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デザインを描くのに、Corel DRAW 7を使っています。
同じ形の羽を2枚組み合わせたリボン型のヘアーバレッタを
描く方法を順を追って紹介します。

機能についてご覧になりたい方は、下の項目をクリックすれば各機能にジャンプします。
また今後TECHNIQUEのページで、機能説明をしていくつもりですので
そちらのページも合わせてご覧ください。

ガイドライン・ベジェ曲線 | クローン・ミラー | ノード | 分離 | トリム | 塗りつぶし | ブレンド


ガイドライン.gif 3KB

1ガイドライン・ベジェ曲線

バレッタの金具に合わせ、垂直方向と水平方向にガイドラインを引いておく。 (先にルーラーの水平方向原点を用紙幅の中心に合わせておくと引きやすい)

ベジェ曲線でリボンの片羽を描く。後で修正をするので大雑把に!


クローン・ミラー.gif 3KB

2クローン・ミラー

1で描いたリボンを選択し、同じ位置にクローンを作る。 (クローンの位置がずれる場合は、ツール>オプション>複製の位置を調節する)

クローンを選択し、この状態のまま水平方向と垂直方向にミラーを適用すると、 青の線の位置にきてしまうので以下のようにするとよい。


クローン・ミラー2.gif 3KB

まず、ガイドラインにスナップを適用する。 ガイドラインの交わった中心点から、shiftキーを押しつつ、全てを囲むように大き目の長方形を描く。
(全てを囲めれば円でも楕円でもよい)
次にshiftキーを押しながらクローンリボンと長方形の2つを選択し、 水平方向と垂直方向にミラーを適用する。
すると図のように点対称(中心点からの)に配置される。

*二つのリボンが長方形の内側にあれば、正しく配置されているはずである。


ノード.gif 4KB

3ノード(形の修正)

元のリボン(クローンではない方の)を整形ツールで選択し、 ノードコントロールポイントを動かし、形の修正をする。
元のリボンの形を整えていくと、クローンリボンも(元のリボンに同調し)変形していく。

*クローンの方を少しでも修正してしまうと クローンの関係が同調しなくなるので注意!


分離.gif 3KB

4分離

形のバランスが取れたら、クローンの関係を解除するために、 二つのリボン(元とクローン)を選択し、分離させる。
分離したことを確認するために、それぞれのリボンに別々の色を付けてみます。

*実際に製品を作るには、ここまででも充分なのですが、 出来上がりの感じを見る為には以下の加工をしていきます。


トリム1.gif 3KB

5トリム(1)

リボン同士が絡み合った(黒いリボンの右側の部分がグレーのリボンの下側に回り込んだ) デザインにします。それには斜線の部分を黒いリボンから取り除く必要があります。
このような場合、トリム(型抜き)という機能が便利です。

*トリムとは、重なり合った部分を抜いてしまう機能です。


トリム2.gif 4KB

6トリム(2)

そのままトリムをしてしまうと、黒いリボンの左側まで型抜きされてしまうので、 まずグレーのリボンを同じ位置に複製(2のクローンの位置参照)します。
青いリボンが複製したものです。フリーハンドモードでクリックしながら、 必要ない部分を囲むような形を描きます。


トリム3.gif 3KB

7トリム(3)

6で描いた多角形を選択し、トリムボタンオリジナルの維持その他のオブジェクトの方にチェックしておく)を押します。
すると大きな矢印カーソルが現れるので、その矢印で青いリボンをクリックします。 青いリボンがトリムされたはずです。

同様に青いリボン(トリムされた部分)を選択し、黒いリボンをトリムします。

*ここでは、2回トリムを行っています


塗りつぶし.gif 10KB

8塗りつぶし

片方のリボンを放射状のグラデーション(グラデーション塗りつぶし>プリセット>円状−グレー) で塗ります。
もう一方のリボンをテクスチャ(テキスチャ塗りつぶしの適当な柄)で塗りつぶしてみましょう。


ブレンド.jpg 11KB

9ブレンド

片方のリボンに、連爪という石のチェーンをはめ込むデザインにしてみます。

石の一個を正方形と正円で描き、グループ化しておきます。 石を並べたいラインを描き、そのライン上の2個所に、先に描いた石を配置します。
新規パスに、先に描いたラインを指定しブレンドを実行します。


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