2012年7月ブイツーソリューションより「追憶のハワイ〜バァバの青春奮闘記」を出版。『荘内日報』(本社・山形県鶴岡市)で2007年〜2009年に毎月連載された「思いつくままアラカルト」を加筆修正したものです。海外生活を通して、日本人としての自覚と誇りを持つようになる自己の成長を元帰国子女の立場で綴りました。

『追憶のハワイ』より『あとがき』一部抜粋
 振り返れば、1960年代の日本はまさに激動の時代でした。東京オリンピックを機に新幹線が開業し、羽田空港行きモノレールも開通。わが国の経済は急成長を遂げ、多くの企業が次々と駐在員を海外へ派遣し、世界各国へと進出していきました。「カルチャーショック」や「国際化」などという言葉が頻繁に使われるようになったのも、この時期からだったようです。
 本書を書き終えて気づいたことは、私がハワイで異文化と出会い、その「カルチャーショック」なるものを全身に浴びて格闘していた時期と、日本が「国際化」の波に揉まれながら新しい時代へと歩み始めた時期とが偶然にも重なっていたことです。
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1950年 仙台市に生まれる。
1963年 山形県鶴岡市の小学校を卒業。
1964年 東京オリンピックの年、家族と共にハワイへ渡る。
1969年 McKinley High School(マッキンリー高校)を卒業。
1973年 International Christian University(国際基督教大学)を卒業。伊藤忠商事鰍ノ入社。
1982年 英語教室を開設し1999年にうつ病となるまでの17年間、英語教育に携わる。病気克服後は家族の絆をテーマに作詞を始める。
2004年 CD「きずな」を制作。
2005年 自ら作詞作曲した「聞こえますか、お母さん」が、音楽プロデューサー福住哲弥に絶賛され、2作目のCD発表となる。
2006年 大田区民プラザにて「うつをこえて〜歌はいつの日にも」と題したコンサートを開催。
2007年 「聞こえますか、お母さん」のCD付き写真詩集「聞こえますか、お母さん〜想い出は風に舞って〜」文芸社より出版。
2007年〜2009年
山形県庄内地方を対象とする日刊新聞『荘内日報』にエッセイ『思いつくままアラカルト』を連載。
2012年 自身の異文化体験記とも言うべき「追憶のハワイ〜バァバの青春奮闘記」を出版。
他にこれまでNHK教育テレビ、かわさきFM、酒田FMのゲスト出演を含め、新聞や雑誌への投稿を通してうつ病は治るというメッセージを伝えてきた。現在はヴォーカル教室で学び、内幸町ホールで毎年行われる発表会に出演し、思い出深い曲の数々を歌っている。−YouTube−で曲名をクリックしてご覧ください。
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