Cherubの「つれづれ寸評」



◆バックナンバー◆


11月 5日

 朝晩の冷え込みを感じるようになったもののポカポカ陽気が続いている。おだやかな高気圧に覆われ、南から湿り気のある暖気が流れ込んでいるためである。

◆十月上旬のような暖かさはこの先、一週間ほど続きそうだという。寒さと強風に弱い者にとって有り難いことだ。灯油が高いだけに木枯らしが吹きすさぶ日が短いほど助かる。

◆何かせかされるような感じも受けるこの季節に、純白の姿を水面に映すハクチョウを見ていると、時の過ぎるのを忘れて心が和むもの。私の心をゆったりさせる冬の使者ハクチョウの飛来が待遠しい。

↑トップへ


11月19日

 働こうとしない「ニート」が話題になっている。コミュニケーションがうまくできない者がニート化しているようだ。

◆仕事にマナーやルールは大切だけれども、一番大切なのはコミュニケーションだ。ビジネスの仕事は一人でできないからである。人とのやり取りで仕事は進む。その中で技術や能力が活かされる。その結果として成果が生まれ、そこにやりがいを発見することができる。

◆もうひとつ大切なことは、一人でも感謝してくれるような仕事や人の心を打つ仕事をすることだ、と思う。人はお金のためだけに働いているのではない。勿論、食うために妻子を養うために働いているのだが・・・、である。

*「ニート」とは

↑トップへ


11月20日

 非正規社員を中心にした企業の人件費抑制型経営状況は続いており、雇用・賃金環境は厳しいままである。  契約社員・嘱託・パート・アルバイトなど呼び方はいろいろだけれども中身は大差ない。しかもこの非正規社員は正規社員とほとんど同じ仕事をしている。均等待遇ではないのだ。このことが未来に希望が持てない社会としているといえよう。社会のリーダーである経営者に「これでいいのか」、と叫びたい。

◆どうすればこのような社会から脱却できるのか、その思いに佇む。

◆働き方の多様化の名の下に、不安定な雇用形態が続く限り、将来を見据えた生活設計は難しい。これでは結婚して子を産み育てようと考える若い人は減るばかりだろう。さまざまな支援策を講じても、将来に夢を抱けない社会はすぼむ。今さえよければいい、という考えには明日はない。明るく豊かな社会の到来をめざして一歩でも前進しなければ、と思う。

↑トップへ


11月26日

 この時期になると、イルミネーションは各地でともりはじめる。暗闇に光る輝きは美しい。

◆ただの電球の光だが、その幻想的な光景に目を奪われる。仕事で疲れた心身が癒やされていくようだ。

◆光は私たちにいろんな感慨をいだかせる。魂を鎮めたり、希望を与えたる光であったり、明日の繁栄を願う光もあるからだ。

◆今年もあとひと月余りである。振り返ればいろんな出来事があった。信じられない事件が多かった気がする。この後どのような事件に接するのだろうか。安全・安心は私たちの生活の場から遠のいてしまった感じがする。

↑トップへ
 

トップページ


Copyright(C) CHERUB All Rights Reserved.