数理生物学勉強会のページ


このページでは2002年8月24から26日に京大で行われる勉強会の連絡を掲示しています。

8/24
数理生物学勉強会に先立ちまして実施される講演会のお知らせです。九州大学から、秋に国立共同研究機構基礎生物学研究所に移られる望月先生をお招きして進化生物学の方法論に関する議論と遺伝学にまつわるお話をしていただきます。望月先生は数理生物学のメッカである九大巖佐研(メイナードスミスの京都賞受賞シンポでも喋ってましたね)の助手をして要らした方ですので、そのあたりの最新の事情も伺えるまたとない機会だと思います。是非、ご参加下さい。また、終了後には懇親会も予定しております。こちらの方もふるってご参加下さい。

演題「数理生物学入門:進化生物学3つの方法論と量的遺伝学の2つの定式法」
講師:望月敦史博士
日時:2002年8月24日 13時〜17時。
場所:京都大学経済学部新棟2F 201演習室
講師略歴:1969年静岡県生まれ。京大理学部・九大大学院理学研究科卒。博士(理学)。現在九大大学院理学研究科(巖佐庸研究室)助手。今秋から国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授。



8/25
※担当者は暫定的なものです。学部生も参加するかもしれないので、その際は簡単な章を学部生に振り直すことも検討します。

午前
1章  1種個体群のダイナミクス:担当小川
2章  種の競争:担当瀬尾
3章  捕食者と餌のサイクル:担当小川
4章  離散時間モデル:担当安橋
5章  齢構成とサイズ分布のダイナミクス:担当馬場

午後
6章  連続分布の動態:担当馬場
7章  空間分布と生物拡散:担当馬場
8章  個体の分布型:担当川村
9章  環境変動と絶滅:担当手島
10章 餌の探し方と選び方:担当木村



8/26
※担当者は暫定的なものです。学部生も参加するかもしれないので、その際は簡単な章を学部生に振り直すことも検討します。

午前
11章  成長と繁殖の戦略:担当木村
12章  スケジュールの動的最適化:担当小川
13章  変動環境における適応:担当手島
14章  様々なゲームモデル:担当木村
15章  スケジュールのゲーム:担当安橋

午後
16章  性表現と性システムの進化:担当瀬尾
17章  性差と性淘汰:担当瀬尾
18章  適応戦略の遺伝学的基礎:担当瀬尾
19章  共存できる競争種の多様性:担当手島
20章  群衆の安定性と共進化:担当手島
21章 生態系の生態学:担当安橋