激突編その1


コロッケパーティー 9/3追加!

『今時、コロッケパーティーは無しだと思う』について思う99%、思わない1%…まあバトルトークラジオ“アクセス”ですけれども。後ほど正解を発表しますから、皆さんも答えを決めておいて下さいね。それであなたが出世するかどうかが決まりますよ?」

2000年6月の聴取率調査でTBSラジオの各番組は非常に高い数字を叩きだした。その中でも伊集院光の番組は深夜番組歴代の記録をも塗り替える大活躍、番組平均1.3%で他局を大幅に引き離していたのだった。

「ということで、取締役でもあり企画局長の小桜さんが『パーティーでもやって各番組を表彰しようじゃないか』って話になったんですよ。で家に届いたスケジュール表には“パーティーがあります”って書いてありましてね、僕は体調がすこぶる悪かったんですけど重要なパーティーだとも言われていたし、その後で生放送するわけだからとりあえず参加する事にしたんですよ。」

「表彰されるっていうから、タキシードでいこうかスーツでいこうか物凄く迷いましてね。でもスーツは物凄く汗かくし、いつもサンダルで来てるのにこんな時だけスーツはどうなんだ?って思いましてね、結果『よし、半ズボン』に決まったんですけど…この選択は大正解でしたよ。プロデューサーはベルバラみたいなヤツ着てくると思ってたんですけど、“たま”のドラムがちょっと良くなったような格好してんですよ!?

「5年前のパーティーは赤坂東急ホテルで盛大にやったんで、今度は何処でやるのかなと思って言われるままTBSの廊下を歩いてたら…行く手にあるはずのオフィスから物凄い揚げ物の匂いがするんですよ!もう食いしんBOY注)みたいな…決して高級では無く庶民的な、メンチじゃなくてナンチって書き間違えるような…」

「そしたら横から宮川賢さん…またこの人もいつも通りお金のかかってない服装なんですよ。あの人が今まで一番お金を掛けたのは江角マキ子と一緒にいたロボットの時ですからね!サンダルにヨレヨレのTシャツ、髭も剃ってないから『大丈夫か?』と思ったんですけど…」

「でパッと編成部のドアを開けたら、編成部の片隅に大勢の人が集まってたんですよ。花見に持っていくような音質の悪〜いハンディカラオケから『ということで皆さん』って…これ編成局長の声なんですよ。『なんだこりゃ?』と思ったらその一角にピザや山盛りのコロッケが紙皿に積まれて…ええ!これこそコロッケ山、標高の覚え方は皆南無(3776)!」

「で表彰式…ていっても局長が表彰しているにも関わらず、皆コロッケの方を向いているんですけどね。しかも局長の読んでいる表彰状がコピー用紙にワープロでうったやつですよ!?確かに粗末な賞状ですよ、でも副賞はなんと旅行券…確かに僕らはこのあと生放送をひかえてますから、よく考えればホテルで表彰っていうのは無理なんですよ。『ああ全て粗末だったのはこの旅行券を奮発する為だったんだ』、と思って封筒を開けてみたら…2万円っていう。

もう1回この賞状を読みますよ、『2000年6月のスペシャルウィーク第1週において、深夜番組としては脅威的な、同時間帯の他局に大差をつけて…2万円。ま、僕が何を言いたいかっていうと…小桜局長ありがとう、一生僕はついていきます。」

「というわけで今日は高聴取率御礼、なんとリスナーに日本旅行の旅行ギフト券を40人に500円づつ差し上げます!夏の小旅行に、彼女とのデートや海外旅行にも使えますよ!じゃ皆様ハガキにこの夏の旅行プランを書いて…大体500円だと東京〜大宮間を往復できますから、新婚旅行にどうぞ!」

注)食いしんBOY
 以前“カーナビにありそうな飲食店の名前を入れて、あったらそこに行って食事をする”という遊びをしていた際にスタッフが提案した名前。確か本当にあったんだけど伊集院が行くのかを拒否したとか何とか…

*パーティーはそんなに凄くないけど(笑)聴取率1.3%って凄い…


自称アイドル 8/10追加!

21世紀に残したくないものを決める、逆世界遺産のコーナーに来た1通のハガキから。

「逆世界遺産、次のハガキはPNスローカーブさんで『不細工なネットアイドル』…御綺麗な方は何の問題もありません、全然問題無いんですよ!これについてはワタクシ30分ほど時間を頂きたいんですけれども、もう2時53分になってしまいましたので…!」

「これについてはですね、週間アスキーさんから頂いた色んな資料が今ここにあるんで、ちょっとお話したいんですけれども…時間掛かりますからね!…週間アスキーさんで新しいネットアイドルを一人選び、バックアップしようという企画が持ちあがってまして、僕はその審査員を引き受けたんですよ。で第2次審査通過の履歴書と写真が送られてきたんですが…もれなく…あの、何て言ったら良いのかな…あのねー!さ、ということで郵便番号…

逃げるようにコーナーが終わりCM。しかし明けたエンディングトークでも…

「あのね、アイドルっていう名前を自分から組み込むからには…あくまで俺の基準ですから無視してもらっても構わないんですけれども…クラスでは一番可愛い方のレベルはいかないといけないのに、クラスにいても多分普通よりも下の人が…あ、わかった、俺ズレてる。あ、あともしかしたらネットアイドルっていう言葉の中に“Photo Shopの天才”って意味合い入ってます?」

「いやぁ…凄いねぇ。最初『この中から伊集院さんのオススメを選んでください』って言われて写真と履歴書をざっと眺めてみたんだけど…ナイタイレジャー?いや、ある種の図鑑…?まあ俺は松の木におじやをぶつけたようなタイプが好きですから!まあ何とも言えないんですけれども…ねぇ!?

*随分心に秘めていたようです。


激闘!VSプロデューサー! 8/8追加!

水死体のCDを巡っての攻防…詳しい背景はこの日のOPトークを参照。

「そうですよ!大体デビュー前の大事な時期だってのに、幾らTBSの推薦だからって先週の番組の1曲目を郷ひろみに明け渡した…これもいけなかった!その反省もふまえて今週の1曲目は水死体の曲をかけたいんですけれども、なんかTBSの推薦曲ってのは無視すると凄い怒られるっていうウワサもあるんですよ。」

「今週のTBSの推薦曲は…スピッツの『放浪カモメよどこまでも』、だけどUP’sの推薦曲としては水死体なわけですよ。迷いに迷っているんですけど、今後の事を考えたらスピッツヨイショしている場合かってことになるでしょう?スピッツはいい曲だからここでかけなくても売れるでしょ、それにスピッツのCDが1枚売れると俺に幾らかロイヤリティーが入ってくるんですか?あ、そういう泥臭い話は無し、はいはい。

「で…1曲目はこういう形になりました!」

何とスピッツと水死体を両方かけるという暴挙に!

「良かった…これで両方の顔が立った。これで怒られる筋合いは無い…もし怒られたらあとでかけ直せばいいって…ただ、怒られるまではやっとこう。というわけで今週もキナ臭い形で番組始まりましたけれども!

このあとFAXの募集をしてCMへ…そしてCM明け。

ラジオの生放送はいいね、ひとつ喋るとリスナーの声が帰ってくるじゃないですか。ふたつ、帰って来たんですけど…ひとつはスタンバイOK代打福王VS藤島(日本ハム)さん。(中略)…でこれは嬉しいじゃないですか、もう一つは菊地プロデューサーから『スピッツの曲をちゃんとかけないとクビ』と。こういうかなりエキサイトした形での、オーディエンスからの応援があったので…最初っからあとでまたスピッツの曲はフォローするって言ったじゃないですか!当たり前じゃないですか!」

それではお聞き頂きましょうか!スピッツで『放浪カモメよどこまでも』!」

てなわけでスピッツ。

*…いいのか伊集院(笑)


TBS!

UP’sという名称が無くなってしまうので、FAXで「伊集院光のUP’s」に代わる番組名を募集するが…

「今日のFAXでは新番組タイトルを募集します!しかし採用された方にお金を差し上げる事が出来ません、TBSがあのしょぼくれたチン〇コみたいなのに300万円出しちゃいましたんで!…終わるぞ、マジで…」

「…違う違う、しょぼくれたチン〇コってのはいい意味で言ってるの、いい意味で。男として生まれて来た時に、1番最初に同梱されてくるTOYであり、健康状態も計れ、その人の気持ちに正直な…そんなTBSでありたいので。ほら、上の方を良く見ると待ち針みたいなのが刺さっているじゃないですか、で…痛みも分かち合いたいと。

「そういうことできちんとやっているわけですよ。ま、どうでもいいですけど。」

*3週連続「しょぼくれたチン〇コ」「育ちすぎた高麗人参」…いいのかい?

 


微妙な問題

久しぶりにパチンコに行った伊集院。

そんなことがあったせいか結構ツキがきて、金・土とパチンコで勝ちましたよ…俺まだイマイチ判らないんだけど、パチンコで勝った単位ってどう言えばいいの?法律的に凄く微妙な問題じゃん、発でいいの?…ああチョコレートにしましたよ全部!もうしばらく万年筆の先っぽとライターの石には困らないね!」

そして家でやった麻雀でも…

「麻雀も勝ったね、え?あれはしっぺだよ、11万4000発のしっぺ。でも全部しっぺだと疲れちゃうからしっぺ10発でゲンコツ、1000発で手斧で頭を真っ二つ。海砂利の有田君がもう頭を割られて割られて大変だったね!」

*微妙ですな…


やさぐれDJ

「じゃ、仕方ないんで1曲目。野村優香で、『赤裸々』!」

…UP’s1時台今週の推薦曲が流れています。一応聞きましょう。

下手クソだなぁ、おい!…そりゃ、やさぐれるっつーの!野村優香にゃ未来があるよ…でも俺にはない。10数年ぶりの長期休暇を棒に振るかも知れないんだから。下手クソで悪かったら…音程の危うさが個性的ですな!これでいい?」

*確かにオイラもそう思うけど…秘密秘密(笑)やさぐれていた原因→ ここ。


松上氏の謀略

今日のUP’s1時台の曲はプールビットボーイズで「青の軌跡」なのだが…?

「ちょっと待った、また松上君の謀略ですよ!これは本来2時台にかかるノーザンブライトのワイルドフラワーじゃないですか!すりかえられましたよCDを…決してディレクターの松島さんのミスじゃないですよ、そんな考えられない様な初歩的なミスをするディレクターは、今すぐタマキンの縫い目をほどきます!とりあえず…松上君のせいにしてかけなおしましょう、こっちがプールビットボーイズの青の軌跡です!」

*前々から思ってたんだけど、この番組に関しては宣伝というよりイメージダウンなのでは…?


ゲームショーに一言

「ゲームショーに行ってきました。でもなんか最近ほんとに思うんですけど、日本のゲーム業界はかなり先端を進んでるのに、あんな狭いとか熱いとかうるさいとかじゃダメでしょう?」

「あとは…まだ1時20分か、ちょっと早いかな…じゃみんな寝て、小人数で喋りたいから。じゃ俺ん家来る?そういうことじゃないだろ、ラジオなのに。…コスプレあるですよ、コスプレ自体は悪くないし、俺自身の意見なんで違うと言ってもらっても結構、これくらい前振り置きますけど…」

ブス山さん、なんとかなりませんかね?ブス山さんに宇宙みたいな格好されても困るんですよ。ハイパー貞子みたいになってるんですよ、スペースコロニーの井戸から出てきたのかお前は!?

*ま、起業にも予算というものがありますし…ねぇ?


伊集院と映画

「こんなダメな大人ですけどね、たまにはおしゃれな映画を見てくるもんなんですよ。」

最初に見に行った「リトル・ヴォイス」は周りの観客にイライラして煮え切らなかった伊集院。次の「マトリックス」は…?

「…思ったんだけどね、王様のブランチの映画コーナーとかやってるけど駄目だね。いや、何がダメって映画の紹介やってるあの女…こはたのあっちゃんがダメって言ってるんだよ?

いや違う違う!こはたのあっちゃんがどうかは俺にはよくわからないけど、ダメだと思ったのはマトリックスが特撮超大作とかいうでしょう?でも映画特集で見たシーンばっかで先の展開がすぐに読めちゃうんですよ!ああ、ヘリコプターが出てきたならビルに突っ込むんだな、っていう感じで。」

*同感です。


恋愛と売名

「桜庭あつこって人は…怖い、それにしてもおれ結構ワイドショー見てるもんだね。」

ガシャポンコレクターのコーナーで羽賀健二と梅宮アンナ、桜庭あつこをネタにしたハガキが。

「こういう喋り方をしたらもう逃げていると思ってくださってかまいませんけどね、わかりませんよ恋愛なんてものは。その本人達にしかわからないもんなんで、私が簡単に判断するのは非常に危険なんですけどね、多分桜庭さんも純真な心で羽賀健二さんのことを好きだって言っていると思いますよ…知ったこっちゃないですけど!

…おれみたいな曲がった心の人間が見てしまうと、どんな事を言っても売名にしか聞こえないんですよ!」

*いまさら浮気するくらいなら、ねぇ…


タバコとラジオ

「あのね、面白い話がありましてね…ニッポン放送を止めてからしばらく自分なりの謹慎期間を置いてたんですが、その頃にTBSと他にもう一局からラジオやりませんかって話が来てたんですよ。

どっちも良くしてくれそうだったんで結構迷ったんですけどね、…結局そのもう片方の放送局はラジオの本番中は禁煙なんですよ。…いや、これはちょっと難しい話なんですが、TBSも本番中は禁煙なんです。でもその当時のディレクターは、

『確かにうちも禁煙なんだけど、…まぁ誰も見てない所で吸われちゃったらそれはねぇ…』ってそんなことある訳ないじゃん、ラジオの本番中だぜ?…といういい加減な話がありましてね。」

*放送機器があるってのに…深夜ラジオってのは局のチェックは入らないんでしょうか?


伊集院光とお台場テレビ局。

「…じゃ、今日は爆弾フリートークって言う事で。この間ちょいとニッポン放送に行ってきました!五年ぶり!ビックリしたでしょ?どのツラ下げてとか思うでしょ?俺もそう思う!

まぁね…伊集院光をこのUP’sで知った人も多くなってるから、僕が一体何をしたのか知らない人もいるだろうけど…なんといって良いのかな…今の僕があるのもニッポン放送のおかげかもしれないんですが、ニッポン放送が有楽町から今のお台場に引っ越す時に歴代パーソナリティーのリレーで番組を作っていたはずなのに俺が入ってなかったんですね。歴史で言えば、7年間ぐらい空白があってねぇ…

で、当時俺が一番嫌いだった偉い人がきてね、俺もあの頃から少しは大人になっているんで面白い事を言っておかないとって思うわけですよ。

『あれ、どうしたの!伊集院君!』って声をかけられて俺はユーモアとウィットで返さなくちゃ、と思って…『こんにちは、オールナイトニッポンのオーディション受けに来ました!』って言ったら…『いいね、それいこう!』…でそのあともう一回返さないといけないから、『マジっすか!?』…だよ。こんなとこTBSの人に見られたら大変じゃないですか!…全く。

でさ、ニッポン放送のノベルティーもらってきたぜ、ニセFMみたいなやつ。そうだ、今日のFAX採用された奴にはこのニッポン放送のノベルティーをあげよう!…もう、今さっきから聞き始めた奴はここが一体どこの放送局か全然判らないだろうな!むこうじゃTBSのステッカーくれないぞ!」

*…どうなんでしょうか?


野村沙知代とテレビ局。

「そんな、いまさら野村沙知代の人間性を問う!とかいってるけど、あんな傍若無人なキャラを持ち上げたのは自分達じゃないですか。公演中止とかいってるけど今の公演のほうが聞きたいっつーの。これでサッチーから嫌われてテレビ局からも嫌われるっていうパターンだよね、これ。ホントに敵を作るラジオだね、全く。」

*…本当の事を言うと敵を作るだけです。


太陽と…についての気持ち

「そうそう、最近変だったこと思い出した。太陽とシスコムーンが四ヶ月連続でシングル発売、とかなんとか言ってるじゃないですか。俺はアーティストじゃないから分からないけど本当に歌を聞かせたいのならば、シングルを4枚出すよりもうちょっと待ってアルバムを出せばいいんじゃないの?

名プロデューサーがコレクション心を刺激したいとか思っているんでしょう。でも俺のよこしまな考え、もちろん地球上に一人しかいないダメな考えなんだけど、要するに四ヶ月くらいしか持たないんだろ?つまり四ヶ月もすれば忘れちゃうから同じ人達にシングルを四枚買わせれば、少なくともアルバムより儲かるぞって事なんでしょう?

こう思っちゃうところが僕のダメな所。または思っちゃう夢を見たけどそんな事は少しも思っていないんですよ。口ではブスコミューンとか言っていますけどシスコムーンを応援しているんですよ!…今日は音楽業界の人達眠ってくれないかなぁ!」

*…それは言ってはいけません。禁句です。


イケナイ伊集院

「Dir en grey(うろ覚え)の記事を見たんだ。この中でこの人達は『別に他人に伝えようとしていないんで、僕達のためにやってるんですから』って言っているんだけど、っていう事は自分の趣味で女装してるわけ?上原さくらを男にしたみたいな奴いるじゃんか?

「…ダメだ、今日は何かイケナイ伊集院が出てきてる。攻撃しろ!って言っているみたいだ。」

*…だそうです。


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