|
旭化成、S林業両社との打合せを平成11年11月に開始しました。旭化成の営業担当はYさん、S林業はKさんです。Yさんは頭の回転がよくやり手といった感じ、Kさんは上品で紳士的な感じの方です。(基本的にこの両社の方々は、設計の方も含めて、皆さん印象が良いのが特徴でした。。。まあ、そのこともこの2社を候補に選んだ理由だったのかもしれません。) S林業さんはプラン作成にあたって敷地調査代が必要になるとのことで、5万円を支払い、スウェーデン式サウディング試験という地盤調査を実施してもらいました。その結果、建設予定地の表面1m程度は硬いものの、1.5〜3.5mの部分が全くユルユルであることが判明。メグママはびっくりしてしまいました。まあ、考えてみれば、地名に「水」が付くし、元は田んぼだったようなので、これでもかなりしっかりと造成していたということなのでしょうね。いずれにせよ、2世帯住宅ともなれば、このままでの建設は危険ということで、地盤改良工事の費用が新たに発生したのでした。
みなさんも地盤調査は絶対実施したほうが良いと思います。いままで住んでいた土地でも地下のことは調べてみなければ分かりませんから。また、地名に「水」に関係した字が付くところは要注意でしょう。軟弱地盤の怖さを知るにはこちらへ。 一方、旭化成の方はプラン作成のために特別な費用は不要とのことで、完成現場見学会やロングライフ住宅見学会に参加させていただきながら、こちらの希望を伝え、プランを検討していただきました。(地盤改良が必要であろうことは旭化成さんにも伝えて大まかに見積もりに加えていただきました。旭化成さんでも着工前にスウェーデン式サウディング試験を実施することになっているのですが、今回はS林業さんで実施していることから、契約後に確認のため再試験をすればよいだろうとのことになりました。) そうこうしているうちに、両社からの最初のプランがそれぞれ提示されてきました。その結果、旭化成さんのプランが2階部分(子世帯)に多少不満な部分があるものの、ほぼこちらの希望を満たしたものであったのに対して、S林業さんのプランは「ちゃんと話を聞いていたの?」といった感じのものでした。そして、家族の気持ちは大きく旭化成さんに傾いたのです。 ところが、12月23日に旭化成のYさんから、SOFITという商品で見積りの提示(とても詳細で明朗な積算でした)があり、26日までに契約してもらえるならとかなり大きな値引きが提案されました。これにはとても悩みました。メグママとゆうくんパパの口喧嘩も起こりました。 一方、S林業さんの方からは、「プランは満足の行くまで何回でも作り直しますし、新年に新しいモデルハウスもオープンするのでせめてそちらを見るまで待ってほしい。」と懇願されてしまいました。 結局、やはり4日間では決心がつかなかったことと、もっと色々な間取りを見てみたいということから、Yさんには申し訳なかったのですが、旭化成との年内契約はお断りしてしまいました。 年末ジャンボが当たるかもしれないし、Y2K問題で社会が混乱して家どころじゃなくなっちゃうかも、、、だから、年内契約にこだわっても仕方ないか・・・なんてことも考えたのでした。 |