日瑞関係のページ |
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HPの狙い |
今から五十年以上も昔の第二次世界大戦下、欧州(特にスイス)に駐在した日本人外交官、武官,民間人の足取りを追いかけています。祖国の戦争に際して、彼らの果たした役割を検証するのが、作者のライフワークとなっております。 しかし彼らに関する一次史料はほとんど残っていないし,書かれたものもほとんどありません。生存される方に話を聞く一方、史料を求めて日本のみならずスイス、アメリカを訪れました。 |
そうして収集した史料は日本中どこにもないものばかりです。その一端の紹介と、史料をもとに書き上げた論文を公開したのが当HPです。現代史に興味のある方は、ぜひご一読下さい。 |
以上はホームページ開設時の狙いです。その後さらに時が過ぎ、戦後はほぼ68年が経過しました。この間、史料はいろいろ見つかりました。「一次史料はほとんど残っていない」と言うのは言いすぎでしょう。 また2012年からは、欧州戦争を少年期に過ごした方の体験記を直接お聞ききし、および写真をお借りして、紹介することに力を注いでいます。特に当時の写真をなるべく多く集めたいと思っています。当時の写真をお持ちの方など紹介いただけると幸いです。(2013年6月) その後、人々の記憶からほとんど消えてしまった人を掘り起こし、紹介したいと考えて続けております。グーグルで検索しても、まったく引っかからないような人です。「これからは情報量が勝負」という言葉を聞きました。そうコンテンツを充実させることが、訪問者を増やす最善の道だと。また終戦直後の日本人にも対象を広げております。 (2016年10月) 戦時中日本に暮らした外国人もテーマに取り上げるようになりました。特に軽井沢、横浜に暮らした外国人がテーマです。彼らの回想録はかなりありますが、英語で書かれているので、日本ではほとんど知られていません。 (2020年6月) コロナ禍で活動の自粛が続く中、ネットのコンテンツから自費出版での書籍化を始めました。まず第一は図書館に収蔵してもらい、自分が収集した情報をいつまでも保存してもらいたいと考えたからです。このホームページもインターネットプロバイダーに依存しておりますが、長い将来を考えた場合、どうなっているかは分かりません。 またその書籍を元に、これまで交流することのなかった分野の方々と会話ができるようになったのも新しい発見、喜びでした。 (2020年12月9日、この時点で2冊出版しております) 訪問の感想など、このリンクからお送りください。よろしくお願いします。 次のような発信も行っています。 日瑞関係のページ(補足版)、日瑞関係のページ(ツィッター) 、 生きているドイツ語(作者のオリジナル独和・和独辞典) 孤独のパスタ(パスタの食べ歩き インスタ)、孤独のパスタ (パスタの食べ歩き ブログ) 居留地(横浜の旧居留地の古い建物 インスタ) |
ジャンル | 題名 | 掲載先 | 時期 |
書籍 | 『第二次世界大戦下の滞日外国人』 (ドイツ人・スイス人の軽井沢・箱根・神戸) | 銀河書籍 | 2023年11月29日 |
『続続 心の糧(戦時下の軽井沢)』 Wartime Karuizawa Vol.3 すべての道は軽井沢に通ず ![]() |
銀河書籍 | 2023年2月22日 | |
『第二次世界大戦下の欧州邦人(フランス編)』 | 銀河書籍 | 2022年7月8日 | |
『続 心の糧 戦時下の軽井沢 Wartime Karuizawa Vol.2 終戦直後の光景を中心に』 | 銀河書籍 | 2022年1月25日 | |
『第二次世界大戦下の欧州邦人(ドイツ・スイス)』 | 銀河書籍 | 2021年7月26日 | |
『第二次世界大戦下の欧州邦人(イタリア編) 』 収蔵図書館:国会図書館、東京・大阪中央図書館他 | 銀河書籍 | 2021年2月16日 | |
『日本郵船 欧州航路を利用した邦人の記録』 収蔵図書館:国会図書館、東京・大阪中央図書館、神奈川県、兵庫県主要図書館他 | 銀河書籍 | 2020年10月20日 | |
『心の糧 戦時下の軽井沢 Wartime Karuizawa』 収蔵図書館:国会図書館、東京・大阪中央図書館、長野県主要図書館 | 銀河書籍 | 2020年9月1日 | |
寄稿文 | 「ウクライナ戦争に想う~第二世界大戦研究家の「戦争論」 日本エッセイスト・クラブ会報 | 日本エッセイスト・クラブ | 2023 冬 |
「心の糧(戦時下の軽井沢) 医師編」 「健康塾通信」 第21号に掲載 | 京都健康管理研究会 | 2023年7月 | |
「雑誌『国際建築』に見る戦前の建築」 | 軽井沢ナショナルトラスト会報 | 2023年No.47 | |
『欧州駐在の今昔』 「健康塾通信」に記事を書きました。2022年4月15日号をクリック。日経の記事が取り持った縁です。 | 京都健康管理研究会 | 2022年4月 | |
『終戦直後の軽井沢』 | 軽井沢ナショナルトラスト会報 | 2022年 No. 46 | |
第2次大戦の欧州を生きた日本人 苦労の軌跡を後世に 文化欄「カバーストーリー」で紹介されました | 日本経済新聞 | 2021年10月4日 | |
『心の糧(戦時下の軽井沢)』 | 軽井沢ナショナルトラスト会報 | 2021年 No. 45 | |
『フランツ・メッツガー(Jr)の体験した戦時下の横、野尻湖 (前編)』 | 日独協会会報 Brücke | 2020年4月号 6,7ページ | |
『フランツ・メッツガー(Jr)の体験した戦時下の横、野尻湖 (後編)』 | 日独協会会報 Brücke | 2020年6月号 2,3ページ | |
『森利子さんが暮らした戦時下の山手』 | 横浜日独協会会報 Der Hafen | 2019年3,4月号 6ページ~ | |
講演 | 第3回 トークイベント「心の糧(戦時下の軽井沢 )」 2024年7月21日 | 軽井沢書店 | 2024年7月21日 |
「第2次世界大戦下の滞日ドイツ人(湘南方面を中心に) 」 | 湘南日独協会 | 2024年6月23日 | |
「心の糧(戦時下の軽井沢)ドイツ人を主体として」 | 旧軽井沢の歴史と景観を守る会 | 2023年8月4日 | |
「第二次世界大戦と在日ドイツ人」 | 東京日独協会 | 2023年6月28日 | |
トークイベント「心の糧【戦時下の軽井沢)」 6月12日の信濃毎日新聞にその様子が報じられました。こちら | 軽井沢書店 | 2023年6月11日 | |
「メッツガー家の在日100年の歴史とチターの調べ」 | 横浜日独協会 | 2022年10月15日 | |
『第二次世界大戦下の欧州邦人(軍人編)~藤村義一中佐のスイス和平工作を中心に~』をオンラインで講演 | インテリジェンス研究所 | 2022年9月10日 | |
『心の糧(戦時下の軽井沢)』 を軽井沢のルヴァン美術館からハイブリッドで講演 | 旧軽井沢の歴史と景観を守る会 | 2022年8月4日 | |
『第二次世界大戦下の欧州邦人 渡欧~孤立~引き揚げ』 をオンラインで講演 | 上智大学 ヨーロッパ研究所 | 2022年1月29日 | |
『心の糧(戦時下の軽井沢)』 トークショー | 軽井沢書店 | 2021年7月10日 | |
『オンライン散策で見る、知る、横浜のドイツ人(開港から第二次世界大戦まで)』をオンラインで講演。 | 横浜日独協会 | 2021年5月29日 | |
『横浜 ぶらドイツ』 オンラインで、横浜とドイツ人の関わりを開港時期から終戦まで話しました。 | 東京日独協会 | 2021年3月28日 | |
『ベルリンオリンピックの証人』 | 横浜日独協会 | 2014年9月20日 | |
『スイスにおける日本人和平工作の一次史料による検証』 | スイス史研究会 | 2000年12月2日 | |
協力 | NHK番組 「発見 昭和天皇御進講メモ~戦時下 知られざる外交戦~」最後に「資料提供」として私の名前が出ました。 | NHK総合 | 2023年8月7日 |
ドイツ海軍兵士の墓前祭で、フォン・ゲッツエ大使、ツォルン連邦軍総監他が出席する中、開会の挨拶を行いました。冒頭に筆者の写真有り。 | 根岸外人墓地 | 2021年11月7日 | |
「1936ベルリンの熱狂を見た」という記事が、私の『ベルリンオリンピックの証人』などを参考にして書かれました。私の名前も載っています。 | 朝日新聞 | 2020年10月13日 夕刊 | |
ETV特集『よみがえるアーカイブ 第1回 日本とイタリア』: 日伊国交樹立150周年記念番組に取材協力者として、番組最後に私の名前が出ました。 | NHK Eテレ | 2018年1月6日 | |
『西村伊作とその子供たち』:企画展の展示資料収集に協力し会場に謝辞と共に私の名前が出ました。 | ルヴァン美術館 | 2018年6月10日~11月4日 | |
「日本郵船 欧州航路を利用した邦人の記録」のプリントアウトを手に取ってみることが出来るそうです。 | 神戸大学海事博物館 | 2016年 | |
引用 | パリの「敵性」日本人たち (藤森晶子) 「おわりに」で資料提供者として謝辞を述べられた。 | 岩波書店 | 2023年12月 |
関口俊吾のベトナム―1944年のハノイ、サイゴンでの展覧会を中心に― (白百合女子大学 研究紀要) 筆者の「関口俊吾」から引用されている。 | 二村淳子 | 2021年12月 | |
『中古品、少し書き込みあり』 (北九州大学紀要) 「心の糧(戦時下の軽井沢)」より引用 | 岩本真理子 | 2019年 | |
『第二次大戦期中立国スペイン・ポルトガルでの日本の情報活動と外交・軍事への影響』 拓殖大学 機関リポジトリ 大戦中の日本とスイスの関係全般については、大堀聰氏の「日瑞関係のページ」を参照」と紹介されている。 | 宮杉浩泰 | 2018年 | |
『変節と愛国 外交官・牛場信彦の生涯』 「徳永太郎、下枝(しづえ)ー若い外交官夫婦は以下に欧州戦争を体験したか?」より引用 | 浅海保 文春新書 | 2017年 | |
『日本・欧米間、戦時下の旅 』 「スイス研究会・日瑞関係のページ」として参考文献に挙がっている。 | 泉孝英 淡交社 | 2005年 | |
『幻の終戦工作』: 「藤村工作については、XXX氏(筆者名)がインターネットに設けているホームページで詳細に分析している。興味のある方は参照されたい」と暖かい言葉を載せている。 | 竹内修司 文春新書 | 2005年 | |
『滞欧時代(1940~1948年)の笠信太郎』 (雑誌『インテリジェンス』) 「スイス史研究者」として数か所で引用されている。 | 吉田則昭 | 2002年 | |
Wikipedia | 『べーリック・ホール』に「続 心の糧(戦時下の軽井沢)」 から引用 | ||
『ヘルマン・ウォルシュケ』 : メッツガーの子息からの聞き書きとして紹介した部分が引用されて、Brückeの記事へのリンクが張られている。 | |||
『軽井沢』: 疎開した外国人の名前が引用されています。 | |||
『藤村義朗 (海軍軍人)』: 日瑞関係のページ - 「藤村義一」の箇所に、藤村自身の手記と資料とを比較照合した内容を掲載。竹内(2005年)には本サイトが主要参照・引用文献の一つに挙げられている。 | |||
『光延東洋』: 外部リンク、「光延東洋海軍武官一家が体験した戦時下の欧州」 - 遺族から提供された写真などの資料あり。 | |||
『加瀬俊一 (1920年入省)』: 「日瑞関係のページ」 - 竹内(2005年)では参考文献の一つに挙げられている。 |
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