におかれましては如何思し召されるところで御座いましょうか。…いや、もう既にして殆どの人が述べられているかとは思いますが、このラインアップで「アルゴスの戦士」が入っていないのは如何なものかと。この手の集成ものというのは往々にして海外での販売がメインであることが多いのですが(先のカプコンのPS2:ロックマン パワーバトルファイターズも本来は他シリーズとのセットで海外にて発売されていたもののAC版格闘ゲーム二作を抜き出して販売しているわけですし…)、これもその類だとしたら尚更「RYGER」は外せないところであると思われるのですが…。

いや、実はこれは壮大な企画の前振りに過ぎず、「シルクワーム」「ジェミニウイング」「ワイルドファング」「雷牙」を収録するVol.2(初回限定生産で「シルクワーム」プレイ用のトラックボール+スイッチ付レバーを添付、更にトラックボール部分は当然ながら「ワールドカップ」に流用可能?)がサプライズパーティーよろしく企画されているのではなかろうか〜ッ?(筆者注:管理人の妄想です)若しもそのようなことがありましたらこの私は余りの忝さに帝国管財に足を向けて眠れぬ夜につかまえられてしまうのか〜ッ?(筆者注:あくまで管理人の妄想です)…あ、でも別に「ファイナルスターフォース」とか「エイトフォース」あたりはこれといって必要なかったりするのか〜ッ?(筆者注:しつこいようですが管理人の妄想です)

…まあ、止めど無く溢るる夢想の類はさて置いて、私としては「ソロモンの鍵」が入っている時点で既にして確実に買いますけどね。基板持ってますけど。

しかし一応MSXに移植されていた「センジョウ」(つうかMSXの初期のROMカートリッジは心底侮れませン)は兎も角、「プレアデス」はどれだけの人が覚えているのでしょうか。「スイマー」や「ガズラー」あたりなら知名度高いんですがねぇ…。


2004.09.07/ 急降下握撃隊
コナミスタイルから同社のレトロゲーム関連商品制作プロジェクトの第一弾としての「コナミミュージック名曲コレクション」のアナウンスが!さあさあどうするッ?

…いや、私はどう答えればいいのか(困惑顔の御挨拶)。

まず「厳選されたタイトル(コナミスタイルのサイト本文より引用)」のチョイス自体が理解の範疇を超越しておりますし(「A-JAX編」ってシリーズにすらなっていない作品をそのように銘打たれても!まあ「微妙シューティング編」として「フラックアタック」「トライゴン」あたりと混交されても困りますが)、「過去にサントラとして発売された音源から楽曲を一部セレクト(コナミスタイルのサイト本文以下略)」ということで新規のタイトルの録音は既にしてあり得ませんし(更に言えばこれらのタイトルとして挙げられた作品、及び嘗て発売された音盤の復刻は最早あり得ないというサインでもあるのか〜ッ?)、「各タイトルの楽曲全てが1枚のCDに収録されているわけではございません(コナミスタイルの以下略)」ということでオムニバス形式のタイトルに関しては各作品の収録がほんの1〜2曲程度でしょうし。

恐らくは老若男女問わずそこそこのヒットを飛ばしたと思われる「ゲームサウンドミュージアム ファミコン編」(メガハウス)の路線を狙っての企画なのでしょうが、「ファミコン(任天堂)」という大雑把にして包括性と知名度のあるやり方だからこその人気を得たそれとは根本的に違い、「コナミ」の「ゲームミュージック」に思い出を残すような人々は「原盤」の「復刻」、若しくは「未CD化作品」の「新規録音」こそが好ましい、との気質をお持ちの方々が多いのではないでしょうカ?…まあダメヒューマニティとしての私がいい例ですが。いやそれを例に出されても…。

…とまあ、一見苦言を呈しているように見えますが、本当にそうなンですヨ?

前々からこのレトロ中略制作プロジェクトには個人的に少しばかり期待する向きもあったのですが、これで僅かばかり存在していた未練を無事に断ち切れそう…あわわ少しは落ちついて物事を見つめ直すことができそうです。…でも全く以って欲しくないといえば嘘になってしまうのが我ながら悲しいところですねぇ…。


2004.09.05/ スペクタクル・テンタクル
赴いて参りましたともさ!遠隔地たる有明は東京ビッグサイトにおいて大好評のうちに開催そして終焉したところのアミューズメントマシンショー、略してミュメマ、元に戻してから英字交じりの表記にしてAMショーに!この私めが!私的調査員として!誰にも気付かれることなく!別に気付かれる必要もなく!隠密裏に!

…疲労困憊による空元気はさて置き(内幕暴露的挨拶)。今年も連綿的に訪れたブースの概略でも書き記そうかと思いますので、暫くお付き合い下されば…。

☆リバーサービス

…これはまたいきなり平時ではありえねぇようなブースからの紹介と相成りましたがそれもそのはず、この度においては「虫姫さま」(ケイブ)が今此処に陳列されていたからでありますッ!先の秋葉原でのロケテスト以来の遭遇に私の両手も武者小路実篤ならぬ武者震いを禁じ得なかったところではありますが(詳細についてはその時の日記に認められているかと思います)、個人的に強い印象を受けた点としては「ロケテストの時から音楽が変わっている」ことと「ノーマルモードにおける敵弾の速度が更に速く、マニアックモードにおける弾幕が更に激しくなった」ことでしょうか?既に前にも書いたかとは思いますが、ノーマルモードで遊んでいると古の東亜プランのシューティングを遊んでいる感覚がしますヨ!

あとこれはブース側の問題だとは思うんですが、少しは配置を考えて下さい。外周配置だったので普通に通路に列が伸びてるんですが。一緒に展示してあった麻雀ゲームの「闘龍門」(因みにこのゲーム、エイブルのブースでは昔懐かしいタイプのテーブル筐体に収蔵されていました)とごっちゃになってるんですが。

あとプレイした後にピンズを貰ったのですが、一体これをどう使えば良いのかと。

☆タイトー

PCベースの新基板であるところのType-Xが展示されていましたが、なんかあんまり期待を持てないのは私が天邪鬼だからでしょうカ?他にはまだ発売されてなかったのかと心底思った武器格闘ゲーム「カオスブレイカー」、前に一度ロケテストで見かけた「翼神 ギガウイングジェネレーションズ」(タクミコーポレーション)、つまらなくはないとはいえ決して面白いとも言い切れない「トライジール」(トライアングルサービス)などが展示されていました(因みにNAOMI基板)。そういやモスの「雷電III」を見かけなかったですな…映像展示の中にあったのでしょうか?

☆カプコン

「カプコンファイティングジャム」があったので(比較的行列も短かったこともあり)格闘ゲームから遠ざかっていたこの私めも遊んでみたのですが、なんつうかこれは相当ヤバイですヨ!てっきり20世紀のゲームを遊んでいるのかと思いました(まあ「カプコンファイティングオールスターズ」の開発が中止になって、そのゲームに出る予定だったキャラがスライド登板したという経緯はあるのですが…)。なんかもう「原点回帰」とか「とっつき易い」とかそういうレベルじゃないですヨ?

☆セガサミー

合併に伴う合同ブースでの展示ですが、ゲームとしての展示はセガ一色だった気がします。近年のゲーム廃人…あわわゲームフリークス…はわわゲームジャンキーたちの期待を一身に集めていると思われる「Quest of D」や「アヴァロンの鍵弐」、他にも外周にはCYCRAFT筐体による「頭文字D3」やガンシューティングにカードによる記憶の要素を盛り込んだ「ゴーストスカッド」などが時間待ちを要されるほどに行列を組む要因となっておりましたが、内側にはまた別の意味で話題を集める「メルティブラッド アクトカデンツァ」(TYPE-MOON/エコール)が!比較的空いている時間帯に一度遊んでみたのですが、なんつうか忙しいゲームだなぁ、と。いやそんなこと言ったら最近の2D格闘ゲームなんて両手の痙攣にも似た速度で頻繁に動作させられる作品ばっかりだと思いますが。あとNAOMI2だそうですが勝ちポーズのところで数秒間止まってたりしましたヨ!しかも頻繁に。

しっかしなんでまた今これを、っつう声もあると思うんですが…ねぇ…。

☆ナムコ

矢張り此処には寄らずにはいられますまいて!本来ならば最初に赴いて最初に確認すべき場所ではあるのですが、今年はこれといって事前情報にて注視すべきブツがあると思っていなかったので後回しになっていたわけです。一般の人々の広く注目するところである「鉄拳5」は例の如くに中々の人だかりを集めていたように思われますが、我のさり気なく期待していたところの「アイドルマスター」は映像出展のみという次第で至極悄然するばかりです。ロケテストは11月からとのことですが、どうせ近隣の店舗ではそんなことをやるとは思えませんヨ!ただ無事発売される運びであることだけは素直に喜ばしいことであると言えますネ。

そして「未だ製品化するかどうかは未定、開発度は1%未満」と自ずから銘打つ本年のアミュ以下略の(誰がどのように言おうとも)目玉展示!それこそが「ザ・バトル・オブ・ドルアーガ(仮)」!何と「タッチパネルのシステムでエンタテインメントを提示する」ために作られたと豪語する一作(筆者注:表現に多少どころではない脚色があります)。プレイ中の見た目としてはつい近年までとみに流行していた「不特定の多人数によるネットワークを介したロールプレイングゲーム」のそれと似ているようでもあるとお考え頂ければ理解し易いかと思われます(つうか画面を見るだけだとそんな感じに思えること請け合いです。カ?)。その移動から攻撃までをタッチパネルで行うのですが(マウスでの操作に見立てれば正に以下略)、四人でプレイすると(ショーにおいては必ず四人セットでプレイするように整理してました)キャラクタが重なった際に移動でかなり引っ掛かるのが印象的でした。まあその場合は引っ掛からないように移動させるんですが…。

登場キャラクターは四人で今のところはギル(近接攻撃型)とワルキューレ(遠距離攻撃型)が決定しているようですが、他の二人は未定(アンケートで「登場してほしいキャラクター」を募集してました)となっていました。各々に(宝箱から出現するポーションで回復できる)ゲージを利用した攻撃や特殊スキル(例えばギルなら一定時間攻撃力をアップさせる、など)のようなものがあったので、残りの二人は補助系、若しくは特殊攻撃に長けたキャラの登場が期待されるところです。

…え?自分ですか?迷うことなく「メスロン」と書きましたが何か?(念のために筆者注:創元推理文庫の鈴木直人氏のドルアーガの塔ゲームブック三部作、及び「パンタクル」シリーズをご参照下さい)本当は支援系としてカイを出演させられればそれに越したことはないのでしょうが、大元のバビロニアン・キャッスル・サーガに照らし合わせた際にこのBoDが一体どのような位置付けになるかが未だ不明なので…或いは他のナムコキャラが出ることになるのかもしれませんし。

…いや、それ以前に製品化されるかどうかが微妙(以下検閲済み)。

あとプレイ終わった後にくじ引きで記念の煎餅(ドルアーガ20周年記念、及びAMショー出展記念だとか)を貰ったのですが、一体これをいつ食べれば(以下略)。

さて、今回のAMショーの総評としては…「アミューズメントベンダーじゃないと稼げないんだなぁ」ということに尽きるでしょうか?ビデオゲーム世代の私には非常に寂しい現実ではありますが、プライズ含むそれらの各種ベンダーが中小のゲームセンターを少なからず支えているのは否定できない事実ですしねぇ…。


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