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みなさんは死にそうになったことある？おいも結構人生長いので１回や２回あるのだ。 あれは小学校２年生の夏休み初日、うちの近所にヘルスセンターがあってそこのプールに行ったときのこと。たぶん３０円ぐらいでプールに行けてたと思うんだけど、大人用のプールと子供用の滑り台つきのプールがあるとこだった。２年生なので当然子供用のプールで遊んでたとき、その事件は起こったのだ。 そのプールには滑り台があってそこで遊んでたんだけど、なんか飽きてきちゃってプールと滑り台の間のすきま（４０センチくらい）を潜水するって遊びを１年生のときやってたのを思い出した。散々その隙間を潜ったなあと思って今年も潜っちゃいましょうと張り切って泳いだのさ。ま、当然小学生は成長するわけで、１年生当時くぐることができた隙間も２年生にはちょっと狭かった。腕をまっすぐ体にくっつけて間をすり抜けようとしたもののがっちりとその間に挟まれちゃった。もがけばもがくはどがっちりと、その隙間に挟まっていく。「ああ、このまま死んじゃうのかなあ。」って思ったとき、最後まで足をバシャバシャさせようと子供心に思ったのが良かったんだね。変なとこから水飛沫があがるのを監視のおじさんが見つけてくれて、ようやく一命を取り留めた。今思い出すと井伏鱒二の山椒魚のようだけど、「あー、死ぬかとおもった。」 その２ あれは保育園に行ってたときのこと、たしかたっくんと呼ばれてた子がおれが目の前にいるのに思いっきりブランコを漕ぎ出した。急に速度を上げたブランコの板をよけることができず、ブランコはおいらの左耳を直撃した。ピュって音がしたなと思って倒れていると、先生が真っ青な顔で飛んできた。どうやら鼓膜が破れたらしく、病院に行ったおれは生まれて初めての全身麻酔を経験した。看護婦さんが「はーい、インディアンがひとり、ふたり。さあ、一緒に数えましょう。八人、九人。。。」そのあたりで記憶は消えてしまった。それからの治療はどうなったか、全く記憶にないけど、今問題ないってことは直っちゃったんでしょうね。このくらいで死にはしないけど、お医者さんの「鼓膜がやぶれてる。」発言は幼いおいらの心を揺さぶるには十分だったと思う。 このようなお話はWebやぎの目って有名サイトに大量にあるのでそこで楽しんでくり。 ではまた。 |
