茶道を楽しむ

石原宗牛 (Ishihara Sougyu)  

表千家不白流 清風会 茶道師範

〒257-0002 

秦野市鶴巻南4−8、R305  

電話 0463-78-9751

2009/12創刊 - 2019/ 3/3現在

 

茶道に伝わる日本の文化を、楽しんで下さい。

A ようこそ

茶の湯の席は、物理的にも心理的にも日本文化の全てが伺える場と云っても過言ではありません。

茶の湯の世界にある諸流派には、永年の経験の中で修得したお茶を楽しむ、美しい手順や振舞い更には気遣いの具体的な方法として、作法が伝わっています。

これらは、人の心を伝え合う舞踊のようです。


お茶を頂くのですから、日頃頂くようにすれば良いのですが、一人で勝手に頂くのと違い、人が集い何らかの思いを交わそうとする場では、「お互いがどう振舞ったら美しく見えるか」が課題となります。室町時代の芸能世界の言葉で、演者と観客が共に一体となりその場全体を芸能として完成させる事を意味する「一座建立」という言葉がありますが、これに通じます。

「一座建立」の方法は、人それぞれです。この、人それぞれの心得が最大公約数的に束ねられたものとして、諸流派が作法を現代に伝えています。是を知っておくことは、人間社会に生きるに必要な道徳や倫理を知るがごとくの知恵と言えます。


美しい振舞いを追求する茶の湯は詰まる所は芸術ですから、美の価値観が人の数だけあるように、茶の湯の形は諸流派の数以上にあります。然し乍らそこには、内在する共通の心根として日本文化の心根を見ることが出来ます。

永年、先人が楽しまれた茶の湯の作法とはどんなものか、美しいとされる茶の湯の頂き方や手順はどんなものであるかを、表千家不白流の作法から伺って下さい。


              平成二十一年 師走   石原宗牛

 
新稿の案内
`2016/5/21;
 抹茶を頂こう 項に、
「茶道教室の今日」

`2013/5/20;
 抹茶を頂こう 項に、
「仙人塾茶道教室」
「茶道教室の今日」

`2013/2/22;
 茶道徒然草 項に、
「尾上菊之助」

`2012/11/20;
 茶道徒然草 項に、
「壷荘り」

`2012/11/17;
 茶道徒然草 項に、
「紅葉」

2019/3

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