Diary
2004.11.26/ ラグ・タグ・パレード …そういや先の不可思議極まりない中村製作所収納箱(主に色めかされたりプラスティック製であったりする?)で御座いますが、同じくビクターからのリリースでありましたところの「ナムコ ベストヒットパレード!」(VICL-5038)、「ナムコ グラフィティ コレクション ベスト10」(VICL-8102)などは収蔵されないのですな…。まあこれらに関してはそれ以前のCDの楽曲からコンセプトを限定した上で抽出した集成ものでありますので、基本的には大元の原盤を余すところなく全て包含しているところの当ボックスにおかれましては不要である内容ではあるのですが…。 それ以外のビクターにおけるナムコ関連のCDで収蔵されぬものとしては「ナムコ エレメカ大百科」(VICL-40191)、「ワルキューレ・ストーリー フォー オーケストラ」(VICL-8068)、「THE ELDS STORY OF...〜Wonder Egg second anniversary〜」(VICL-5250)などが御座いますが、それぞれコンセプトこそ違えど何れも劣らぬ屈指の名盤でありますが故に、復刻など為されるとこの上なく喜ばしく思われる方も多かろうことでありましょう。多少マニアックに過ぎる点も御座いますが…。
2004.11.19/ ふしぎの音楽箱 ビクターから「ビデオ ゲーム グラフィティ(シリーズ全10枚)」「ゲーム サウンド エクスプレス(シリーズ全27枚)」「ナムコット ゲーム ア・ラ・モード(全2枚)」を収蔵した上で様々な特典を付けた「ナムコミュージックワンダーボックス」の2000セット限定発売が決定して、現在たのむこむの方では予約受付中となっております。 その価格は誰もが驚きの76500円也。それを如何様に判断されるかは皆々様のご想像にお任せ致したく思いますが、個人的には既に一部公開されている特典以外に一体何が添付されるのかが気になる、とだけ申し上げておきます。全CDにおいて未収録たる音源でも付けば予約も殺到しそうな勢いですが、さて…。
2004.11.12/ ビリーバブルマッドネス …このご時世にガレッガってのもある意味凄いですな…(驚愕の御挨拶)。 つうかAC版/SS版に新アレンジ1曲入りのサントラが付く時点で既に注文ボタンをクリックする後先考えぬ一本気の私が此処にいるわけですが、嘗て新声社によってクリエイトされたCD付きのビデオを当時買いそびれたが故に長きに亙り色々と難儀していたものです。SS版のCD-DAではループが短かったのがどうにも残念でありましたし…(それ以外の部分は文句のつけようもありませんが)。
とはいえ、折角この時期に出すなら全機体のプレイを入れて欲しかったという気もしないでもないですが、それは流石に贅沢に過ぎると言うものでしょうか?
そして次はAC:「ライデンファイターズ」(セイブ開発)シリーズのDVD(及び全3作品のサントラ付属)を計画しているようですが、正直ゲーム自体にはそこまでのめり込めなかったものの(元々第一作が「ガンドッグス」というタイトルでリリースされようとしていたものを、半ば強引にネームバリューを後付けする形で雷電シリーズの名を冠して売ろうとした作品だったという経緯も御座いますし…)、その攻撃的な楽曲はCD:「ライデンファイターズJET オリジナル・サウンドトラック」(バンダイミュージック)にも納められており(JETの全曲と1及び2から4曲ずつが収録されておりました)、私もよく聞いていたものです。つうかこれを機にAC:「バイパーフェイズワン」の旧ヴァージョン・新ヴァージョンの稼ぎ映像化及びサントラ化なども是非お願い致したく希う所存。これの旧ver.はサブウェポンに弾数制限があったのが印象的でしたなあ…(無意味に難度を吊り上げているとも言う)。
…ああ、或いはガレッガからの繋がりでAC:「アームドポリスバトライダー」(エイティング/ライジング)でも構いませンよ(一体何様のつもりかッ!)。或いは比類なきさんたるる氏繋がりでAC:「サンダードラゴン2」「オペレーションラグナロク」「湾岸戦争」(以上3作、全てNMK)でも問題ありませン(だから何様?)…とはいえ世間的に攻略/稼ぎVTRの希望/需要が高そうなのはAC:「レイフォース」(タイトー)あたりかもしれませんが…(基板ヴァージョンのCDが付けば尚更のことで!)。
2004.11.08/ 結晶は事象の終章のように PS:「デュープリズム」(スクウェア)攻略完了。 ルウ・ミントの二人の主人公が求める「遺産」の手狭くも壮大なる物語は、舞台・場所・登場人物こそ同じであるものの、その二人の観点(及び立場・目的)の違いによってストーリーの語られ方が大幅に異なります。その差異に驚き、一部共通する部分の表現を楽しみ、片方のストーリーでは描かれなかった部分をもう片方の話で補完する仕組み(厳密に言えばこの二つの話はあくまで各々独立しており、所謂ザッピング的なものとは言い難いのですが…)になっています。片方のシナリオを解き終えたデータでもう片方をプレイし、クリアすることで初めてちょっとしたエピローグが語られる(それは新たなる旅立ちの序章?)のも好印象というものです(因みに、両方クリアしたデータを用いるとそれぞれのクリア時のステータスで最初からプレイすることが出来ます。ルウ編ではモンスターを倒した後に取得するコインによる変身が合計4種類までしか携帯出来ないシステムであるため、主にパラメータ上での恩恵しか受けられないのですが、ミント編だとクリア時までに取得した魔法が全て最初から使えるので、序盤のボスを強力な魔法でボコボコにしたりする「世界征服への第一歩プレイ」が堪能できます)。そして(私にとっては)重要なこととして…この世界を彩る音楽は余りに美しく、それでいてどことなく暖かく、時に寂しさも漂わせながら、個性に満ち溢れています。
…とまあ、一通りこのゲームの良い点を述べて参りました。以下は私なりに思ったこのゲームにおける残念なことなどを(実に少量ながら)記していこうかと。
まず、全体的な分量は決して多くありません。どちらかといえばミント編のほうが時間が掛かるとは思いますが、それでも10時間もあればクリアは可能でしょう。ルウ編に至っては8時間程度でクリアできます。勿論モンスターを片っ端から狩って悉く換金してここぞとばかりにパワーアップ・ガードアップを大量購入してドーピング(…ああ、勿論「幻の酒」は渡しておいて下さい)することに時間を割けばそれ相応のプレイタイムにはなるでしょうが、「ダメージを受けてHPを減らした程度によって最大HPが増加」「魔法(変身)を用いてMPを減らした程度によって最大MPが上昇」というシステムにも助けられて、既存のRPGのようにレベルアップに費やす時間が必要ないということもあり、全体的にはサクサク進んで物足りないように思えるかもしれません。…第二に、全体的にアクションの要素が強く、特にトラップやボス戦などの難度が極端に高いところと低いところの差が激しいように思われるところがあります。まあこれも先に記した通りにある程度パワーアップ・ガードアップのアイテムを買っていたりすれば敵を攻撃して早く倒せたり受けるダメージを減らすことができたりはするのですが(ルウ編で遊んでいた時は少々攻撃力の数値を上げ過ぎたためか、最終ボスを4発殴ったら倒してしまいました…)、このゲームバランスに聊か寂しさを覚えたのもまた事実です。
…とはいえ、その程度の不満点(敢えてそのように呼ばせて頂こう!)によって、魅力ある主要キャラクター達によって織り成されるそれぞれの物語が色褪せることなどなく、クリアまで存分に愉しめたのですから、純粋なる個体…それでいて多様なる存在としての「デュープリズム」に、当事者としての作中人物のみならず、画面外力点としてのこの私も魅せられていた、ということに他なりません。
正直、PSのRPGは時間の掛かる大作も多めなので、たまにはこのように手軽に遊べる一作を体験してみるのも宜しいかと思われます。御暇などあれば是非。
2004.11.06/ Raspberry Road 更新を徹底的にサボタージュしている間に「サクセス商店」においてPS2:「サイヴァリア2 ULTIMATE FINAL」にCD:「サイヴァリア オリジナルサウンドトラック」の復刻盤(その内容は嘗てのブツと同じながらもジャケットとライナーが新規のものになる模様)の付属する「SHOOTING TYPE」、更には若干のプラス料金を加えることで其れにCD:「サイヴァリア2 オリジナルサウンドトラックプラス」(ティームエンタテインメント)をも付属させる「BUZZ TYPE」が数量限定予約受付中だったり、ソフトバンクパブリッシングの常日頃発売してきたところの美少女ゲーム関連のビジュアルファンブック等の類が(同社のプロ野球参入問題に関連して?)片っ端から販売停止になるという強ち全くの嘘とも言い切れぬほどの実しやかな噂話が漏れ聞こえたりもしておりますが、皆々様は如何お過ごしでありましょうか。 まあ前者は兎も角として(そういえばXbox:「サイヴァリア2 EXTEND EDITION」はまだ購入していなかったりします。そもそも件の箱本体を所持していないのと丁度試遊台でプレイする機会があってステージ開始時の読み込みなどに少し残念を覚えたことがその原因の主たるものですが…)、後者の方はなんだかなぁっつう感じが否めません。正直美少女ゲーム関連のブツはそれこそ数限りない(まあ私がそれほど深い興味を持っていないための無知・無理解もあるのかもしれませんが、現に次々と新作が出たりしますからねぇ…これでも所謂泡沫の時期は過ぎ去ってはいるのですが)とはいえ、そのような設定資料集の出るという機会自体が損失されてしまうというのは如何なものでしょうか?ゲーム関連の書籍などを好んで買い求める身としては少なからぬ諦念、そして憤怒を抱くものです。
まあそのような層とプロ以下略を好む層のどちらが人が多いかと問い詰められますれば、まあ、その、浜の真砂と泥棒の種の数を天秤に乗せて比べるようなものですので…(どちらがどちらにあたるかは皆々様のご想像にお任せします)。
以上がSHOOTING TYPEを予約して心底困窮した拙者の駄文(当然の帰結)。
[以下追記]
セガダイレクトでDC:「カオスフィールド」(マイルストーン)を予約すると「スペシャルリミックスCD」なるものが特典として添付されるようで。近頃はこの手のコンパクトディスコを付属させる手口が急増しており私としてもどうしたものかと思うのです。
…いや、勿論予約して一層のこと心底困窮してますけど(至極納得の結末)。
2004.11.01/ Bring, Crusade, and Fantasy また一週間以上に亙って更新を停止している間にメガハウスのゲームサウンドミュージアムシリーズにナムコット編が加わったりAC:「カオスフィールド」(マイルストーン)のサウンドトラックが発売されていたりしますが、皆々様におかれましては如何お過ごしであらせられますでしょうか?拙者は元気ではありません。 前者においては中々の取り合わせではありますが、半ば当然のことながら外注製作の作品(但しゲームスタジオ除く)や諸事情(主に権利関係)によって収録困難と思われるタイトル(例えば「パックランド」なんてAC版すらも音盤化される気配すらありませんしねぇ…)、及びファミコンにおける後期タイトルなどが含まれていないのは残念と言えば残念です。ナムコット関連のCDといえば「ナムコット ゲーム ア・ラ・モード」及び同「Vol.2」(共にビクター)が既にして御座いますが、これのVol.1の方に収録されている「ワルキューレの冒険」にはゲーム中には未使用であると思しき一曲が入っていたことで有名だったりします(因みにこのCDには「リブルラブル」をFCの音源によって楽曲を再現した秀逸なるトラックが存在しています。これだけでも聞く価値は十分に存在していると言えましょう)。
後者は…また取り扱う店が少ないですなぁ…今月中旬に秋葉原に赴く予定があるので其処に存在する店舗にて捜索してみることとしましょう。稼動当初から(ゲーム自体の出来は兎も角)楽曲の評価が高かったのもまた印象的でしたし。
[以下追記]
MD:「ライトブリンガー」(セガ/トレジャー)攻略完了。
…いや、話には聞いていましたが本当に分量が少なめですな…一部のパズルの謎解きを除けば5時間程度で解き終えることが可能だと思います。せめて「ランドストーカー」(セガ/クライマックス)ほどの分量があれば、とは思いましたが、まあこれはこれで気軽に遊ぶのに適している内容だと言えます。ボス戦も回復アイテムさえ多数用意していれば、基本的にダメージを一切度外視してボスに密着して弱点を斬りつけているだけで十分に勝つことが出来ますし…(自動で回復するシステムを任意にオン/オフに切り替えられるのは親切設計だと言えましょう)。
先も述べた通りに分量が多いというわけではないので、一度クリアしてから暫く時を置いて、謎解きを忘れた頃に再度プレイするのが宜しかろうと思われます。攻略用のメモでも日記に遺しておこうかとも思いましたが、この作品から謎解きを除くと残るのは数種類の隠し装備集めに限られてしまうので、敢えてこの場には記しません(攻略ページが検索しても見つからないのはそのためでしょう)。
しかし鎧のアイテムが一つだけ見つからないんですよねぇ…。