2012年7月ブイツーソリューションより「追憶のハワイ〜バァバの青春奮闘記」を出版。『荘内日報』(本社・山形県鶴岡市)で2007年〜2009年に毎月連載された「思いつくままアラカルト」を加筆修正したものです。海外生活を通して、日本人としての自覚と誇りを持つようになる自己の成長を元帰国子女の立場で綴りました。 『追憶のハワイ』より『あとがき』一部抜粋 振り返れば、1960年代の日本はまさに激動の時代でした。東京オリンピックを機に新幹線が開業し、羽田空港行きモノレールも開通。わが国の経済は急成長を遂げ、多くの企業が次々と駐在員を海外へ派遣し、世界各国へと進出していきました。「カルチャーショック」や「国際化」などという言葉が頻繁に使われるようになったのも、この時期からだったようです。 本書を書き終えて気づいたことは、私がハワイで異文化と出会い、その「カルチャーショック」なるものを全身に浴びて格闘していた時期と、日本が「国際化」の波に揉まれながら新しい時代へと歩み始めた時期とが偶然にも重なっていたことです。 −書籍詳細はこちら−