親父のお買い物

なんか毎日のとほほを更新するのは、あきらめたので昔のお話をするっす。ちまたでは今プロ野球の優勝争いが熾烈で、好きな人はとても気になるようだけどが、おいらは別に気になんないねえ。ま、長島VS王監督の日本シリーズはちょっと興味あるけど、メチャクチャ野球好きってわけでもない。これには深ーい訳があるのさ。

おいらは、地元の小学校じゃなくて国立の付属小学校に通ってたので、近所の子と遊ぶより付属小の子と遊ぶことのほうが多かったのさ。おいらの子供のころはやっぱり巨人の星とかがやっぱあつくて、キャプテン翼の影響なんて受けてないから（っていうか当時なかったし。）やっぱスポーツするなら野球だね。みたいな時代の子供だったのさ。

付属小の子供は、普段接してない子供たちの集まりである地元のリトルリーグにはなかなか溶けこめない。でも巨人の星の世界にはあこがれる。そこでおいらは、もともと人見知りするほうだったけど、勇気を振り絞ってお父さんに「野球がしたい。」って打ち明けたのさ。

おいらの父は「わかった。」っていって次の日グローブを買ってきてくれたんだけど、父はおいらよりはるかに野球知らなくて、買ってくれたグローブがファーストミットだったんだねえ。おいおい、わかる？ファーストミットだよ。みょーな形したやつ。でっかいんだよ。おいらも当時野球しらなかったから、それ持って地元のグラウンド行ったんだけど、６年生でファースト守ってる子も普通のグローブ。そんな変なミット持ってるやつなんかいるはずもない。

当然いきなり変なファーストミット持って現れた付属小の１年生はみんなに変な目でみられるし、みそっかすみたいに、ライト守らせるにしてもファーストミットだしっていうんで当時の監督もすごいおいらのこともてあましてた。結局かわいい１年生の出番はなく、それとなくみんなと違うって思ったおいらがリトルリーグの門をたたくことは２度となっかったのだ。。。

おいおい親父頼むよー！！

P.S自分の子供には普通のグローブ買ってあげよう。(ｰｰ;)