月曜日−a.m.01:52/湾岸都市グラン
(筆者注)
※台詞の引用部分は斜体字で表記しています。
※台詞の前には、場面から判断してその発言の主であろうと思われる人物の名前を記しています。
※表記は原則として可能な限り作品内で用いられた通りのものを用いています。
※時々改行の位置等が不自然な場合があるのは上記の理由によるものです。
※解説文における一部の強調体の使用に関しては、どうか目を瞑ってください。
※その他、訂正・指摘・フォロー・褒美・地獄のリゾートなどありましたら掲示板かメールにてご連絡下さい。
連邦法務長官 ジャック・レイソン
「忌むべきスレイヴァーの狂信から
都市をひとつ奪い返してもらいたい」(STAGE1/開始前、連邦首都プラハにて、本作の主人公・麒麟に対しての依頼の場面で)
※恐らくはユニットバス完備の自室に上半身裸で屹立する連邦法務長官という初っ端の光景からして
この作品の横溢せんばかりの濃厚さを物語っておりますが、詳細なバックストーリーがいかなる
媒体においても語られていないので残りは我々の享受し捏ね繰り回すところの妄想に頼るしかありません。
勿論背景物語の少なさとしては卓越した体術と殺戮の技を兼ね備えた「狄」たる麒麟も
どっこいどっこいではありますが、そんなもの…「過去」は彼には必要ないのでしょう。
肉体を切り刻み、魂を食らう、人間を超えた人間としての。
厳密に言えばこれは月曜日の台詞ではないのかもしれませんが(麒麟がSTAGE1たる湾岸都市グランに
潜入する前の依頼場面)、然るべき箇所がないのでここに併記させて頂きました。
スレイヴァー
「神の領界を侵すは だれぞ!」
(STAGE1/クリア場面にて)
※神の「領界」。それは「浸透」によって実質的に支配された宗教都市を指し示すのか。
それとも、己の存在に迫らんとする麒麟の業を指し示すのか。
遠回しゆえに割と実用的な言い回しかもしれません。ここでライバルに差をつけよう!
謎のおやじ(? 情報求む)
「ガハハハハ!
死にたくなければ
おもいきり駆けおりて
ギリギリで とんでみせろ!」
「オレに追いつかれる
まえになッ!」
(STAGE2/下り坂で麒麟の後背から猛追してくる際に、勝ち誇ったように)
※…っつーか、あンた誰ですカ?
…先のステージ1で珍妙な物質(MATERIAL)の上にすっくと立ちすくんでいたおやじとの関係が気になりますが、
後背からの装甲車による奇襲を避けながら急斜面を駆け下りさせるという
世間一般で言うところの「シベリア大走破」的シチュエイションに惑溺し陶酔するあまりか、
わざわざ「サンセットライダーズ」(コナミ)1面も裸足で逃げ出すほどの
親切心溢れるアドヴァイスまで提言してたりします。
スレイヴァー(偶像)
「欲望に駆られた 卑しきブタどもめ
スレイヴァーが飼い馴らしてくれる」
(STAGE2/教団の総本山と思われる寺院の入口にて、室内全体に響きわたるように)
※「飼い馴らす存在」、それこそが「スレイヴァー(SLAVER)」。
狂信の中枢であるこの寺院。
一心不乱に拝み、平伏す数多の信者。
見上げる先には…ゆうに数十メートルはあろうかという立像。
…本作品で1,2を争うほどにステキで実用的な台詞です。
ただ、あまり濫用しすぎて対人関係を損なうことのないようにと
形式上の注意だけはさせて頂きたく思う所存であります。
ジャック・レイソン
「この騒ぎは 一体なにごとだッ!
スレイヴァー ただではすまんぞ!」
「狂信者どもを逮捕しろ」
「ごくろうだった 麒麟
たっぷり 褒美をくれてやる」
(STAGE2/ボスを倒した後、寺院内にて、多数の部下と共に)
※「逮捕しろ」の部分ではちゃんと捜査令状のようなものを突きつけてたりします。
その後部下が信者を特殊な装置で拘束しているのですがそれはさておき。
ここの帽子姿(法務部の正装ですか?)のレイソンの悪人面たるや
「むしろ逮捕されるべきはお前じゃないか?」という心無いツッコミも何処吹く風といったところです。