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口述試験

 

こうも不況が続くとバブル期を経験した世代にはますます住みにくくなりますなあ。みんな自己防衛ってことで資格取得もブームになっているようで、かくいうおいらも資格を取得したんだけど、それはそれなりに大変なんっす。ちょっと口述試験を再現してみるけど、わかんないとこは読み飛ばしてくり。

やっぱり人の子なんで試験はやっぱり緊張してしまうわけで、我ながら情けないねえ。緊張が膨らんだとこで試験会場に呼ばれる。物権関連から聞かれるので無難にこなせるだろうと思ってたのがちょっと間違いだったかも。そもそも試験にロン毛の茶髪でいったのが大きな間違いで、やっぱ浮く浮く。髪切っとけばよかったなあって思ったけど後の祭。試験官もやっぱそういうタイプはお嫌いのようで、あとでみんなに聞いてみたところおれだけ質問がちょっと違ってたみたい。

試「抵当権抹消の登記名義人はだれですか?」

おいら「義務者は抵当権者、権利者は設定者です。」

試「うーん。設定者とは所有権の登記名義人のことですよねえ?」

ん?設定者は設定者で抵当権者もいれば地上権者もいるしなあ。。。でも試験官にはさからうなって言われてたからなあ。。。おいら「はい、そうです。」

試「ええー?そうですか?」おいおいですよねえって聞いといてええー?なんて言うなよなあって思ったけどしょうがないわな。ここでかなり動揺した。

試「抵当権者が不在のときはどうしますか?」

不在?いやなとこ聞くなあっておもったけど、おいら「不在者の財産管理人を任命し、そのものと抹消の手続きをします。」

試「んーんと、そうじゃなくて行方不明の時ですよ。」

あーあ、やっちゃった。あのめんどくさい142条のとこかあ。昔もここ間違えたんだよなあ。って思ってますます、緊張する。

おいら「すいません。除権判決をもらって、えーと。。。」

試「公示催告の申し立てをやって、、、ま、いいでしょう?それらの時の申請書はなんですか?」

まじ?ここまで聞くのか?直前ならまだしも、今聞くのかあ?「えーと、行方不明を証する書面と供託書謄本とえーっと。。。20年間経過したことを証する書面と。。。」

試「いつから20年ですか?」

いやなとこ聞くなあ。。。おいら「設定。。。」

試「設定時ですかあ?弁済期ですよねえ。」

おいら「はい。。。」

次の質問を考えながら、今何を思い出そうとしてるのかすら忘れてしまっている。絶対こいつら(試験官)おれのことあほやと思ってるんだろうなあ。。。あーあ、やっちゃってるなあ。なんでこんなに緊張すんのかなあ。このへんで相当へこむ。

試「ま、あとで条文読んどいてくださいねえ(笑)。」くーーーー。この失笑がたまんないなあ。ってかんじで口述試験はしどろもどろのまま終了してしまった。

結果的には合格したものの、あんな経験はもういいや。だいたい資格を取得したからって自分の価値がそうそう上がるもんでもないよねえ。自分の価値はいったいおいくらなんでしょうねえ?具体的に試算してくれるページがあるんで一回試算してもらいましょう?(ちょっと強引?)ちなみにおいらはカリスマ美容師並だった。

ついでに、自分の運命の人を探してくれるページもあるようでこっちも見てちょうだい。またにゃあ!!

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